昨日の午後、妻が住宅地内に入ってきたバキュームカーを呼び込んだ。
我が家の自然処理システムが不調で、「汲み取り」をたのんだのだ。
コンクリート製の処理枡1箇所で300バーツ、2箇所たのんだので600バーツの支払いとなった。
タイでは下水処理施設というものが無いので、水洗トイレの下水の処理は次の2方式となる。
1-貯蔵システム
大きいビルや市街地の家屋は、地下にプラスチック製のタンクを埋め込みそこの溜め込む。満タンになれば、バキュームカーがきて汲み取る。バキュームカーはココナツ・ヤシ園などに肥料として投棄したり、荒野に投棄する。
2-自然処理システム
処理枡=径80cmぐらいのコンクリート管を1,8mほどの深さに埋め込み、上面は蓋をするが底は地面のまま。ここにトイレの下水が溜まるのだが、下が地面なので下水は浸透していく。暑い国なので浸透していくうちに分解していき自然に処理ができる。
我が家の処理枡の下の地面が固くなり、浸透しにくくなっていると思われる。
汲み取りをしてもらったので、いま水洗トイレは快調。
さてさて、このまま自然処理システムが働いてくれますかねー。