洋楽な日々

洋楽を中心とした音楽の紹介。海外サッカー、格闘技等の雑文も。

2006ベストセレクション

2006-12-28 | プレイリスト

噴水のように湧き出るチョコレートに果物や菓子をディップして食べる、チョコレートファウンテンというモノがある。
これは最後に6kgほどチョコがあまるのだが、そのチョコをタッパーで持ち帰ってレンジで溶かし、そこにイチゴやみかんやパンなどを付けて食べると非常に美味!!
やばいかもと思いつつ、ついつい毎晩食後に食べまくっており、正月前にして早くもファットな日々といったところである。


Cool Dynamo,Right On / Moonriders
Too Little Too Rate / Metric
Cup On the Counter / Lizz Durrett
B.S Johnson / Pernice Brothers
Untitled / Cursive
How I Remember / David Bazan
You Have Killed Me / Morrissey
Juicebox / The Strokes
The Rhino / Quasi
Doctor Blind / Emily Haines & The Soft Skelton
A Lady Of A Certain Age / Divine Comedy
My Low / Howie Beck
Growing Upside Down / The Ditty Bops
Rock,You Can Fly / Lise Westzynthius
Weatherman / Boo Hewerdine
Another Sunny Day / Bell & Sebastian
You Walked Away / Chris Von Sneidern
Long Before The Rock’n’roll / Mando Diao
Roscoe / Midlake
Red Thread / Lisa Germano


12月のプレイリスト

2006-12-23 | プレイリスト

i-podには落とし込んでいるとはいえ、キリがないので、もう今月は新しいネタには手を出さないことを決意。
これから年末にかけては、今年聴いたアルバムをじっくり聴き返そうかと思いつつ、時間足りないだろ!って感じでもある。
昔は10曲入りのアルバム1枚あれば骨の髄まで聴き尽くし、1ヶ月はゆうにもっていたものだったが。。。
色々聴きたいと、ジックリ聴かねばの二律背反をクリアするのはなかなかに難しいのである。
もう、新しいモノは聴かないので12月のプレイリスト作成。

①Have Yourself A Merry Little Christmas / Aimee man
②Too Little Too Late / Metric
③Starlight / Muse
④Wish For / Delaware
⑤Calliope! / Veils
⑥Insistor / Tapes’n Tapes
⑦Yes Takes a No / Push To Talk
⑧Bird Of Cuzco / Nina Nastasia
⑨Sandy L / Kathryn Williams
⑩Music From An Adjacent Car / Kyle Andrews
⑪Geometry Of Lawns / The Clientele
⑫Red Thread / Lisa Germano


メトリック

2006-12-21 | CD

Live It Out /Metric

ジェフリー・ディーバーの「コフィンダンサー」をようやく読了。
後半、「はっ?、ナニが起こったの?」と頭の中で疑問符が渦巻く状態に陥りつつ、「うげっ!そういうことかい!」といたく感心して一気に読破。
面白いぞディーバー!
早く他の作品も読みたいところだが。。。


エミリー・ハインズ&ソフトスケルトン名義で「Knives Don’t Have Your Back」というなかなかに良いアルバムをリリースした、そのエミリー・ハインズがヴォーカルを努める本隊がこのメトリックである。

「Knives Don’t Have Your Back」ではピアノを全面的にフューチャーした、ダークかつドラマチックな泣きのサウンドを展開していたのだが、コチラの本隊はかなり趣が違う。
ヘヴィで印象的なギターがほとばしりながらもやや冷たげ。
チープなキーボードなどを絡めつつちょいとダンサンブル。
一連のニューヨーク系に近い色合いというか。。。

しかしながら、この系統としては今まで聴いた中では相当に良い。
特にM④「Too Little Too Late」、M⑤「Poster Of a Girl」、M⑧「Police and the Private」なんかの、ちょっと湿り気を含んだメロディを持つ楽曲が中盤で効いているし、「Knives Don’t Have Your Back」でみせたダーク感の断片がチラホラと顔を出す瞬間もあり、なにより絶妙にポップ。

このタイプのバンドとしては珍しく、通して聴いても繰り返し聴いてもオッケーな逸品である。
エミリー・ハインズのエネルギッシュかつ枯れロリかつガールポップな味わいのヴォーカルも良い。

My Space ←エリオット・スミスをカバーしてるアコースティックの映像が実に良い!


今年のベスト本

2006-12-14 | 

久しぶりに本屋へ行ったら、北方謙三の「楊家将」の続編「血涙」が刊行されていた。
おお!!
心の中で咆哮。
これは問答無用で購入である。
この年末~年始にかけてはジェフリー・ディーバーを集中的に読もうと思っていたのだが、あらためて「楊家将」読み直し→「血涙」突入に予定変更。

しっかし、今読んでるディーバーの「コフィン・ダンサー」も海外ドラマ「Lost」も遅々として進まず、「24」シーズン5にはまったく手を付けられず。。。。

「血涙」ついでに本屋を物色していると「水滸伝」と「三国志」の画集なるものが売っていたので、ほぼ衝動的に手にとって値段も見ずにレジへ直行
ところが!この画集、なんと1冊3200円もしてしまった!!
値段を見ていたら買わなかったところだ。
おまけに内容的にも3200円はちょっと・・・・と言いたい感じである。
1回見たら、もう用無し的雰囲気アリアリ!
だいたい画集なんか買うような人間じゃあねぇんです、ワタシは。

ま、ちょうど北方「水滸伝」もテキトーに2回目に突入しつつ、会社の隣の喫茶店で昼飯のイタリアンスパゲッティセットを食いがてら三国志漫画の大傑作「蒼天航路」を読んでいるのでこの2冊の画集に引っかかるのは仕方ないといえば仕方ないトコロ。

それはそうと「このミス」が売っていたので、今年読んだ本のマイベストを選んでみようと思ったのだが、ほとんど読んでいない。
そんな中でこんな風。

楊家将 / 北方謙三
血涙 / 北方謙三(未読のくせにランクイン)
緋色の迷宮 / トマス・H・クック
風の影 / カルロス・ルイス・サフォン
ナイトフォール / ネルソン・デミル
天使と罪の街 / マイクル・コナリー
エンプティ・チェア / ジェフリー・ディーバー(旧作)
模倣犯 / 宮部みゆき(すごく旧作)

順不同。
数も中途半端。

なんか忘れてそうだが。。。


ヴェイルズ

2006-12-11 | CD

Nux Vomica / Veils

先月の前半はハイペースで更新していたものの、後半から今月にかけて一気にペースダウン。
なかなかコンスタントに更新するのは困難である。

で?、ヴェイルズ。
元XTCのバリー・アンドリュースの息子のバンドである。
確か1stではXTCの遺伝子云々といったコピーが付けられていて、それに釣られて買ってはみたものの、大して印象に残らなかった。

この2ndはノーマークだったのだが、聴いてみると意外に良い。
結構骨太なグルーヴと昔ながらのしゃがれ声。
情感溢れる泣きじゃがれ!
そしてそこに絡むピアノが躍動的なポップ感を演出。
音楽的なアプローチも幅広く、なかなかにハイクオリティ。
ちなみにXTCっぽさはまったく無いので注意。

My Space


11月のプレイリスト

2006-12-04 | プレイリスト

①Roscoe / Midlake
   「The Trials of Van Occuapanther」(2006)
     Voがライアン・アダムス系な70年代風哀愁フォークロック。   

②Sliver Ponds / Figurines
   「Skeleton」(2006)
     しょぼさとインチキ臭い雰囲気の中に知性を感じさせるB級ポップ。

③Without a Fight / The Alarm
   「Under Attack」(2006)
     アラーム魂の一発。初期アラームっぽく、曲名も青いがサウンドも青い。

④Let’s Just Stay in Bed All Day / Linus of Holywood
   「Triangle」(2006)
     曲名同様にノーテンキな幸せポップ。

⑤By My Side / Copeland
   「Eat, Sleep,Repeat」(2006)
     叙情的かつ丁寧に作りこまれた、メランコリックなポップソング。  

⑥Doctor Blind / Emily Haines & Soft Skeleton
   「Knives Don’t Have Your Back」(2006)
     暗くてドラマチックで泣き泣きなゴシックロマン系。ダークなピアノが美味。

⑦Snow In Sun / Scritti Politti
   「White Bread Black Beer」(2006)
     そのまんま枯れたスクリッティポリッティ。メロウ。

⑧The Down Low / Nellie Mckay
   「Pretty Little Head」(2006)
     人を食ったような軽さと哀愁メロのピアノソング。 

⑨Untitled / Cursive
   「Happy Hollow」(2006)
     ヘヴィなサウンドに大好物の叩きつけるピアノが炸裂!

⑩Fake Palindromes / Andrew Bird
   「The Mysterious Production of Eggs」(2006) 
     インディフォークロック好きのツボを衝いた佳曲。

⑪You Can Never Hold Back Spring / Tom Waits
   「Orphans」(2006)
     ド演歌!このヴォーカル以外ありえない。


ライナス・オブ・ハリウッド

2006-12-02 | CD

Triangle/Linus Of Holywood

ワケあって大量の新譜を入手。
おかげで未聴CDが15枚くらい一気に溜まってしまい、困りつつ嬉しつつみたいな状況。
大変だ。

ライナスオブハリウッドは頭の片隅にありながらもなんとなく手を出していなかったのだが、この3rdにして初聴き。

どポップ。

 なんというか、めくるめくポップミュージックの玉手箱という感じで、怒涛のポップソングラッシュが炸裂しまくっている。
ビーチボーイズ~60年代~英国職人ポップというエッセンスをたっぷり含み、どポップながらもインディ好きの琴線にも触れてくるという、そんなポップさである。

非常にストレートにポップなんだけど、ニュアンス的にはひねくれてないひねくれポップって感じ。

多分この人は、こういうポップソングならいくらでも書けそうである。
そんな雰囲気がムンムンする高水準ポップがズラリ。