洋楽な日々

洋楽を中心とした音楽の紹介。海外サッカー、格闘技等の雑文も。

極上牛肉

2005-05-31 | 減量な日々
 土日で中津川から信州にかけて恒例の経費旅行に行ってきたのだが、この旅行の目当てはなんと言っても肉。信濃牛の極上を山盛り食べることが出来る。しいたけや山菜も絶品なのだが、まあ、こちらは別にどうでもいいって感じだ。半年振りの極上肉はやはりバツグンで、体重の心配をよそに食べまくってしまった。土曜日に食べて、日曜日にお土産で持ち帰った肉を食べ、その残りを次の日に食べ。。。それにしても、焼いて一日たった肉がまだ箸で切れたのにはちょっと驚愕。温泉で計った体重にもやや驚愕。
 よくよく考えると、この旅行の前日にもステーキランチを食べたし、先週は飛騨牛のスパゲッティ大盛りとか、とんこつ担々麺&チャーシュー丼とか、結構ハイカロリーな日々を送ってしまったような気がする。まあ、体脂肪が落ちるトレーニングの本を買ったので気分的にはプラマイゼロって気がしているのだが。。。

K-1パリ大会

2005-05-30 | プロレス・格闘技
 K-1のパリ大会でグランプリの予選が行われたが、なんとそのルールがヒザと首相撲禁止というもの。真面目に考えれば、予選なのに本番と違うルールでやること自体が異常で、サッカーW杯予選で北朝鮮戦に限ってヘディング禁止って言われるようなもんである。
おまけにそこに投入されたのが、よりによってイグナショフとシュルトというヒザ自慢。さすがである。まあ、そのへんに目くじらたてることもないのだが、問題は試合が全然面白くないということ。あらかじめ勝敗を決めることさえしなければ、面白くするためには特に何をしても良いとは思うし、K-1はそのへんは完璧に開き直っている感があるのだが、いかんせん試合に緊張感がない。
 あんまり真面目にキチキチやってもつまらないので、多少の演出は必要だと思うが、公正さを緩めすぎると必ず試合結果にエクスキューズが付いて、仕舞いには緊張感を欠くことになる。今のK-1はそんな感じである。演出も公正さも、どちらが良いというモノではなく、面白くするためには両方必要なのは当然で、そのバランスがかなり悪いので試合がつまらない。
 トーナメントはほとんど早見モードで見流したが、まるで期待していなかったメインのバンナvsアビティはバツグンで、やはり負けられない度が高い者同士の戦いは感情移入もしやすく、面白い。どうでもいいトーナメントとは大違いである。 

ネヴァ・ディノヴァ

2005-05-26 | CD
The Hate Yourself Change / Neva Dinova

 アメリカのネブラスカ出身で、ブライト・アイズなんかと交流があるバンド。このアルバムが2枚目となる。脱力チックなヴォーカルと、気怠そうでいてフックの効いたメランコリックなメロディがペドロ・ザ・ライオンに近い感じでかなり良い。全体的にゆったりとした流れの楽曲が多いのだが、時折、思い出したようなディストーションギターがさりげなく織り込まれており、多少なりともメリハリをつけている感じだ。もっとも、ペドロ・ザ・ライオンみたいなので、別にメリハってなくても一向に構わないのだが。。。
 同じような感じとはいえ楽曲も粒ぞろい(このへんもペドロっぽい)。1stも気になってくるような、スグレモノなアルバムである。

ミラン敗れる

2005-05-26 | サッカー
 チャンピオンズリーグ決勝は、ほとんど奇跡ともいえる内容でPK戦の末リバプールがミランを破って優勝した。しっかし、朝っぱらからエライもんを見たなぁ~って感じだ。ちょっとした休息のおかげか、この日のミランは絶好調。開始早々に先制すると、ほぼ一方的にペースを握り、クレスポが2点目を入れた時点で勝負あったかと思わせるほど。おまけにもう1点追加して、前半終了で3対0。この展開でミランがやられる可能性はほとんどゼロ!のはずだったのだが、なんとリバプールが6~7分の間に3点を連取。チャンピオンズリーグ7試合連続完封だかの記録を作ったミランとは思えない大崩壊状態だ。たしかに蓄積した疲労でペースダウンしたとはいえ、これだけの失態は普通じゃない。
 セリエの前節で主力を温存したとはいえ、この試合と同じように楽勝の試合を追いつかれた挙げ句ユベントスに優勝を献上してしまったミラン。あの試合でミランの流れが凄く嫌な感じになった気がしたが、まさか、まったく同じ失態を繰り返すことになろうとは。あの試合のだらしなさがこの試合にかなり悪い影響を及ぼしたような気がする。インテル的メンタリティというか、ちょっとミランらしくない浅さというか。それにしても、このチームが無冠っていうのもちょっと気の毒。
 

 
 

隣のリッチマン

2005-05-24 | 映画
 なんかアレだよな~って思いつつも、ジャック・ブラック目当てで借りた「隣のリッチマン」。彼は「スクール・オブ・ロック」では相当に良い味を出していたし、「ハイフィデリティ」「クレイドル・ウィル・ロック」でもおばかなハマリ役を演じていたのだが、この映画では彼の面白さが空回りしている感じで、ありきたりで、悪い意味でのB級コメディになってしまっている。
 原理は不明ながら、う○こを消し去る薬を開発し、大金持ちになるというストーリー。う○こをうまく使えば相当に下品で面白いオチが出来そうなものだが、残念ながらその辺はわりと控えめで、その為に面白さもかなり控えめ。ジャック・ブラックには、なんとなく男色ディーノに近い面白さを感じていただけにちょっとガッカリである。まあ、元々この手のコメディが面白かったためしも無く、こんなもんちゃぁこんなもんなんだが。。。

ムーンライダース@名古屋

2005-05-24 | 他いろいろ
 先週にトラキャンに続いて今度はムーンライダーズ。やっぱり近場でやってもらえると気楽に行けるし、帰り時間も気にしなくて良いので落ち着いて見られる。ドラムのかしぶち哲朗が体調不良のため代打はカーネーションの矢部。確か前回も誰か欠けてたような気がするが、寄る年波ゆえなのだろうか。
 しかしながら、演奏自体は年齢を感じさせないもので、意外なほどにロックなライダース。いきなりの「Frou Frou」「Who's gonna die first」「グルーピーに気をつけろ」「Modern Lovers」の4連打には頬も緩みっぱなしだ。新譜からの曲も「夢ギドラ’85」を筆頭になかなか良い感じで、改めて聴き返してみたくなった。
 それでもやはり一番反応したのは夢精の歌「Wet Dreamland」ではなくて、ゲイの歌?「水の中のナイフ」。一番好きなアルバム「CAMERA EGAL STYLO」からの楽曲が聴けただけで、かなり満足度高めって感じだ。
 それに、相変わらず鈴木慶一の表情がいい。ニコヤカで、なんともいえないユルイ雰囲気を醸し出しており、居るだけで楽しげな空気を作り出している。
 強いて問題点を挙げれば、良い曲が多すぎて、個人的に聴きたいと思っている曲に当たる確率が低いことである。なので常に100%の満足を得ることが出来ずに終わるという、まあ、贅沢にして解決不能な問題なんだけど。
 

 
 

名古屋トバシ連発

2005-05-23 | 他いろいろ
 驚いたことにジェームス・チャンス&ザ・コントーションズが来日するらしい。そういえば数ヶ月前にも大手ショップの店頭に彼の作品がズラっと並べてあったが、密かなブームなのだろうか?おまけに3日間連続公演の3日目はもはや完売状態。競演のザセンボーイズの影響だろうけど、とにかく恐るべしである。ついでにツラツラと調べてみると、ポーグスの単独公演(名古屋トバシ)と元スクィーズのグレン・ティルブロック(名古屋トバシ)を発見。ポーグスが単独でやるなんて全然知らなかったし、グレンもかなり前からチケット発売していたので、アブナイところである。ついでにマンチェスター・ユナイテッドの親善試合もポーグスとはニアミスなので、このあたりの仕事との日程調整がかなり大変になりそうだ。
 それにしても、相変わらず来ないよなぁ~、名古屋。
 

ミラン驚きの引き分け

2005-05-21 | サッカー
 なんとミランがパレルモと引き分けたことで、ユベントス優勝となってしまった。なんじゃそりゃ?朝方に前半だけ見たのだが、その時点では前半終了で3対1。それが、まさか、まさかの引き分けである。ミランは主力を温存してきたとはいえ、前線はクレスポ、トマソン、ルイ・コスタ、セルジーニョと一線級をずらり取り揃えており、中盤がスカスカだったとはいえ、楽勝ムードだったし、追いつかれてユベントスの優勝が決まることになるとは考えられない展開だった。
 スタメンを見た時点で、完全にスクデットを捨てていたのは明らかだったとはいえ、こんな試合で追いつかれてしまうようでは、チーム全体の流れが悪すぎるとしか思えない。最後の大勝負となるチャンピオンズリーグ決勝にむけて、かなり厳しい状況である。相手のリバプールも来季のCL出場を逃すなど、いまいち冴えないだけに、なんともいえないところだが。。。

マキシモ・パーク

2005-05-21 | CD
 世間的にドマイナーな話題でなんなんだが、ZSTの小谷直之がプライド武士道のリングに上がることになった。小谷といえばリングス~ZSTと前田日明のカラーが色濃い選手だっただけに、同じ中量級に力を入れている「HERO’s」ではなくて、完全に対立構造が出来上がっているプライドでの試合を選んだことは、かなりの驚きである。
 
 かなりの驚きといえば、このマキシモ・パーク。この手のニューウェーブくくりの連中の大半は逆秒殺モノ(ちょっと聴いて即見切り)が多くて、かなりうんざりしていたのだが、ようやくアタリに出くわしたって感じだ。チープなキーボードが、XTCやストラングラーズなんかを彷彿とさせるし、UK独特のウェットでメランコリックな味付けもそこそこに効いている。
 単に型をなぞっただけ、みたいなチョロいレベルよりも確実に一歩踏み込んでいるような印象を受けるし、今後もかなり期待が出来そうである。

トラキャン@心斎橋

2005-05-19 | 他いろいろ
 昨年リリースされた「Weightlifting」で見事に復活を遂げたトラキャンことトラッシュ・キャン・シナトラス。名古屋トバシを喰らいつつも、神戸への出張で旅費を経費扱いとして、大阪へと遠征。ガラガラかもしれないという不安をよそに会場は結構な人の入りで、ロンセクの時よりも多かったくらいである。
 オープニングアクトが泣きのSSWで、なかなか聴かせる男だったが、あろうことか7曲も演奏。ちょっとやりすぎだぞ。おかげでトラキャンがのんびりムードで登場したのは7時50分過ぎ。始まる前から終電の時間が気になるという困ったスタートだ。
 始めはヴォーカルが少し弱い気がしたのだが、すぐにそんなことは気にならなくなり、素晴らしい楽曲の数々に改めてトラキャンの良さを再認識。選曲も、全てのアルバムから満遍なくなされており、あんな曲からこんな曲まで、新旧取り混ぜ気前良く披露。ほんわかした空気が漂う、素晴らしいライブとなった。
 特に「Weightlifting」の曲を聴くと、温泉に浸かった時のように本当に穏やかで良い気分になるのだが、そんな気分にドップリと浸らしてくれ、長引きそうだった神戸の仕事を強引に切り上げた後ろめたさも軽く吹き飛ばしてくれたトラキャン(まあ、このために切り上げたのだが)。今度は名古屋にも来て欲しいものである。