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ナスダストラップ

日々の生活で、見たこと聞いたこと感じたこと考えたことをそこはかとなく書き綴るブログ

T内

2015年07月26日 | T内
会社の夏休みを利用して大阪観光に行ってきたで。

1日目
雨やから予定変更してあべのハルカスへ、平日の朝一やからガラガラや。
地上300mは人がゴミのように見えるのに十分な高さやで。

次いで梅田へ、私鉄だと梅田駅やのにJRだと大阪駅、ややこしいな。
大阪駅の大屋根を撮影。何でか外国人に人気らしい梅田スカイビルも激写。

あと、JR大阪駅と阪急梅田駅の連絡通路にある換気口ほんまコワイ。
怖いの平気な人は「大阪駅 換気口」で検索してや。

    

    


2日目
万博記念公園へ、雨を避けて国立民俗学博物館を見学。むっちゃ広い。
民族学はあんまり興味ないけど、タイで星の王子様がBLになってることだけはよく分かったで。

旧鉄鋼館を改装して記念館としたEXPO’70パビリオンを見学。
当時の熱気を感じるで。もうあないなお祭りはあらへんやろな。
※まぁ、ディズニーランド+シー+USJ合わせて年4000万人集客も現代のお祭りとして尋常やないが。

太陽の塔を取り囲んでいたお祭り広場の大屋根が108×292mと知り驚きや。
横倒しにしたあべのハルカスより広いやんけ。

で、太陽の塔を激写。
期待を裏切らん巨大さ、圧倒感が凄いねん。ほんで裏側には黒い太陽の顔がある。
45年経った今でもその存在感は変わらへん。立派なもんや。

その後公園を散策したねんけどさらさら回りきらん。
何しろ大阪万博の開催敷地面積は、ディズニーランドとディズニーシーの合計面積の3.3倍もあるねん。
愛知万博と比べても約2倍やで。アカン、足が逝ってまう。

    

      

  


3日目
2日目に宿泊したアイ・アイ・ランドを激写。
というのも今回の旅行の一番の目的は、瀧光夫氏の設計した施設
「アイ・アイ・ランド」と「服部緑地 都市緑化植物園」を見ることなんや。
去年、瀧光夫氏の建築の魅力に開眼して計画したんやで。

アイ・アイ・ランドは公園内に建てられた低層の宿泊施設で、
1992年に日本建築学会賞を取ってんねん。
とにかくこの建物、緑と光へのこだわりが半端ない。

森に溶け込むように各セクションが配置され、中心部には水の流れる中庭がある。
中庭の周りは全面ガラス張りで、中庭を回る廊下からはどこからでも中庭が見えるようになっとる。
ラウンジには面積に対して不釣り合いなほど大きいトップライトがあって、
造りつけの室内花壇もぎょうさんある。

それだけやない、多目的トイレを見たら天井を深くくり抜いてトップライトを設けてるねん。
どんだけトップライト好きやねん。

あと段差やね。最近はバリアフリーの観点から段差は排除されがちや、
せやけど空間に面白味を持たせるためには段差は重要な要素やねん。

中庭に面するラウンジは、吹き抜け、トップライト、緑、段差が効果的に配置され
面白味があって居心地のええ空間を作っとる。

瀧氏は段差解消のためのスロープを敢えて空間中央に配置する事があってん
この建物にもその特徴があるで、スロープを邪魔ものやなしに設計上のアクセントとして使こうとるんや。

      

    

  


最後に服部緑地都市緑化植物園を見学。
これは1984年の作品や、建物は小振りやけど瀧氏の建築の特徴が良く出とる。
洗い出し加工の路面、カスケード、丸と四角を組み合わせた池、立体的に入り組んだ設計、独立した梁、
ええなぁ・・・

    

    

T内

2015年06月27日 | T内
携帯電話として「N905iμ」を使っていたが、
液晶のバックライトにお亡くなりになる兆候が見られたため慌てて白ロムを購入
機種は「N906iμ」

私の携帯遍歴は以下の通り
N503iS → N905iμ → N906iμ(今ココ)

N503iSは6年使ったが故障知らずだった。
ハードも丈夫。

N905iμは3年前後でバックライトが壊れるため2台で乗り継いで7年使用。
N906iμはN905iμとほぼ同じ設計なので、やはり3年前後で壊れるだろう。


それまでには安いスマホの料金プランが出ているはず・・・

T内

2015年04月30日 | T内
ロボットがアマゾンの倉庫作業員を救う?
http://www.gizmodo.jp/2014/12/post_16028.html


インターネット通販大手のamazonは、移動式の棚を使いピッキング作業の効率化を進めているという。

※ピッキング作業とはたくさんある商品の中から
 目的の商品を取ってくる作業の事である。

この移動棚ピッキングシステム、一目では効率的なのか疑問であった。
というのはamazonには膨大な注文が入るため
固定棚のピッキング作業でもかなりの効率化が見込めるのである。
しかし、少し考えると確かに移動棚の方が効率的のようである。


固定棚ピッキングの効率化はこうである。
まず、さまざまな注文から一つの棚の列の注文を全てまとめる。
そしてそれを1人のスタッフがピッキングする。

すると一つの棚の列を通る間にいくつもの商品をピッキングできる。
1次ピッキングされた商品を集めて2次ピッキングを行い一つの注文内容を一まとめにする。

重要なのは商品一つ当たりの平均ピッキング時間である。
これは商品数が増えるほど伸びていく。
商品数が1つしかなければ、商品を探す手間は0でピッキング時間はとても短くて済む。

恐らく、商品アイテム数が少なければ移動棚のメリットは小さいと思う。
数万アイテムか数十万アイテムかどこかに臨界点があって
それ以上では移動棚ピッキングの方が平均ピッキング時間が短くなるのだろう。

移動棚ピッキングでは固定棚ピッキングのようにピッキングを2段階に分ける必要もない。

棚が次々移動してくるので、平均ピッキング時間は20秒も掛からないのではないか。
1人7時間労働で1200アイテム以上ピッキングできることになる。

移動棚ピッキングは、いうなればピッキング作業のパイプライン化・ベルトコンベア化である。

T内

2015年04月05日 | T内
「データの見えざる手 ウェアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則」を読む。


読書中・・・。


著者は言う
人の幸せは加速度センサーで測れる
人間の活動の限界は熱力学の公式によって表せる
人との再会は不変的な法則によって起きる
会話の質の指標は身体運動の測定値から明確に定義できる
etc・・・

なんとも刺激的な内容である。

著者は腕時計型や名刺型のウェアラブルセンサの情報、
特に加速度情報を分析しさまざまな法則性を見出している。
その中には、既に経験的に知られていることもあれば全く予想外の事もある。
人の幸せは加速度センサーで測れるなどということを誰が思いつくだろうか?

これを証明するためのバックグラウンドとしてポジティブ心理学の進歩があるという。
心理学は今まで主に心理的に問題を抱えた人たちを対象として研究されてきた。
ポジティブ心理学は逆に心理的に健康な人たちを対象とした研究である。
つまり何故病気なのか?を調べるのではなく何故健康なのか?を調べるのである。
人の幸せは簡単なアンケートでもある程度定量的に調べることができる。

丹念な研究から得られた結果は驚くべきものである。
人の幸せ要因を、遺伝、環境要因、日々の習慣・行動・選択に分けると
遺伝が50%、環境要因が10%、日々の習慣・行動・選択が40%だというのである。

まず遺伝については双子の分析から得られた結果である。
一卵性の双子は遺伝子が全く同じである。
しかし、さまざまな理由で別々の家庭で育てられた人たちがいる。
同じ家庭で育てられた双子と、別々の家庭で育てられた双子を比較する事により
先天的要因と後天的要因を分離できるのである。
生まれた時点で幸せ要因の50%が決まっているとは驚きである。

次の環境要因にはさまざまな要素が含まれている。
人間関係・お金・学業・仕事・健康などである。
我々の多くはこれらの要素を向上させようと日々努力している。
それが幸せにつながると考えている人が多いだろう。
しかし、研究によればこれらを全て足し合わせても10%の影響力しか持っていないのである。
人間は良い環境にも悪い環境にも慣れてしまうのだ。

それよりも日々の習慣・行動・選択の方がずっと大きな影響力を持っている。
特に自ら積極的に行動を起こしたかどうかが重要なのだという。
一般に主体的な行動が奨励されるのは、
それが良い結果をもたらし幸せにつながると考えられているからである。
しかし、幸せの実現という観点からは主体的な行動は手段ではなく目的だというのである。
行動の結果に関わらず、人は主体的な行動そのものに幸せを感じるというのだ。
言われてみれば目的を達成した瞬間よりその過程の方が楽しいということは多い。

上記の帰結は発想の転換を要求する。人の幸せに目的の達成は不要だというのだ。
同時に「人を幸せにする道具」とは何かについて一つの答えを与える。
人を幸せにする道具とは、人の自発的な行動を促す道具なのである。

ドラえもんが出す道具はのび太を幸せにしているのだろうか?
最後に痛い目に遭うとしても、大抵のび太は嬉々として道具を使い始める。
ドラえもんが出す道具とドラえもんはのび太を幸せにしているのである。

アンケートによる幸せ評価と、ウェアラブルセンサによる加速度データを
突き合わせると明確な相関がみられた。幸せな人はよく動くのである。
つまり「人の幸せは加速度センサーで測れる」というのだ。


私が「人の幸せは加速度センサーで測れる」と聞いて連想したのは、
社会厚生関数は作れるのではないか?ということである。
社会厚生関数とは「社会の状態の良さ」を表すものだと私は理解している。
つまり社会厚生関数が高い社会ほど望ましいのである。
とすれば社会の目的は社会厚生関数を高めることともいえる。

しかし社会の良さを客観的に表すことが可能なのだろうか?これはとても難しい。
良い社会に対する価値観は人によってばらばらだし、仮に関数が定義できても
それを計算するデータが取れなければ実用的な指標にはならない。
なので私は社会厚生関数は実用的なツールにはならないが、
自分が考える良い社会を客観的な形で表現するツールとしては価値があるのではないかと考えていた。
つまり、良い社会とは何かについて無駄な議論を避けるためのツールとして使うということである。

しかし、人の幸せが加速度センサーで測れるのであれば
社会厚生関数を実際に作れる可能性が俄然高まってくる。
社会の良さを表す指標として長らく王座についているのはGDPである。
私もGDPが重要な指標であることは疑わないが、
GDP一辺倒の評価に疑問を感じる人は少なくないのではないだろうか。

著者はウェアラブルセンサを用いて計測した組織の幸せ「組織活性度」
を組織の改善に役立てるサービスを開始している。
これは会社における社会厚生関数を測る試みといえる。
同様に国や世界全体の社会厚生関数を定義し測ることも可能かもしれない。


また、ウェアラブルセンサのデータ分析は
ウェアラブルコンピュータのキラーアプリになるのではないかと思う。
apple watchを始めとしたウェアラブルコンピュータがブレイクするためには
キラーアプリが足りないという指摘がある。
加速度センサー等のデータを使ったライフログの分析は
身体的・精神的健康の維持増進に大きな効果を持つ可能性がある。

これらの分野はビッグデータの分析と関連して急速に進歩しており
社会に大きな影響を及ぼしていくものと考えられる。

T内

2015年02月07日 | T内
不眠症というほどではないが、
布団に入ってもしばらく眠れなかったり朝眠いことがしばしばあった。


青い光を夜長時間見ていると睡眠のリズムが崩れるという話を聞いたので
室内の照明・テレビ・PCの色を赤に振ってみた。

テレビとPCは調整できるが、照明をどうしたかというと
ホームセンターで赤セロハンを買ってきてシーリングライトのカバー内側に敷いた。



色は全て極端な赤に振っている。


余談だが、最適値を探す実験をする時は、最初のパラメータは極端に振った方が良い。
今回の例で言うと、中途半端な赤に振って実験して効果がなかった場合、
本当に効果がないのか赤が弱かったから効果がなかったのか区別できないのである。
極端な赤に振って効果がなかったら、効果がないのだと一発で分かる。
効果があったら、そこからさらに最適化していけばよい。

で、どうなったかというと
3週間ぐらい真っ赤な部屋で生活したら入眠も朝の眠気も改善した。
結構顕著に変わって驚きました。

色も最初はかなり違和感があったがほとんど慣れてしまった。

色の影響で改善したかは断言できないが、睡眠でお困りの人はお試しください。

T内

2015年02月02日 | T内
インフレーションの間接的証拠、星間塵によるノイズだった
http://www.astroarts.co.jp/news/2015/02/02bicep2/index-j.shtml

宇宙のインフレーション(宇宙誕生時に起きたとされる急激な膨張)
を証明するために世界中で何チームもの観測隊が
宇宙マイクロ波背景輻射の観測を行っています。

約1年前にインフレーションの証拠を見つけたと
発表したチームがあったのですが誤りだったそうです。

元々フライング気味の発表だったのでノーベル賞対策かと邪推したくなりますが、
ある物理学者に言わせると証拠が見つかれば
「ノーベル賞なんかどうでもいい」レベルの大発見だそうです。

宇宙マイクロ波背景輻射というのは宇宙のあらゆる方向からやってくる
絶対温度で3Kのマイクロ波なのですが、これに関連して既に2つのノーベル賞が出ています。

今回は否定されましたが、ここ1,2年でデータが揃うのではないかと
言われており証拠が見つかれば3つ目のノーベル賞は間違いないでしょう。

138億年前の宇宙誕生時に何があったのか?
人智はその答えに肉迫する所まで来ています。

T内

2015年01月01日 | T内



T内

2014年11月22日 | T内
「コズミックフロント 出現!新型宇宙船オリオン」を観る。


アメリカの火星有人探査計画はアポロ計画直後から計画されていた。
火星への道はとても険しいが、アメリカは半世紀を経た今も夢を諦めてはいない。

今進んでいる火星有人探査計画は2004年にブッシュ大統領が
ぶち上げた計画が修正されたものである。


番組を見た限り現時点では要素技術が揃っていない。
予定している2030年代に間に合うかは技術進歩次第である。

アメリカが有人計画にこだわる理由が僕には良く分からない、
無人ロボットを送って遠隔操作すればよいのではないだろうか?
ただ、人型でなければそれは既に実現している。

地球接近時の火星なら3分強で電波が届く、
リアルタイムの遠隔操作は無理だが時間をかければ大抵の事は出来る。
有人を諦めれば10兆円を超える予想予算も大きく削減できるだろう。

人は火星に行くが火星に降りないという選択肢もある。
火星の衛星軌道上で火星に下ろした人型ロボットを遠隔操作すれば
人の着陸・離陸の問題を回避したうえでタイムラグの問題を無視できる。

人が行くということにはそこまで意味がある事なのだろうか?
地球にやってきた宇宙人に火星有人探査計画を説明したら、やはり
「有人探査には無人探査を超えた意味がある。今、私がここにいるように」と言うのだろうか?

かつて魚が川を経て陸を目指したように、人は月を経て火星を目指す。
それは疑わないが、今やるべきことかどうかは疑問が残る。

T内

2014年10月29日 | T内
最近自分の誕生日を忘れててヤバイ。

もうそろそろだってことは気づくんだけど、
当日は余裕で忘れてる。


自分の年齢を間違えて覚えてた上司よりはまだいいはず。

T内

2014年10月25日 | T内
漫画の「ハルロック」が面白い。

女子大生が電子工作で変な物を作るという話なのだが
主人公の晴さんの発想力と実行力が凄い。

「残りの人生カウントダウンタイマー」とか
「地獄チラ見せマシーン」とか何でそんなこと思いつくのか。

技術的な点では現代の電子工作なので
ソフト・パターン認識・インターネットを駆使しているのが印象的である。

所で、あらゆる道具を集約しつつある魔法の石板ことスマホは
電子工作にとっても標準的プラットフォームになるかもしれない。
将来、安価なスマホに専用のI/Oを接続して負荷の駆動やセンサの入力
を行えば、電子工作の敷居は更に下がることになる。