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2083ゼミに行ってきたPart7:関西のゲ音好き集結編(テルミンもあり)

2010-11-25 21:56:00 | イベントレポート
11月21日(日)に開催された、第7回2083ゼミ(in関西)に行ってきましたー。
その様子をレポートしたいと思います。

2083ゼミとは、ゲーム音楽演奏会情報のポータルサイト
「2083WEB」から始まった、ゲーム音楽研究団体としての集会。
いつもは東京で月1のペースで開催されていますが、
今回はin関西ということで、大阪に出張しての開催となります。

※あ、第6回のレポ飛ばして第7回のを先に上げてますけど、
別に忘れてるわけじゃないっすからね!w 第6回のレポはまた後日上げます。
(で、あさってにはもう第8回が開催されるという・・・ww;)






場所は、大阪市旭区の城北市民学習センター
その中の一室を借りて行われました。




参加者は34名!
いつもは定員30名ですが、大阪での開催は不定期となるため
今回は若干増員となりました。




室内前方にあるホワイトボード右側には日付が書かれ、
なんだかちょっと学校の教室のような雰囲気でもありました。w




まずはひとりひとりの自己紹介タイム。
関東のゼミでは固定メンバーが多いので、自己紹介は初参加の方だけに
限って実施しているのですが、今回は初の関西開催ということで
全員ひとりずつ自己紹介しました。

なお、写真にずらっと並んで写っているのは、関西を中心に活動する
ゲーム音楽吹奏楽団、LEWO(ラストエリクサーウインドオーケストラ)
御一行様ですね。
LEWOさんだけで参加人数の約3分の1を占めていましたw

このほかにも、ゲーム音楽好きな方、ゲーム音楽の楽団に所属されている方、
プロのゲーム音楽作曲家の方など、様々な人が参加されてました。


自己紹介が済んだあとは、2083代表のだよタンさんから、2083についてや、
9月に発行した2083フリーペーパー、これまでの活動などについて話がありました。






お次は、1980年代から2010年現在に至るまでの、
ゲームとゲーム音楽の歴史についてだよタンさんからの解説を受けながら
追っていきました。

ゲームの歴史は、歴代のハードウェアや、各年に出た主要なソフトウェア、
スクエニ合併などの印象的な出来事について、途中「スーファミ持ってる人?」など
質問も交えながら紹介されました。
(手を上げる人によってハードの人気度がわかりましたねw)
あとFFは、X-2の頃までは出る頻度がやたらと高くて、出るたびに笑いが起こってましたw

ゲーム音楽の歴史は、ゲーム音楽として初めてのサントラアルバムとなる
1984年発売『ビデオ・ゲーム・ミュージック』(細野晴臣氏プロデュース)を皮切りに、
各ゲーム音楽コンサート(ドラクエのファミリークラシックコンサートなど)の歴史、
各ゲームメーカーが行っていたバンド活動(ZUNTATA、コナミ矩形波倶楽部など)、
ゲーム音楽を演奏するアマチュア楽団の歴史などについて紹介されました。
ゲーム、そしてゲーム音楽の、30年弱に渡る流れを
改めて追うことができ、有意義な時間だったと思います。

また、ゼミには各ゲーム音楽演奏楽団の設立者や代表の方がいらしていたので
その設立経緯についての説明もなされました。
最近は、前述のLEWOさんや、12月に演奏会を開催するラピスドリームオーケストラさん、
京都のKyoto Game Music Wind Orchestra(仮)さんなど、関西でも多くの楽団が
動き始めているようなので、今後が楽しみですねー。


その後は演奏タイム!
5組のグループが様々なゲーム音楽を演奏しました。
(ちなみに演奏順番はあみだクジで決めてたんですけど、
仕組んであったんちゃう?ってくらいベストな流れでしたw)




・ドラゴンクエストV『序曲のマーチ』
(フルート、クラリネット)

ドラクエ序曲のアンサンブルですね。
オケのイメージが強いですけど、アンサンブルでってのもなかなか新鮮でしたねー。
普段よく聴くオケでの序曲よりも柔らかい印象で、聴いてて心地よかったです。




・FF5『はるかなる故郷』/ FF6『街角の子供達』『アリア』/
 『ファイナルファンタジー』
(テルミン)

テルミンきた!!!
テルミンとは電子楽器の一種で、本体には手を触れることなく、
本体から伸びた2本のアンテナに向かって空中の手の位置を変えることによって
音程や音量を調節する・・・という楽器ですね。
(マンガ「のだめカンタービレ」でも作中に出てきたみたいですね)




いやー、テルミン見たのは初めてだったんですけど、かなり衝撃的でした。
手を触れないで音を奏でる、っていうのがとてもなんというか
言葉にできないほど度肝を抜かれましたね。
というかちょい怖かったです;w まるで超能力のようでした。

音も、ゆらめく電子音のような・・・不思議な感じでした。
聞く所によると、この楽器はヴァイオリンよりも奏でるのが難しいそうで;;
いやー素晴らしかったです。いいもの見させてもらいました!






・MOTHER『Eight Melodies』、タイトル画面の曲、『Pollyanna (I believe in You)』/
 スーパーマリオブラザーズ 地上BGM/ゼルダの伝説 メインテーマ/
 FF3『悠久の風』/ドクターマリオ『FEVER』、など
(ピアノ)

ご覧の通り、マリオのコスプレをしたマリオピアニストさんが
いろんなゲームの曲をメドレーで演奏してくれました!

マリオがコインを取る時の音、1UPした時の音、ゲームオーバーになった時の音、
ドクターマリオでウイルスを連鎖消しした時の音、
ゼルダで謎を解いた時の音(エバラのごまだれ♪)、
ドラクエで宿屋に泊まった時の音など、
たくさんの効果音が挿入されてて、聴いててとても楽しかったです!

特にスペランカー先生がお亡くなりになった時の音は
笑いが起きてました。しかも連続で死んでた。w




・クロノクロス『RADICAL DREAMERS ~盗めない宝石~』
(アコースティックギター、アルトサックス)

アコギとサックス、それぞれの優しい音色が奏でるアンサンブル。
ラジカルドリーマーズはやっぱいいっすねー。
これは癒されました!
楽器からマイナスイオン発生してるんちゃうかと思ったくらいです。






・ドラゴンクエストIIIメドレー
(ピアノ)

本職のゲーム音楽作曲家の方による演奏!
町、城、フィールド曲、戦闘曲など、ドラクエ3の曲を序曲以外
すべてやってしまうというものでした。
演奏時間はもちろん、演奏技術もものすごいものがありました;
特に最後の『勇者の挑戦』の早弾きはゾクッと来るものがありましたねー。
素晴らしかったです! ドラクエへのあふれる愛を感じました。
動画もアップされているので紹介しておきますね。







でもってゼミは終了、希望者で飲み屋に移動。




二次会。
ここでもさまざまなゲームトークが繰り広げられてました。
座敷だったので、ずりずり動いていろいろ話せたのがよかったですねー。
うちのテーブルではなぜかドラクエのエスターク話で盛り上がってましたw




そんなこんなで初の関西ゼミは無事終了したのでした。
関西のゲーム音楽好きの方と実際にお会いでき、交流できて楽しかったです。
ゼミの開催はどうしても東京がメインになってしまいますが、
ぜひまた関西でもやりたいですね!
(名古屋など、大阪以外での開催も今後あるかもしれません)


余談:
飲み屋下のエレベーター乗り場にあった、気になるもの。





「ビッグブリッヂ」
ちょ! FFファンとしては気になってしょうがない!!w
(これ見て反射的にビッグブリッヂの死闘が脳内再生されました)

http://www.dsf2007.com/
一応アクセスしてみましたけど、何のサイトなのかよく分かりませんでした。
興味のある人はアクセスしてみてください。w


余談2:


マリオピアニストさんが持っていたファミコン型名刺入れ。
まんまファミコン! いいっすねこのデザインw


◇関連記事
ドラクエFF生演奏もあり:2083ゼミに行ってきた(2010/5/9)
2083ゼミに行ってきたPart2:ゲーム音楽研究団体、発足編(2010/6/20)
2083ゼミに行ってきたPart3:和楽器かっこいいですとも編(2010/7/24)
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コメント (6)
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