昨日の写真に小さく映っていた「さるすべり」の木です。銀杏の左前方に立っています。あまり大きくはありませんが、アップで写すと存在感があります。
「さるすべり」とはよく云ったもので、本当にツルツルした幹です。あまり大きくないので、大きな銀杏の木のそばで、あまり目立たなかったのですが、夏頃には花を付けるということです。少々、驚きました。
「さるすべり」という名前よりも、花に詳しい方には、別名の「百日紅」(ひゃくじつこう)という花の名前の方がポピュラーなのかもしれません。
◆「さるすべり」メモ…みそはぎ科サルスベリ属の落葉高木。平滑な幹を持ち、高さ3m~7m。夏から秋に、枝の先に、複総状花序の紅色または白色の花をつける。
名前の由来は、「百日紅」とは、百日にわたり花が咲くということから、「さるすべり」は、幹がつるつるで猿でも滑りそうだということから付けられた。
4月には芽が出ていないが、5月と共に芽を吹き、急に枝を出し葉を茂らしてゆく。毎年新しい枝を剪定されても、また長い枝を出して先端に花を付ける。
百日紅という名前も良くできている。6月の末から咲き出して、ほぼ100日、夏を通して紅の花を付け続けてくれる。花の乏しい季節に、長く彩りを添えてくれる木である。
中国原産であるが、江戸時代には、すでに日本に渡来していたということである。
今年は、初秋の頃、ぜひ「百日紅」の花を、この目で見てみたいものです。
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