我が家を見る人が見れば、「農村出身者」だと判る。
家の前の生垣に、「仏花」の木が植えてあるから。
農村部では、タラート=市場の花屋も無いので、仏花は自給自足しなければならない。
各家の前に必ずといっていいほど、仏花の木が植えてある。
仏事の時、その花をお供えするのだ。
16年前、この家に引越した時、田舎から苗木を持ってきて植えたのが、生垣の半分以上を占めている。
野生種に近いので、繁殖力が強い。
5弁の一重で、素朴な花。
最近は田舎でも、八重の栽培種の仏花が増えているという。
上の写真が八重の栽培種の花。
生垣には、都会の家の定番である赤い「ドク・ケム=針の花」も植えてあるが、「仏花」の勢いにおされ気味である。
私の両親と妻の父親の遺影に、「仏花」をお供えをしました。
どうぞ、子や孫たちをお守りください。