家康は見ぬや五月の鱗雲
日本平夢テラス

この写真は5月14日に撮ったもので、5月なのに秋の季語である鱗雲が出ていることに、違和感を覚えました。 「自分の遺体は駿府の久能山に葬り」と遺言した家康は、この地を愛していたのでしょう。 久能山の五月の空に鱗雲! かつての家康が目にすることはなかった光景と思うと、感慨深いものがありました。
昨今の異常気象・・・
5月13日に89歳で逝去された「世界一貧しい大統領」と言われた南米ウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領が、2012年6月、ブラジルのリオデジャネイロで開催された国連持続可能な開発会議(リオ+20)で演説された言葉の数々が思い浮かびます。
「我々が今挑戦しようとする目の前の巨大な困難は、決して環境問題ではなく、明らかに政治の問題なのです。」
「今この行き過ぎた消費主義こそが、地球を傷つけ、さらなる消費を促しています。」
「古代の思想家たちは、・・・『貧しい人とは少ししかものを持っていない人ではなく、もっともっとといくらあっても満足しない人のことだ』と言っています。」
「『水問題』や『環境の危機』がことの本質ではないということです。見直すべきは我々が築いてきた文明の在り方であり、我々の生き方です。」
「発展は、『人類の幸せ』『愛』『子育て』『友達を持つこと』、そして『必要最低限のもので満足する』ためにあるべきものなんです。」
自分の消費生活を見直す・・・