前回のジム・ビアンコ同様、ジェフを含む3バンドがほぼ均等な持ち時間で演奏するというスタイル。
なので、7時から始まり、ガーリックポテトを食べながら他の人達をやり過ごし、ようやくって感じでジェフが出てきたのだが9時前頃。
しかも、それまで普通にトイレのあたりでウロウロしていたぽっちゃり系外人が実は当人であった。
遠目には、ややディック・マードック系かと思わせる風貌ながら、実に優しそうな目が印象的。
それにこの男、日本食にギブアップしてしまい、その音楽性とは裏腹に連日ピザやマックなど、アブラなジャンクフードを食いまくっているという。
アコギ弾き語りライブって、ロン・セクスミスとグレン・ティルブルックしか経験がないのだが、いや、ジェフ・ハンソンも負けず劣らずである。
ビール片手に登場し、例の声で歌い始めた時は軽く感動。
ギターも当たり前にウマイし、曲が非常に良く、なによりあの声である。
ホント、改めてメロディの美しさが際立っていて、なんか、こう、清流に身を置いたような、独特の空気感があったように思う。
小さなハコでまったりと、こういうのを見られることって慎ましやかにシアワセである。
ソデへビールを取りに行って、すぐに戻って始めたアンコールのやり方も、非常に微笑ましいもの。
そんなジェフ・ハンソンの後は、ドラキチのコッテリ中華で有名な「ピカイチ」で選手のサインに囲まれて、ニンニク炒飯と回鍋肉を食す。
清涼無菌感が一気にアブラまみれ。
それはさておき、最後の「something about」は実に良かった(しみじみ)。
が、I-podに入れてなかったので、慌ててCDを探してみたものの、ブツは行方不明でみつからず。
いったい何処へ・・・・。