秀山の俳句写真日記

日々の生活、旅先での出逢い・思いを俳句、写真、文にした徒然日記です

寒ゆるむや 百花繚乱 町の中

2022年03月29日 11時01分40秒 | 日記
寒ゆるむや 百花繚乱 町の中
寒ゆるむや 桜満開 町の中
       仙台堀川公園にて
 
 
 
 自然は常ならず 時として一挙変化(へんげ)
   時に美し 時に恐ろし

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コロナ禍や 歩き花見をと 注意書

2022年03月29日 02時57分43秒 | 日記
コロナ禍や 歩き花見をと 注意書
寒ゆるみ 一夜で満つる 桜かな
           仙台堀川公園にて
 
 
 昨晩、プールの帰りに見た桜はまだ五分咲きでした。今朝、目覚めた時、少し暖かくなったかもと思ってマンション13階より仙台堀川公園を見ましたら満開の様子。で、お昼ご飯は奥さんと二人で桜の下でと思いましたら、飲食はお控えくださいとの注意書。花見は歩き、食事と一杯はレストラン、これがコロナ禍でのお花見かと思った次第です。

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汝に会ひに 来にけり礼文 敦盛草

2022年03月28日 01時37分20秒 | 旅行
汝に会ひに 来にけり礼文 敦盛草
レブンアツモリソウ 心にともる ほのぼのと
見入るほど 礼文敦盛 去り難く
       礼文町高山植物園にて
 
 
 
 
 レブンアツモリソウ(礼文敦盛草)を見ることは長年の夢でした。レブンアツモリソウはラン科の一種で、その開花時期は5月下旬から6月下旬です。今回の礼文・利尻の旅は7月でしたが、幸いにも礼文町高山植物園で会うことが出来ました。
 レブンアツモリソウは礼文島にのみ分布し、他の地域で咲くアツモリソウの花はピンクや赤紫色です。レブンアツモリソウは淡黄白(クリーム)色で、高貴な感じがします。
 
 アツモリソウの英名は「Ladys Slippers」や「Slipper Orchid(蘭)」で、あまりに即物的で夢がありません。
 レブンアツモリソウの英名を検索しましたが、下記の学名しか見つかりませんでした。
 学名はCypripedium macranthos var. rebunense、
 意味は;Cypripedium(アツモリソウ属)、 macranthos (大きな花、蘭)、var. (varietas変種)、rebunense(礼文の) 
 
 敦盛草の名前は、花の形を平家物語に出てくる平敦盛(たいらのあつもり)が背負っていた母衣(ほろ)に見立てて名づけられたとのことです。母衣とは、背中に流れ矢を受けるのを防ぐ役割を持つ布です。この花を前に、吉川英治さんの新平家物語の一場面を思い浮かべもしましたが、けっこう長い時間、ただただ見入っていました。
 今回で、ようやく礼文で出逢いましたお花の紹介を終わります。次回からは、利尻島のお花巡りをさせていただきます。

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アリさんと共生レブンウスユキソウ

2022年03月26日 23時42分00秒 | 旅行

アリさんと共生レブンウスユキソウ

 

 こういう虫さんとお花さんの出逢う場面に出逢えますと、ファインダー越しに観ながら心ワクワクします。しかも、北方領土を除いて、日本の最北端の礼文島!で、です。

 また、思います、同じ種同士が殺し合う人間のなんと愚かなことか!!! 同時に、独裁者の末路がいかに惨めなものか、人間の長い歴史が語っています。ウクライナの人々の選択、私には極めて重くのしかかってきます。

 民主主義に勝利を! ウクライナに平和を!


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海霧に耐え育てられ礼文薄雪草

2022年03月26日 22時43分47秒 | 旅行
海霧に耐え育てられ礼文薄雪草
        海霧:じり
   レブンウスユキソウ群生地にて
 
 
 この花は礼文島固有種で、群生地は香深(かふか)港から歩いて行ける海に面したかなり急な斜面にあります。お花ガイドさんの説明では、礼文島は霧の島とも言われるくらい夏でも霧の日が多く、気温も下がります。海から吹き上げてくる風もかなり強烈です。この群生地はかなり厳しい環境にあるのですが、この海からの霧が、川などの水の供給源の無い斜面に咲くお花に水分を供給し、礼文島を高山植物の花の島にしてくれているそうです。霧は礼文島の高山植物たちにとっては恵みでもあるとのことです。
 礼文島でしか見られないこの花の花言葉は「初恋の感動、尊い記憶、大切な思い出」。日本の最北端の島でこの花に出逢え、良い思い出となりました。

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