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ナスダストラップ

日々の生活で、見たこと聞いたこと感じたこと考えたことをそこはかとなく書き綴るブログ

第16クロック「時の流レ」

2010年01月22日 | Arduino実験室
神:Arduino実験室、もう半年以上更新がないぞ!
  なんか作れよ!


僕:僕だって忙しいんですよ。
  眠ったり、睡眠したり、冬眠したり。  

神:寝てるだけだろうが!

  とにかく設計図を用意した。
  これを作れ!

僕:何ですかコレ・・・
  1秒ごとに音を出してLEDを光らせる・・・?

  分かりました、作りますよ。

  (スイッチがないな、付けとこう。)


  ・・・
  ・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デ キタ━━(゜∀゜)━━ッ!!


  神様、出来ますた。

神:じゃ、この紙を貼れ。

僕:は?
  時間強制認識器?


時間強制認識器



神:そうだ、これはお前のような人間に時間の大切さを教えるためのアイテムだ。
  時の流れを音と光で教えてくれる。





  見ろ、無為に流れていく時間の容赦ないこと。

僕:スイッチ付けたから止められますぜい。

神:バカ!
  時間の流れにスイッチがあるわけないだろ!
  ちゃんと設計図通り作れよ。

僕:ふむ、これは考えようによっては何か使えるかもしれませんね。
  電子メトロノームみたいなものだ。

  にしても1秒ってこんなに早いものでしたか?


神:とにかく・・・
  目的のいくらかは達成したようだ。

第15クロック「ネギ振動ス」

2009年07月26日 | Arduino実験室
神:ステッピングモーターが使えるようになった所で明確な課題を与える。

  初音ミクにネギを振らせろ。

  お前がニコ動で感心した動画の一つはそれだろう。
  お前はそれが実現可能な所まで来た。

僕:ええ、望むところです。

  でも振らせるものはネギではなく「バールのようなもの」です。

神:おい、ミクがバールのようなもの振り回してたら怖いだろ。

  そもそもバールのようなものって何だよ。

僕:バールのようなものはバールのようなものですよ。

  今下界で大人気なんです。

神:んなわけねーよ。
  大人気なのはお前の頭の中の話だろ。

  ミクに持たせるものといったらネギに決まってる!

  ネギ!ネギ!ネギ!ネギ!

僕:バールのようなもの!ったら、バールのようなもの!
  神様のくせに生意気だぞ。


人と神のプライドをかけたハルマゲドン(激論)の末、
ネギのようなもので妥結した。


  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デ キタ━━(゜∀゜)━━ッ!!



僕:どうです、感動しましたか?

神:いや、20点だな。

僕:えーあんな激論して作ったのに、
  あっ、ネギじゃないから怒ってるんでしょ?

  そんなこともあろうかと用意しておきましたよ!

  

神:25点

僕:ネギとバールのコンボでもまだ赤点ですか・・・

神:まずその発想が間違ってる事に気付け。


「Arduino実験室」第一部 完
以後、不定期更新。

第14クロック「止まレ!ステッピングモーター」

2009年07月24日 | Arduino実験室
僕:神様、前回使ったDCモーターですけど、回転数の制御は難しいですよね。

  確か決まった回転数だけとか、決まった角度だけ回るやつがあったと思うんですけど。

神:それはステッピングモーターだな、用意しておいたぞ。

ステッピングモーター


僕:今までとは打って変わって重量級のパーツですね。

神:ステッピングモーターは回転子が永久磁石になっててな、
  回転子を取り巻く電磁石を制御することによって
  特定の回転数や特定の回転角だけ回転させることが可能だ。

僕:よっしゃ!

  ・・・
  ・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デ キタ━━(゜∀゜)━━ッ!!



  神様、あんまり早く回転しないんですけど。

神:そもそもステッピングモーターは高速回転には向かない。

僕:速く回転させようとするとガガガッて変な音がして止まってしまいます。

神:そりゃ脱調だ。
  電磁石をあんまり早くスイッチすると回転子が着いて行けずおいてけぼりを食らう。
  それが脱調だ。

  適当に調整しろ。


僕:・・・
  ・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デ キタ━━(゜∀゜)━━ッ!!

  部屋にあるいろんなものを回してみました。



神:普通の部屋には無いものがいくつかあるぞ。

第13クロック「回レ!DCモーター」

2009年07月19日 | Arduino実験室
神:しばらくセンサーが続いたが次はこれだ。

DC(直流)モーター


僕:DCモーターというか振動モーターじゃないですか、携帯なんかに付いてる。

神:早速回してみろ。

僕:軸が完全密封されてて回転が取り出せないタイプですね。
  回したってプルプル振動するだけですよ。

神:そこを何とか考えるのがお前の仕事だろ。

僕:ブーブー

  振動ねぇ、振動・・・コレダ!

  ・・・
  ・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デ キタ━━(゜∀゜)━━ッ!!

  神様、プルプル君1号の完成です。

神:だからその名前をどうにかしろって・・・

プルプル君1号


僕:歯ブラシの上に振動モーターを乗せて振動推進を実現しました。

神:振動推進な。
  部品の移動などで使われることがある。

僕:このプルプル感いいですね、何か震えてるようにも見える・・・そうだ!!

  神様、いい応用を思いつきました。

  ・・・
  ・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デ キタ━━(゜∀゜)━━ッ!!

迷走メカ「ガクブル君1号」


  ガクガクブルブルの力で前進したり後退したりするスーパーメカです。

  震える彼の背中を見てください。
  現代社会の矛盾と理不尽が透けて見えてきませんか?

神:見えねーけど。

僕:あーいいなぁ、でも何度も見てると作ってはいけないものを作ってしまった気もする・・・

第12クロック「リモコンとノ対話」

2009年07月15日 | Arduino実験室
神:CdSセルが出てきたところで、次も光に関するパーツだ。

赤外線受信モジュール


  これを使えば、赤外線を感知することができるぞ。

僕:リモコンでお馴染みですね。

  早速使ってみます。

  ・・・
  ・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デ キネ━━・゜・(ノД`;)・゜・━━ッ!!

  何故だ?

  反応はしてるのにスイッチは入らない。

神:閾値の設定が逆だぞそれ。

僕:へ?

神:その赤外線センサーは、赤外線を感知して出力電圧が下がるタイプだ。

僕:な、なんだってー!

  上がるもんでしょ、普通こういうのは。

  if (analogRead(0) > 200 && flag==0){
    analogWrite(ledPin,200);
    delay(200);
    flag = 2;
  }

  とかやって、延々閾値いじってましたよ。

  神様、そういうことは先に言ってくれないと困りますよ~

神:自らの思い込みを棚に上げ、神に説教とはいい度胸だな。

  好物を食べるとじんましんが出る呪いをかけてやる。

僕:えぇぇぇぇ、それだけはご勘弁を、
  僕に余計な業を背負わせないで下さい。

  そ、それよりほら出来ました。

赤外線センサー


  照明のリモコン操作そのものです。

第11クロック「伝説の楽器再ビ」

2009年07月11日 | Arduino実験室
僕:神様、今回のびっくりどっきりパーツは何ですか?

神:今回のパーツはCdSセルだ。

CdSセル


僕:CdS(硫化カドミウム)セルか、光によって抵抗値が変化する素子ですね。
  電子工作の基本パーツです、暗くなると光るライトとか。

  早速使ってみます。

  おお、思ったより滑らかに変化するもんだ。
  これならいける、かつて挫折を味わったあの伝説の楽器をもう一度。

  ・・・
  ・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デ キタ━━(゜∀゜)━━ッ!!

  御覧下さい神様、これこそが「光テルミン」です。

神:どんだけテルミン好きなんだよ、お前は。



  それより光使ったらテルミンじゃないぞ。

僕:だから光テルミンって言ってるじゃないですか。

  音程も変化するから演奏も可能、
  原理が本家テルミンと少々異なりますがちゃんと楽器してます。

神様:原理は全然違うが演奏可能なのは認めよう。

第10クロック「Arduino自立ス」

2009年07月07日 | Arduino実験室
僕:音センサーとLEDそしてArduinoをスタンドアローンで動かす外部電源、
  この3つを合わせれば・・・

  ・・・
  ・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デ キタ━━(゜∀゜)━━ッ!!

神:よし、見せてみろ。

僕:これこそが音センサー照明「ヒカル君1号」です!

ヒカル君1号


神:そのネーミングはどうにかならんのか。

僕:どうにもなりません。
  検索したらヒカル君って商品実在するらしいしいですよ。

神:まぁ、いい。
  構造を説明しろ。

僕:ヒカル君1号は、発泡スチロールの半球にLEDとマイクを配置した照明です。
  中心部にマイク、それを取り囲むように9つの高輝度白色LEDを置いています。

  Arduinoと外部電源は下部の箱の中にあり、コードレスを実現しました。
  回路は前回の音センサーと全く同じです。

  音や振動・風に反応して電気が付いたり消えたりします。
  こんな感じです。



神:照明と言う割に暗いぞ。
  せいぜい非常灯ってとこだ。

僕:ギク!
  だってφ3mm、1.8カンデラのLED9個じゃこんなもんですよ。

  てか、神様がいいLEDくれないのがいけないんでしょ。

神:いいLEDと言うが、今あるやつが暗いわけじゃない。
  照明用にはホントに明るいやつを使わないとダメってことだ。

僕:じゃ、明るいLED下さい。
  まさか神様は僕の願いを華麗にスルーしたりしませんよね。

  求めよ、さらば与えられん。

神:お前が言うな。

第9クロック「耳をすませバ」

2009年07月03日 | Arduino実験室
神:さて次のパーツだが・・・

僕:分かった!スピーカーの次だからマイクでしょ?

神:神がそんなベタなことするか!

僕:えーマイクだよ普通、マイク・マイク・マイク・・・

神:エレクトレットコンデンサマイクロフォンだ。

僕:マイクじゃん。


エレクトレットコンデンサマイクロフォン


神:これで音が拾えるようになる。
  とりあえず音をトリガーにしてLEDをONOFFさせろ。

僕:善処します!

  ・・・
  ・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デ キタ━━(゜∀゜)━━ッ!!

僕:感度がいまいちな気もしますけど、
  誤認識を防ぐことを考えるとこの辺が妥当なところでしょう。

  部屋の中で手をたたけば十分認識します。
  風とか振動も認識します。



神:GOOD JOB

僕:これいいですね。
  これで照明を作りましょう。

  こんなの作るのが夢だったんです。

神:ショボイ夢だな。

僕:ほっとけ!

  これは画期的な発明なんです。

  例えば夜家に帰った時、当然暗いから電気をつけようとする、
  でも慣れていても手間取ったり予想外の障害物に躓くとがある。
  でもこの技術を使って照明を作れば、部屋に入って手を打てばそれで電気がつくわけです。

  あるいは夜寝るとき、電気を消すために布団から起きる必要がない。
  逆に夜起きるときも布団から起きずに手を打てば電気がつく。

  人体リモコンとでも言いましょうか、
  この技術によって部屋の中ではいつでもリモコンを持っている状態になるんです。

  本当は口笛をトリガーにして、音程によって意味を変えたりさせたかったんですけどね。
  技術的には難しくないのに何で売ってないんだろうな。

神:(´_ゝ`)フーン
  でもそれは人間特有の悩みだな。俺はさ、光自由に出せるから。

僕:神様、ズルイ・・・

神:そんなにやる気があるなら完成度を高めるために新しいパーツをやろう。

Arduinoスタンドアローンセット


僕:角型9V電池とコネクターですね。

神:以前言ったがArduinoはUSBバスパワーではなく外部電源を用いて動かすこともできる。
  7-12Vが推奨入力電圧だから9Vの角型電池がそのまま使えるわけだ。

  コネクタを介して電池を外部電源端子に繋げばArduinoをスタンドアローン状態で動かせる。

僕:これさえあれば・・・・フフフフッ

神:何だか知らんが悪用はするな。

第8クロック「なんちゃっテ、テルミン」

2009年06月29日 | Arduino実験室
僕:今までに教わったことを応用して何か作れないものか。
  使えるのはLED・可変抵抗・スピーカー・入力ピン・・・

  そうだ、スピーカーと入力ピンを組み合わせよう!

  ・・・
  ・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デ キタ━━(゜∀゜)━━ッ!!

  神様、テルミンできましたよ。



神:10点


  テルミンじゃねーじゃん。


僕:テルミンですよぅ。
  手を近づけると音なるし。

神:音の高さが変化しない。
  それじゃ演奏ができない。

僕:打楽器みたいなものなんですよ、このテルミンは。

神:だからそれはテルミンじゃないだろ。

僕:チクショウ、覚えてろよ!

  ・・・
  ・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デ キネ━━・゜・(ノД`;)・゜・━━ッ!!

  ちゃんと回路を組まないと細かな変化は拾えないみたいだ。

  でも妙なものは出来ましたよ。



神:何だこれ?

僕:さぁ・・・ただテルミンではないということは自信を持って言えます。

神:もっとほかのことに自信を持とうな。

第7クロック「歓喜ノ電子基板」

2009年06月25日 | Arduino実験室
神:次はスピーカーを使うぞ。

スピーカー


僕:やっとLED以外の出力パーツが使える。

神:スピーカーに高速でONOFFスイッチングを行うと音が出せる。
  結局のところスピーカーにとって音とは電圧の変化だからな。

  先に教えておくが、ドレミファソラシドの周波数はそれぞれ
  440, 493.9, 554.4, 587.3, 659.3, 740, 830.6, 880, 987.8, 1108.7Hz だ。

僕:やってみるっす。

  ・・・
  ・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デ キネ━━・゜・(ノД`;)・゜・━━ッ!!

  なんかビビビッて謎の雑音が入って演奏どころじゃありませんよ神様。

神:お前PWMのアナログ出力で音出そうとしてるだろ、それはPWMの音だ。
  中間の電圧を出力するとPWMのONOFFスイッチング音が混ざるからな。

  デジタル出力で音を出せ。

僕:なるほど、流石ですね。
  神速のトラブルシュート。

神:神だからな。


僕:・・・
  ・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デ キタ━━(゜∀゜)━━ッ!!



  出来ましたよ神様。

神:チャルメラかよ。

僕:僕が唯一弾けるピアノ曲です。

神:チャルメラは曲じゃねーよ。

  もっとちゃんとした曲を演奏させろ。


僕:・・・
  ・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・デ キタ━━(゜∀゜)━━ッ!!



  神様、Arduinoがめさんこ喜んでますよ。


神:分かった分かった。

  ONOFFスイッチングで音を出す方法は昔のゲーム機などで使われていた。

  作りこめばある程度音色に変化を持たせられる。