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ナスダストラップ

日々の生活で、見たこと聞いたこと感じたこと考えたことをそこはかとなく書き綴るブログ

T内

2007年07月31日 | T内
新潟県中越沖地震に見舞われた柏崎刈羽原発では、
3号機のタービン建屋1階で2058ガルの揺れを観測していたらしい。



(゜д゜)・・・・・・。



2058ガルって・・・


これに耐えたというのか、立派だな。


でも2000ガルでの安全性を保証するには耐震だけじゃなくて
免震も組み合わせなきゃ無理だろ。



ただ数字が独り歩きしている感はある。



公表される最大加速度は一瞬の数字なわけで、
ごく一瞬2000ガルで揺れるより
共振周波数付近で1000ガルで揺れられるほうがよっぽど危ない。

そもそも最大加速度というのは、
地震計の高性能化と観測地点の増加によって近年増大傾向なのである。
現在の観測体制だからこの数字が出たのであって、
10年前だったらもっと小さな値にしかならなかったかもしれない。


でもやっぱり「強度的に○○○ガルなら大丈夫」という説明では不十分で、
地震の揺れを想定して振動シミュレーションをして
どこにどれだけ力がかかるか評価しないとだめだろうなぁ・・・


弱い揺れでも共振したら危ないわけで。


2次冷却水とか燃料プールの水が10トンや20トン漏れても実害はないし、
クレーンが壊れても落ちてこなけりゃ平気だし、
建屋の外で変圧器が燃えても致命的な事故にはつながらないけど。


1次冷却水の大量漏出と制御棒駆動機構の故障だけは困るよ。

T内

2007年07月30日 | T内
ふと気がついたが、マイクロ波送電技術を用いた太陽光発電衛星計画というのは
安全保障上の理由からも実現は困難なのではないだろうか?

衛星が放ったマイクロ波を確実に地上受電システムに当てるためには
フェーズドアレイを用いてマイクロ波の放射方向を微調整する必要がある。

送電に用いられるマイクロ波は、
安全のために人体や自然環境に直接当たっても支障がないほど微弱なものである。
(おかげで、地上受電システムは数十平方キロを必要とする)

しかし、個々のフェーズドアレイがマイクロ波を放射するタイミングをうまく調整すると、
微弱なマイクロ波を一点に収束させることができるのである。

これにより強力なマイクロ波ビーム(メーザー)を作り出すことができると考えられる。



(゜д゜)・・・・・・。



ヤバイじゃん。



しかも太陽光発電衛星というのはかなり高い軌道に作られるから、
ほとんど地球の半分が射程に入ってしまうのである。

攻撃目標も一瞬で切り替えられる。
出力が落ちてもいいなら複数の目標を同時に攻撃することも可能である。

ガンダムに出てくるソーラ・レイよりずっと実用的だぞ。


ヤバイ、俺超兵器発明した。


と思ったけど、まぁスターウォーズ計画がちょっと進化した感じだな。

あと、これがあればゴジラが来ても安心じゃん。
メーザー戦車がいらなくなる。



次回作決まった。



「ゴジラ 対 太陽光発電衛星」


ゴジラは地上に上がるとやられる。

だから主に海を移動。

たまに頭を出して攻撃、夜を待つ。

夜になったら地上に上がり自衛隊と戦う、いつものゴジラ映画。

朝が近づくと海に逃げる。

日本政府焦る。

急きょ巨大マイクロ波鏡開発さる。

ただの極薄金属蒸着シート。

スペースシャトルで打ち上げ。

遠心力で展開、直径5kmの円形鏡。

光が意図せず反射して、某国の日照量増える。

暑い。

日本政府謝る。

「ごめんね」

深夜に油断しきったゴジラにメーザー発射。

マイクロ波鏡を経由して2万km彼方のゴジラを焼く。

ゴジラ焦げる。

同時に焦る。

鏡を経由しているため照準悪い。

ゴジラ取り逃がす。

つづく・・・



コレ誰か作ろうよ・・・・って無理か・・・orz。

T内

2007年07月29日 | T内
参院選です。


そういえば、今までに自分が投票した候補が当選したことってあったかな。



(゜д゜)・・・・・・。



多分ない。



いや、比例代表まで含めれば・・・

って、そんなに必死に考えることじゃないな。

T内

2007年07月25日 | T内
コーヒー作りのテレビを見た。



(゜д゜)・・・・・・。(鑑賞中)



コーヒーって・・・・・豆だな。
正確には木の実だけど。

果肉を取ったコーヒー豆って大豆とかピーナッツと大差ない。




やはり客観的に考えてコーヒーと言う飲み物はどうなのだろうか?



だってコーヒーって潰した煎り豆の煮汁だよ。

苦いし黒いしすっぱいし油っぽいこともある。


大豆とかタンポポの根でコーヒーを作るって話はあながち間違ってない。

カフェイン混ぜれば同じだよ・・・・たぶん。




とか言ってると怒られそうだ。

T内

2007年07月17日 | T内
大地震だった。

地震直後から延々ニュースを鑑賞していた。


阪神大震災の時から指摘されていたことだが、古い木造住宅ばかり壊れていた。
阪神大震災では、家屋の倒壊によって亡くなった方が犠牲者の大半を占めた。
倒壊した家屋が道路をふさぐと復旧作業の障害にもなる。
来るべき東南海地震対策では、古い住宅の耐震化と火災対策が重要なウエイトを占める。
今回、住宅火災が発生しなかったという事実は注目に値する。
時間帯が良かったということか?


今回の地震の震源は柏崎刈羽原子力発電所のすぐそばであり、
地震発生時に発電していた3,4,7号機は自動停止した。
これにより、地震直後に推定350万kWの発電が失われたと考えられる。
短時間にこれだけの発電が失われれば、電力の需要が供給を上回り電圧や周波数が低下、
最悪の場合には大規模な停電に発展する恐れがある。

電力の需給バランスを監視コントロールしている東電の中央給電指令所が
どうやって対応したのか気になるところだ。
電力需要がピークを迎える真夏の午後に地震が起きなかったことには感謝しなければならない。

・・・と思ったら神奈川県の一部工場で電圧低下によりエレベーターや発電機が停止したらしい。


この夏は「でんき予報」見て節電しないと。
http://www.tepco.co.jp/forecast/index-j.html



(゜д゜)・・・・・・。



なんだこの無駄に凝ったフラッシュは!
でんこちゃんを出せ!でんこちゃんを!


とか言ってる自分は中部電力から電気を買ってる。


また、1号機の基礎部分では680ガル[cm/s^2]の加速度を観測した。
これは設計時に想定した揺れを大きく上回るものであり、
原子力発電所の耐震性を保証する根拠がいくつか覆されたことになる。



あと、三洋半導体

(´・ω・)テラカワイソス

中越地震に続いてまたもや地震に遭うとは。
半導体製造では数ミリのズレが命取り。
歩留まりがぁ、歩留まりがぁぁぁ!!と叫ぶ担当者の声が聞こえてきそうだ。
でも今回は前回の教訓を踏まえて地震保険に入ったらしい。
当然ですな。


そんなわけで、
日本の危機管理も進歩したなと感じる所と
東南海地震のリスクは半端ないなと感じる所が随所にありました。

T内

2007年07月11日 | T内
飲み物の缶に製缶メーカーのマークが書かれていることに最近気が付いた。

以下のHPの「せ」の項目を参照
http://www.cancanziten.com/viZiten.php?cod=14


以前はなかったと思う。


考えてみれば、自社の商品に自社のマークをつけることが出来る会社というのはどれだけあるのだろうか?
例えば僕は、レンゴーのマークが印刷してあるダンボールを見たことはない。


世の中には「テフコ青森」のように他社のロゴを専門に作っている会社だってある。
この場合、自社の商品にマークを入れることはほとんど不可能だろう。
http://trendy.nikkei.co.jp/special/index.aspx?i=20070418t2000t2


少なくともこの点においては、僕は就職先に恵まれたと言えそうだ。



※参考
-THE MAKING- アルミ缶のリサイクル
http://sc-smn.jst.go.jp/ayyyymm/meta/aF980601-016.asx
三菱マテリアルが「なっちゃん」を死ぬほどたくさん作ってる。

T内

2007年07月09日 | T内
都市にはそのサイズを維持できるかどうかを決める臨界点があるのではないだろうか?

人口が少ない都市は人口減少が人口減少を呼ぶ負のスパイラルに入り、
人口が多い都市は人口増加が人口増加を呼ぶ正のスパイラルに入る。
上記の仮定が正しければ、臨界点付近の人口を擁する都市はバランスが取れて人口が横ばいになると予想される。


というわけで検証してみた。


都市の単位としは市区町村を用いた。
2000年から2005年までの5年間の人口増加率を人口に対してプロットした。
データは「国立社会保障・人口問題研究所」から得た。
アドレスは以下の通りである。
http://www.ipss.go.jp/pp-shicyoson/j/shicyoson03/syosai/kekka1.html

作業量の問題で、北海道・青森県・栃木県・長野県の4つの道県のデータを用いた。
何故この道県を選んだのかと僕に尋ねたところ「なんとなく」との回答を得た。
なお、ある村は人口増加率が-23%だったので割愛させていただきました。ごめんね。
また、横軸は対数目盛りである。





やはり正の相関がある。
ただし、増加率0%近辺には人口2700人の村から36万人の県庁所在地まで含まれており、全然臨界「点」になっていない。

まぁ、一つの町でも人口密集度は場所によってまちまちだろうし、
合併したらそれだけで人口が数倍になったりするわけで、
このグラフの横軸にどれだけの意味があるかは怪しいわけだが。

市区町村ではなく都市圏で分けてプロットしたほうがいいかもしれない。
でもそれだと東京都市圏人口3000万人とかなっちゃうんだよな。

T内

2007年07月06日 | T内
円安である。
デフレの影響を加味して考えると22年来の低水準だと言う。

思い出されることがある。
2003年の後半から2004年の頭に財務省が行った史上空前の市場介入である。
投入された資金、実に30兆円超。


2003年、ヘッジファンドはイラク情勢の悪化などで円高傾向が強まり、
日本政府が市場介入しても1ドル=100円を超す円高になると判断、
世界の投機家から巨額の資金を集め円買いをしかけてきたのだ。

これに対抗し、財務省は日によっては1日に1兆円を超える円を売り続けた。
(為替介入は財務大臣の権限で実施され、日銀が遂行する)
財務省は介入枠を使い切ると、米国債を日銀に売却し介入資金を調達、更に売り続けた。

このような戦いは基本的に資金力で決まる。

攻防の終盤、ヘッジファンドのトレーダー達は生きた心地がしなかっただろう。
財務省の底なしの資金力に戦慄したはずだ。
それはすなわち自分達の負けを意味していた。


2004年の3月に入り決算期を迎えるとヘッジファンドは次々に撤退、3月16日に戦いは終わった。

その時の円ドルレート 1ドル=109円



かくして円安は維持された。



この攻防に「ポンド危機」や「アジア通貨危機」のような名前は付いていない。
危機は未然に防がれたのだ。
以降では、市場原理主義に日本政府・日銀が逆らったという意味を込めて
「谷垣(禎一)・福井(俊彦)の乱」と呼ばせていただく。


表面上勝った谷垣・福井の乱だが、問題点も多々ある。


まず、財務省が勝手にこんなことしていいのかという問題がある。
やっと現れた景気回復の芽を摘み取ってなるものかという気持ちはわかる。
しかし、30兆円もの資金を投入した大博打である。
政策は考え抜かれたものであるべきだ。

また、今回は勝ったが次回同じようなことが起こったときに勝てる保証はないという問題もある。
現代における市場は、国家を搾取するほどの巨大な力を持っている。
将来、日本がもう一度ヘッジファンドに狙われた時、彼らは同じ轍を踏むまいと万全の体制で戦いを挑んでくるはずだ。
その時、日本の政策決定者が谷垣・福井の乱の成功体験を引きずっていたら悲劇である。

そして何より、日本政府がこれほどの介入をしなければならなかった
という現実の後ろには構造的な問題が横たわっているということだ。
具体的には何だかよくわかんないけど(笑)
たぶん輸出頼みの経済とかが悪いんだ。


谷垣・福井の乱の後、幸か不幸か円安は持続した。むしろ進行した。
ということは利益が出ているということである。
あの時、日銀が1ドル=110円で30兆円分ドルを買い、今1ドル=122円で円を買い戻すと仮定する。

儲けはいくらになるかというと・・・・・・・・3兆2700億円。



(゜д゜)・・・・・・アホですか。(T内は混乱している)



実際のところはどうなのか知らないが、利益が出せることは間違いないだろう。


僕としては、日銀はこっそりドルを売ってやんわり円高誘導し、
右からやってくる国際社会からの円安批判を左へ受け流しつつ、
儲けたお金で国債を返すという日本人にあるまじきしたたかさを見せ付けて欲しいのだがどうだろうか。


頼むよ総裁!!福ちゃん頼むよ!!

T内

2007年07月04日 | T内
最近、ハードディスクの代わりにフラッシュメモリーを用いたノートパソコンが出てきた。

具体的には
東芝の「dynabook SS RX1/T9A」や
SONYの「VAIO type U」「VAIO type T」「VAIO type G」などである。


先駆け的だったのはSONYのVAIO type Uだと思うが、ここに来て本格普及の感がある。
記憶容量も32GB以上になって、用途によっては十分だと思う。(最初のVAIO typeUは4GBだった)

フラッシュメモリーはハードディスクに比べ、重さ・サイズ・アクセス速度・消費電力・故障率の点において優れる。
劣るのは価格だけである。

価格がもう少し下がれば、モバイルノートパソコンはみんな置き換わるんじゃないだろうか。



パソコンも装置として枯れてきたなぁ。

T内

2007年07月02日 | T内
社会保険庁のコンピューターシステム(以下、年金システムと略)は主にNTTデータが開発・保守管理を行ってきたらしい。
社会保険庁には年金システムを管理する部署がなく、SEも一人もいないのだという。



(゜д゜)・・・・・・。



じゃぁ、社会保険庁問い詰めたって意味ないじゃん。
NTTデータは今まで儲けてきた分、エース級のプロジェクトマネージャを投入して対応して頂きたいものです。



情報システムも公共事業だなぁ。