秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

冬の湯治旅

2022年12月17日 20時06分54秒 | 旅行
体調が 戻りぬ冬の 湯治旅
          那須塩原・大丸 温泉
 
 今回は、珍しく疲労感を覚え、湯治旅に出ました。今回の旅は、私には初めて、旅館を一歩も出ず。部屋で、本を読み、京都の旅の写真を整理し、俳句写真を作り、携帯ギターで練習。お酒は一滴も飲む気にならず。
 旅の初めは体重が減り、この点は内心喜んでいたのですが、食欲が昨日より出始めましたら、正直なもので、直ぐ、1キロ戻りました。
 明日、帰京します。生活のペース、食生活に一工夫できたらな~、と思っていますが・・・

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2022年12月17日 17時09分31秒 | 旅行

雪のふる 弛緩心身 露天風呂
              大丸温泉旅館

 雪の本当の怖さを知らないからなのでしょうが、私には、雪景色は「なんとなく良い」、「何となく心安らぐ」、という感じです。
 ここの湯は、肌に優しい感じで、小さい頃のわが家の井戸水の香りと味がします。私の勝手な形容は、鉄の香り、鉄の味・・・


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障子の強さ

2022年12月17日 16時03分56秒 | 旅行

障子一枚 開けるや寒気 押し寄せる
  今さらに知る 障子の強さ
                    大丸温泉旅館


 今朝、目覚めて外の景色を見ようと障子を開けましたら、寒気がどっと押し寄せました。このたった一枚の紙の障子が、ガラス窓から部屋に入ろうとする寒気を押しとどめていた思うと、紙って強いな~、障子って大したもんだ~、と感心しました。確かに、ガラス戸がなかった時代の時代劇では、木の雨戸の次に障子が控えていて中の部屋を守っていたような・・・


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凍てる怖さ

2022年12月17日 13時56分02秒 | 旅行

手袋を とりてシャッター 手は凍てり
                  大丸温泉

死のよぎる結氷湖上朝一人

       2013年2月 網走湖にて

 旅館を出た時は、帽子、手袋、ダウンコートと重装備でしたので寒さは全く感じず、雪道の散策を景色もキュッ、キュッという足音も楽しんでいました。そして、写真を撮るために初めて手袋を外し、アングルを決めていましたら、急に手が冷たさで痛くなり、慌ててシャッターを切って手袋をはめました。後で、宿の人にこの話をしましたら、外は零度以下ですよ、と笑いながら説明してくれました。
 この時、2013年に流氷ツアーでオホーツク海に行きました時のことを思い出した。網走湖畔のホテルに一泊し、翌朝、ほのぼのと明かるくなるのを待ちまして、一人散策に出、湖上を中心に向かって歩きました。初めはすがすがしい気持ちで歩いていましたが、ふと、寒さが突き刺すように体の中に入ってくるように感じました。その後からは、体の芯まで寒さを感じました。周りには誰もいません。急いで戻り、小走りにして体を温めようとしましたが、冷え込むばかりです。だめかもしれないな、と思うことたびたびで、ほうほうの体でホテルのドアを開け、中に入りました。その時、「アッタカイ~」と感じたことを今でも覚えています。
 北の地の寒さを侮ってはいけない、と深く反省しました。
 今回は程度は全く違いますが、零度以下の寒さの怖さを改めて実感しました。

 

 

 


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大丸温泉で初の雪

2022年12月17日 13時15分06秒 | 旅行
旅先で 初雪ひとり 踏み歩く
  意外や遥か 筑波のぞめり
                大丸温泉
 
 
 ここ那須岳東麓の大丸(おおまる)温泉が海抜1200メートルを超す高さにあるとは知らずに来ましたら、雪が降っていました。私にとってはこの冬の初雪で、宿のチェックインを終え、雪景色を見たく直ぐに一人だけ旅館を出ました。誰もいない雪道をキュッ、キュッと音をさせながら踏み歩く、ヨカ気分でした。
 旅館より下の方にある大丸駐車場(標高1260m)には低い展望台があります。東を眺めると遥か遠くに低い山並みが連なり、一か所だけ少し高くなっています。眺望説明図を見ると、筑波山、と書かれています。日本地図が頭に入っていませんでしたので、栃木のここから筑波山が見えるとは意外でした。ここから筑波山の山並みとの間には、山らしい山、ないし山並みが一つも見当たりません。

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