燃料の誤注入騒動から1日経過した昨日の朝のこと。
燃料タンクの底ブタを点検すると、燃料が滲だして微量だが漏れている。
イスズ販売店のサービス工場に車をいれる。
受け付けてくれたフロント担当は、10年来の顔見知り。
整備士を長く務めていて、数年前から窓口に移動した。
義理の長男のサッカー仲間でもある。
経過を説明して、底ブタの点検とブレーキ点検も併せて依頼する。
サービス工場の現場では、ブレーキ点検から始めた。
ブレーキ点検終了後、底ブタの点検だが、新米の整備士が「どうしたものか?」と首をひねっている。
私は{これはヤバイ!締めすぎてネジ山をつぶしかねない}と危惧し、「ちょっと待って!古い人を呼ぶから」と。
あのフロント担当を呼び寄せる。
さすがはベテラン。すぐに問題点を見つける。底ブタを締めているナットにかましたワッシャーがずれているのだ。
彼の指示で、ナットを緩めワッシャーを真っ直ぐにして、締めなおす。最後にシリコン剤のようなものをスプレーで吹き付けて仕上げる。
「これで大丈夫でしょう。また漏れるようなら来てください。」と。
その後、書類手続きが終了するのをフロント待合で待つ。
彼が妻に呼びかける。「メー{お母さん}、今回は点検だけなので無料にしておきます。」
我々の財布を「忖度」して、裁量してくれたのだろう。
お礼を言って、帰宅する。
タイが人脈社会なのを再確認した。
PS
今朝、底ブタを点検したが、異常なし。