洋楽な日々

洋楽を中心とした音楽の紹介。海外サッカー、格闘技等の雑文も。

CL準決勝

2005-04-28 | サッカー
ミランvsPSV
 PSVは想像以上に良いチーム。特に韓国人のパクは、あんなポンコツチックな顔なのに非常に素晴らしい動きでチームを引っ張っていた。内容的にもミランと互角に渡り合い、再三崩しかけるが、やはり個人能力において劣るため得点には至らない。まっ、インテルだったら引き分けに終わるようなゲームだが、そこはミラン、ほとんど相手を絶望的にさせる2対0というスコアでまとめてしまった。ミランは強いというより懐の深さを痛烈に感じさせるチームである。

チェルシーvsリバプール
 圧倒的に優勢だと思われたチェルシーだが、結果はスコアレスドロー。ユベントスに勝ったのは番狂わせだと思ったが、リバプールは強い。次戦は互いにベストメンバーで挑めるし、どう転ぶかまるでわからない大一番。ミランvsチェルシーが見たいのでチェルシーに勝ってもらいたいところだが。。。

永田

2005-04-28 | プロレス・格闘技
 前田が永田の発言を受けて記者会見を開き、「永田はプロレスをダメにした男。なんなら新日本に乗り込んでやってもいいので自分の指名する選手と戦え」と発言。前田が新日本に!?究極のあり得ない話である。どんな化学反応を起こすかは分からないが、瀕死のプロレス界にとって最高のカンフル剤となることは間違いない。永田自身も「天下を取り損ねた男」(by長州)から「プロレスをダメにした男」へと大幅にグレードアップ。永田の挑発が最高の形で実を結んだと言える会見である。
 と、ところがだ。これに対して永田は「俺を引っ張り出そうとしているとしか思えない」と、勘違い&失笑&脱力発言でこれを拒絶。こんなキラーパスを出されては前田も笑うしかないよなぁ。結局、「な~にがやりたいんだコラ」(by長州)って感じで、永田の腰が引けて幕を閉じてしまった。最近、変わってきたかと思って、ちょっとは期待したのだが。。。
 やっぱり永田は「プロレスをダメにした男」なんてタマではなく「ダメなプロレス界を象徴する男」である。あ~あ。

明日への契り

2005-04-27 | 
 なんとなくくどいような気がしてきたが、ジョージ・P・ペレケーノス「明日への契り」読了。ワシントンサーガ四部作の第三作目である。舞台は前作から10年後の80年代。前作の最後で、真っ当な生活を始める決意をしたデミトリィだが、相変わらずドラッグからは抜け出せておらず、相棒のレコード店主マーカスは家族との別居生活を強いられ、ギャングから足を洗ったクレランスは娘がドラッグ売人と付き合っているという、それぞれが問題を抱えた境遇におかれている。
 そして彼らと絡むのが、良心の呵責に苛まれながらもドラッグの元締めから賄賂を貰い続ける警官、事件を目撃してしまった少年、足を洗いたがってる売人という面々。絶望的な状況下で必死にもがく彼らの苦渋に充ち満ちた心情の一つ一つが、鋭い刃のように胸に突き刺さってくる。
 もう、このワシントンサーガにとってストーリーは本当に二の次。この世界にずっと浸っていたいと、この物語を読み終わりたくないと、そう思わせる希有な傑作である。
 

ハウリング・ヘックス

2005-04-26 | CD
All-Night Fox / Howling Hex

 最近かなり頻繁に聴いているアルバム。前作は曲数が多くて、かなり多様な試みをみせていたのだが、今回は全8曲という少ない曲数であり、多様性というよりも一本勝負って感じの統一感の強い作品となっている。
 もっとも、一本勝負といってもストレートってわけではなく、なんだかとらえ所のない変化球なのである。全編にわたって繰り広げられる、耳にへばり付いてくるようなネバネバしたギターリフは、ヘナチョコテイストたっぷりにして相当に中毒性が高い。メロディなんてまったく印象に残らないのだが、このギターだけがやたらと脳にこびりついてくるのだ。
 たまたまシャロン・ジョーンズというオールドスタイルのファンク/ソウルシンガーと平行して聴いていたのだが、並べて聴くと、このアルバム自体がロック畑の白人ギタリストによる歪んだファンクアルバムに聞こえてくる。歪み具合やズレ加減がいい塩梅。
 

レアルとインテル

2005-04-25 | サッカー
レアル・マドリーvsビジャレアル 

 全ての試合が正念場とはいえ、中でも最大の難関と目されていたビジャレアル戦。1点リードされた後半に、リケルメの信じられないようなパスミスで九死に一生を得たレアルは以降、クラシコ級の頑張りで逆転勝ちし、優勝への望みをつないだ。それにしても、リケルメのゴール前のミスプレーはレアルにとって最大の幸運だったのだが、その反作用なのか、サムエル、サルガド、ジダンが次節出場停止となってしまった。特にロスタイムでのジダンのレッドカードはかなり痛い。最後までもつれて欲しいのだが、レアルは余計な試練が続きそう。。。


メッシーナvsインテル

 前半20分までは美しいサッカーの見本市のような、素晴らしいゲームを展開していたのだが、結局ロスタイムに決勝点を奪われて逆転負け。今季2敗目を喫してしまった。圧勝の試合展開でありながら取るべき場面で点が取れず、最後の最後で失点する。まさに今年のインテルを象徴するようなゲームである。シーズン最多引き分けの自己新記録というどうでもいい記録ががかかっていたのだが、まさかロスタイムに失点して負けるとは。。。。柳沢も残り1分で登場。

プライドミドル級グランプリ

2005-04-25 | プロレス・格闘技
 プライドグランプリというと、否が応でも期待値のハードルがマックスまで上昇するし、今まではそれに応えてくれてたものだが、今回に関してはハッキリ言って期待はずれだと感じてしまった。確かに吉田vsシウバは、勝敗よりも吉田ド根性物語って図式になっている上、名勝負を台無しにしかねない愚判定があったとはいえ、それ相応に面白かったし、サクの勝利、ショーグンの強さなども良かった。なんだけども見終わった後の印象は今まででもかなり低いランク。期待値ミニマムだったとはいえプライドの後にたまたま別チャンネルでやっていた永田vs棚橋の方が面白かったほどである。当然だが、つまらない真剣勝負より、良くできたフェイクの方が断然オモシロイ(出来の悪いフェイクは最悪だが)。
 クオリティ右肩上がりという奇跡的偉業を継続することにより、螺旋状の大きな渦を発生させ、周囲をどんどん巻き込んで巨大化していったプライド。常に大きな期待感を抱かせながらも、その期待を上回るK点越えを連発していたプライドだが、すでにもう山の頂に足を踏み入れているような気がする。山の頂といえば聞こえはいいが「山に登り切ったらあとは降りるしかない」という山の頂である。強烈な刺激を与え続けられて不感症になったファンを満たし続けることは余りに難しい。グランプリの2回戦以降でも、桜庭がシウバに勝つなんてことが無い限り、特に強烈な印象を残せそうにもないし。
 プライド自体もそのへんの危機感を感じているのか、新しい選手の発掘に懸命だが、もともとプロレス的手法---キャラクターを際だたせて感情移入させる---で成功しているため、単純に強いだけの選手を連れてきてもダメってところがかなりツライ。
 まあ、手っ取り早く選手に感情移入させる方法は他流試合なので、そう考えると前田日明との対立構造が出来上がること、つまりは「HERO'S」が立ち上がることが逆にプライドにとっても美味しいというか、かなり必要なことなのかもしれない。道は険しそうだが。。。
 いずれにしても、こんなにオモシロイものが衰退していくなんてことになると、かなり悲しいことなのだが、そんな予兆が垣間見られたプライドグランプリであった。
 

プライド

2005-04-23 | プロレス・格闘技
 今日は楽しみなプライドミドル級グランプリ。以前榊原社長は、「お金を払ってPPVを見てくれる人を優先したいので、地上波は日にちをずらして放送する」など言っていたように思うが、なぜか今日は夜9時から地上波放送あり。まあ、しかし当然のごとくお金を払ってPPV観戦する予定だが。
 しかし、さすがにグランプリだとワクワク感が並じゃない。某老舗プロレス団体の春のGⅢ!じゃなくて春のG1とは大違いである。まあ、それは差し置いても、凄まじい熱を帯びた怒濤のイベントになることは間違いない。捨て曲なし、どの曲がシングルでもおかしくないようなハイクォリティにして吉田vsシウバのキラーチューンあり。などと書いてるうちにそろそろ時間だ。4時からPPVを見なくては。。。


独り言

2005-04-22 | 減量な日々
 げげ~~っ!!何かに引っかかったらしくスーツが破れてしまった。ちょうど新しいスーツが欲しいと思っていたので、なんとも微妙なタイミング。しかしながら、ちょっとした問題があって良いスーツが買えない状況が続いている。それはここ数年、ウェストが仮のサイズのままであることだ。もしも一張羅のスーツを買った直後に減量に成功したらスーツはどうなる?せっかくの高価なスーツがサイズ違いのダボダボになってしまうぞ、あっという間に。う~む、困った困った。

イタリアダービー

2005-04-22 | サッカー
インテルvsユベントス
 どうしても早出の予定が入ったので、明け方に前半、帰宅後に後半とバラバラに見るはめになったイタリア・ダービー。見る方が散漫だったとはいえ試合も散漫な印象で、無理して起きたのに期待はずれな一戦となってしまった。大体インテルの中盤は「は~~?」と脱力しそうなほどにディフェンシブなメンツ。まあ、勝ったからよかったけどねぇ。。。
 今シーズンは開始早々にスクデット争いから脱落した上、何となく拠り所となっていた無敗記録と、かすかな優勝への望みと、チャンピオンズリーグ制覇の夢の全てをことごとく宿敵のミランに潰されるという体たらく。で、最後の意地を首位ユベントス相手にみせたわけだが、これがミランの援護射撃となるのだから皮肉なはなし。生粋のインテリスタはさぞ複雑だろう。
 興味は今後の移籍市場だが、リケルメを獲る気はないのかな。アルゼンチン人が多いのでフィットすると思うのだが。