南海泡沫の後で

貨幣収集を時代背景とともに記述してゆきます。

オランダ領東インド・1セント青銅貨

2011年08月02日 00時37分46秒 | 投資
なんというか…
失笑するだけだ…

オバマが合意したとか演説しデフォルト回避したのに為替が円高に急伸。ISMが50とか。苦笑するだけだ。
そんなに上下に振りたいのか。

慌てないのがよかろう。

金曜と月曜朝に個別株かなり買っていた。復興関連。
月曜朝イチでドルMMFも第2弾目の買い。2弾目は多めに買った。まだドルのための資金は十分ある。

しかし月曜夜のISMが悪いので雇用統計もどうだか。
いつものやり口だと散々下に引っ張っといて雇用統計予想よりいいとか。

なんでもありだから…ウォール街は。

しかし日経は基本的に打たれ強いのではないかと予想している。
もう9000割れなどまず金融危機でもない限りまずないと踏んでいる。
むしろダウCFDはオシレーターはいまからは空売りできない。
しかしもう少し下げるだろう。その後反転すると予想。外れたら株と日経ETF損切り予定。

周囲はネガティブ一色。今日なぞ円高70円説まで出た。当たり屋のテクニカルアナリストの説だとか。
いろいろなエコノミストが円高を取り上げている。新聞の一面記事に数日続けてなっている。

そろそろドル円、底ではないか。
まあ迂闊にぶち込まず残りのドル用資金は温存しておこう。震災後が底だと思っていたがこうなるとはあの時思いもしなかった。
どうせMMFなので70円になっても強制ロスカットはない。第1弾のMMF買いも1円下げても含み損は全く問題ないレベル。その代わり大儲けもできないわけだが。時間がかかるという点だけ耐えればよい。数年後にはドル円110円はいくと思っている。



ところで今夜のコインは蘭領インドの1セント青銅貨・「ウィルヘルミナ」。

オランダ領東インド、は現在のインドネシア。かってはオランダの植民地として膨大な富をオランダにもたらした。
特に19世紀前半に行われたサトウキビ、藍、茶、タバコなどの栽培買い上げと諸外国への輸出は19世紀前半に財政赤字に苦しむ
オランダを一挙に潤わせた。
しかし強制的な輸出作物の栽培で、凶作時には餓死者が出るなど植民地ならではの悲惨も。

結局第二次大戦中に日本軍の後押しでスカルノが独立運動、第二次大戦直後に独立宣言、オランダと独立戦争後、1949年にインドネシア連邦共和国として独立が認められたのである。


写真のコインは大戦中のコイン。1942年。このころすでに日本軍が占領しており日本軍政下にはいっていた。しかしデザインはオランダ政府はいなくなっていたものの、オランダ植民地時代のまま変更しなかった。このまま1945年までこのコインは同じデザインで作られている。なぜかはわからない。日本軍は現地風デザインの独自の貨幣は作らなかったのだろう。軍票をつくったフィリピンやジャワや他の地域ほど逼迫していなかったのか。

まずまずアジのあるデザインである。表面に花とアラビア文字?(イスラム教徒が多いため?)裏面は1C表記と稲の図柄。
すごくお気に入りというわけではないが2枚買っている。まあまあ悪くはないコインである。
ウィルヘルミナと書いたが、例のコイン交換サイトにそう書いてある。ウィルヘルミナは当時のオランダ女王の名だ。
アラビア語表記で何か書いてあるのだろうか。よくわからない。大好きなコインでもないのでどうでもいいことだが。





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