洋楽な日々

洋楽を中心とした音楽の紹介。海外サッカー、格闘技等の雑文も。

DDT名古屋大会

2005-11-28 | プロレス・格闘技

連続してプロレスネタになってしまうが、日曜日にDDT名古屋大会を初観戦。
DDTといっても一般的には「なんじゃそりゃ?」な存在だろうが、これが、これが、予想以上の面白さ。
比較するのもナンナンだが、U-style より断然面白かった
DDTのほうがUより面白いなんて、個人的には驚天動地、あってはいけないことなのだが。

もちろんホモレスラーの男色ディーノがバツグンで、
男色ドライバー(ナマ!)、
ファイト一発、
シャイニング・チンザード、
俺ごと掘れ~!
、などシモネタ技を連発。
予想以上に多かった会場の女性ファンを爆笑の渦に巻き込んでいた。

特に泉州力のバックドロップと、ディーノの股間を掴んでのスタナー(意味あるのか?)合戦はバカバカしすぎて大笑いしてしまった。
最後はペットボトルをタイツ(パンツ)に差し込み、そこからパートナーに水を飲ますという、いかがわしい行為で締め。

300人程度のハコの大きさも良かったし、なによりイベントってものを心得てる感じがして、ストレスのないスムーズな進行は非常に良かった。
また、予想外に試合がしっかりしていたのにも、ちょっとビックリ。
プロレスといいつつ、コント過多なのだが、これはこれで全面的に是
あ~、バカバカしい。


U-style axis

2005-11-26 | プロレス・格闘技

24日が朝一で東京だったので、23日に前泊して田村潔のU-style Axis を観戦。
行きのゆりかもめでは向かいに宮戸優光が座ってきたので仰天。
とりとめのない話をしていたが、たまにラーメンや大江慎の話題が出ていたのが面白く、さりげなく聞き耳を立てていたのだが、笑いをこらえるのに精一杯だった。
これは、かなり得した気分である。
もっとも、一般的には「誰それ?」って感じなんだろうだけど。

で、興行だが、4割程度のお寒い客入りで、やっちゃったって感じ。
おまけに会場も、空調をケチったのかエラく寒い。
そして、肝心の試合内容までもが、それに負けず劣らずのお寒い内容で、一足先に寒波到来という、ある意味季節感たっぷりな興行となってしまった。

とにかく眠い試合の連続で、「ここって新日?」。
唯一良かったのが、このスタイルに不安を持っていた川田の試合のみ。
これは、会場の空気も一気に変わり、かなり面白かった。
メインの田村vsジョシュは、普通に及第点程度の内容で、このカードのバリューを考えれば、不満である。これは会場の空気で試合の熱が削がれた感がしないでもないが。
一応、セミが面白く、メインがまあまあだったので、なんとか締めの形は作れた感があるのだが、それまでが酷すぎて、これからどうすんのか心配だ。

やっぱり、いくらこのスタイルとはいえ、格闘家がプロレスで客を堪能させるってのは、ちょっと難しいのかもしれない。
そもそも本職のプロレスラーでさえ、つまらない試合しか出来てないんだから、当然といえば当然。
ちょっと、これは前途多難かも。
船木でも出てくれば、面白くなると思うが・・・。


カトー・サルサ・エクスペリエンス

2005-11-22 | CD
A Good Tip For A Good Time / Cato Salsa Experience

名前が妙に気になりつつも、その名前ゆえになんとなく引き気味だったのがこのバンド。
カトー・サルサ・エクスペリエンス。
この名前の何がポイントかというと、いうまでもなく前半のカトーの部分。
カタカナでカトーなどと表記されるとどうしてもいかがわしいムード一杯になる。
ポマードべったりのオールバックの髪型に蝶ネクタイ&ちょびひげで薄ら笑いの日系人とか。

邦題も「カトーの楽しいロック講座」であり、奇妙なイメージを勝手に引きずりつつ聴いてみたのだが、これが見事なまでにストレートなロックアルバム。
もう、ロックそのもの。
骨粗鬆症気味なベイビー・シャンブルズとは好対照な、カルシウムたっぷりな骨太ロックである。
70年代ハードロックベースで、特にこれといった個性があるわけでもないのだが、これはこれで普遍的なものだし、ジョンスペな感じもそこかしこ。
こういうのはたまに聴くと、意外なほど良いと思えたりする。
そんなに頻繁に聴くとは思えないながら、このカトー、さりげなく頭の中のチェックリストに入れておきたいタマである。
最近新作がリリースされたそうなので、ちょっと気になるところだ。
しかしながら、ほとんど聴いてないブツが溜まりまくってるのでそっちのほうもかなり気になる。

レアルvsバルセロナ

2005-11-21 | サッカー
注目のクラシコだったが、レアルなすすべなしで、バルサの圧勝となってしまった。
まあ、バルサ有利とは思っていたし、このくらいの結果は予想できたものの、いざ目の当たりにすると、軽い失望を感じてしまう。

2年前のレアルは贅沢なタレント陣が縦横無尽にその技術を繰り出し、ファンタジー溢れる楽しいサッカーを展開していた。それが今では見る影もなく、実力で完敗した上に、魅せる面でも惨敗。
ジダンやロナウドが担っていたワクワク感は完全にロナウジーニョやメッシに取って代わられた感じだ。
特にメッシなんて18歳にしてこのレベル。
ディフェンダーに突っ込んでいく姿勢、ゴールへのどん欲さ、囲まれても動じない落ち着き。
もちろんハイレベルな技術に裏打ちされたものとはいえ、日本代表に必要なメンタリティをすべて持ち合わせているようにみえる。
もっとも、決定的チャンスにシュートをことごとく外しているところだけは日本代表に似ているが。

それに比べると当然ながらロナウジーニョはお化けである。
この日の2得点は他の選手とは属しているカテゴリーが違うことを見せつけたようなプレー。
抜かれまくったセルヒオ・ラモスはまさしく木っ端微塵で、こんなヤラレ方はちょっと可哀想なくらいである。シュートもキッチリ決めるし、もう彼はマラドーナやペレあたりのレジェンドの領域に達している感がある。
この試合を見る限り、もちろんコンディション云々のエクスキューズがレアルにあるとはいうものの、レアルがバルサを上回ることはほぼ不可能か。

ベイビー・シャンブルズ

2005-11-21 | CD

Down In Albion / Baby shambles

元リバティーンズのピーター・ドハティ率いるベイビー・シャンブルズのファーストアルバム。
3月にリリースされたシングル「Killamangiro」も期待通りに良かったので、待望のフルアルバム登場である。
リバティーンズのキモだったズレ感というか、だらしなさの根源がこの男だったので、否が応でもフニャったヨレヨレサウンドを期待してしまうのだが、これがまた見事に?決まっている。

一曲目からして怪しげだし、2曲目の歌い出しからもうヘロヘロ。
ここらですでに笑いがこみ上げてくる感じ。

やけに甘ったるいヴォーカルと、中途半端に良いメロディ、ふにゃらけたグルーブ。
それらが相まって、いかにもかったるい空気を醸し出している。
おまけに、そんな楽曲がなんと18曲も収録されているのだ。
詰め込み過ぎというか、ちょっとうんざり気味。

まあ、とかなんとか言いつつも、このアルバム、かなり好きである。
こんなにキチっとしてなくても、こんなにも魅力的であること自体、妙な表現だがダメ男の模範って気もしてくる。面白すぎ。


10円レンタル

2005-11-18 | 他いろいろ

近所にレンタル店がオープンし、ただいま10円レンタル実施中。
早速会員になると、5枚綴りのレンタル無料チケットまで頂いてしまった。
「このチケット、今日から使える?」
「使えますけど、今日はレンタル10円ですから使わないほうがいいですよ(嘲笑)」
などという恥ずかしい会話をくぐり抜け、いろいろと物色。
恥ずかしい会話といえば、美味い中華そばの店があったので、帰り際に
「ここってチェーン店なの?」と渋い感じで訊いたところ
「はい、ここは寿がきやです!」と満面の笑みで応えられたことがあったが、あれも相当に恥ずかしかったぞ。
まさか寿がきやの新ヴァージョンとは。
確かに味は似ていたが・・・・。

それはそれとして。
この10円レンタル。10円なんだからバシバシ借りるぞと、意気込んだものの、まあ、習性というかなんというか、知らず知らずのうちに慎重で、微妙なブツは悩んだ挙げ句に棚に戻したり・・・。10円なのに。
なんか、いかにも豪快感ゼロな貧乏性を自ら露呈してしまった格好である。
結局借りたのは5枚
  ミリオンダラー・ベイビー
  アルゼンチン代表の軌跡
  ディープ・ブルー
  レニングラード・カウボーイ
  耳に残るは君の歌声


しっかし、会計時に「50円です」と言われた時は、思わず笑いそうになってしまった。
50円?50円かい!
100円で50円のお釣りなり。う~む。
こんなんで、良いのか?って正義っぽい気持ちがチラっと湧いてきたものの、帰って違法行為に走るので、まあ、どうよって感じなのだが・・・・。

この10円レンタル、なんと今月一杯までやっているとのこと。
焼きまくり&溜まりまくりになりそう。



 


アリシア・キーズ

2005-11-17 | CD
Unplugged / Alicia Keys

これは、やはり、はずせない一品という感じのアリシア・キーズのアンプラグド。
期待通りというか、非常に良い。

個人的にはリズム&リズムな感じのR&Bには滅法弱く、R&Bってだけで避けがちなのだが、彼女のありようは非常に好きで、前作「The Diary of Alicia Keys」などはかなりヘヴィに聴き込んでいた。
なので、コレに関してはかなり高い期待値を持って聴いてみたのだが、見事にクリア。

選曲も非常に良いのだが、なにより歌心が炸裂しているところがバツグンである。
ソウルフルかつファンクネス。&スウィーティ。
良質なるオールドスタイルなリズム&ブルースのエッセンスに満ちたアルバム。
そりゃ、太ったソウルおばさん的な声量はないかもしれないが、それを補って十分な情感プラスアルファを持ち合わせている。

実は「The Diary of Alicia Keys」を聴いてから、二匹目のドジョウを狙ってこの手のブツを物色したことがあったが、どうもピンとくるものがなく、つまりはアリシア・キーズだけがこのジャンルで唯一好きなアーティストということになっている。

もうすぐDVDもリリースされるので、こちらも要チェック。
しかも、CDとDVDを両方お買い上げの場合は、もれなくカレンダーがもらえるというソウルフルなサービスまで付いている。
これは耳寄り。

エミリアナ・トリーニ

2005-11-16 | CD
Love In The Time Of Science / Emiliana Torrini

もはや風前の灯火となりそうな我がブログ。
今月は特に出張が多く、ほとんど更新出来てない状態となっている。
昨日までのウィークデイ10日間のうち、名古屋にいたのはたったの2日間だけ。
あとはほとんど東京ってことで、気分はすっかり都会っこ。
もっとも宿泊地が日暮里や八王子という、シティ感覚希薄な地域だっただけに、
東京気取りもいかがなものかと、我ながら思うわけでありますが・・・。

加えて、心境的にもすぐれない感じで、
やばいクレームを抱えてる時の心境というか、
遅刻寸前なのに渋滞にはまった時の心境というか、
ロマンチックな表現を使うと、まずい女性を好きになった時のような、
心に常にグジグジ感を抱えたような心理状態が続いていた。
おまけに腰もいまひとつ。

そんなダウな心境にうまくフィットしたのがこのアルバム。
よくよく見ると99年の作品。
ロリがかったウィスパーヴォイスとちょっと冷たい感じのサウンドプロダクトが秋から冬にかけての肌寒い空気にピッタリくる。
特に印象的なフレーズがあったりするわけでもないのだが、なぜか引き込まれ、繰り返し聴きたくなるような、そんなアルバムである。
そこはかとなく哀しげであり、どこか突き放したような感もあり、控えめに奇妙でポップ。
かなり良い。

最近

2005-11-02 | 他いろいろ

え~、全然更新できなくて、すいません。
出張急増&整体&人員増→仕事増な状態です。
来週も月・火・木・金が東京というアホみたいなスケジュール。
効率悪っ。

最近はペドロ・ザ・ライオンパーニス・ブラザースばかり聴いてます。
彼らのフニャララ感が疲れた体に溶け込んで、いい感じの脱力感をもたらしてくれてます。
ホント、笑えるくらいフィット。

そんなわけで、しばらく更新が滞りがちになりそうです。
いつも覗いてくれてる方には重ねてお詫びいたしま~す。