南海泡沫の後で

貨幣収集を時代背景とともに記述してゆきます。

メキシコ・100ペソ銀貨

2012年03月15日 23時41分42秒 | 投資
相場にドラマティックな動きがあったのでもっと投稿したかったが…
先週から痛風になってしまって辛く、余裕がなかったのでご容赦願いたい。
足の甲が腫れて不自由しているのである。悲哀である。


夜も遅い。
手短に述べたい。

当然4406新日本理化のことであるが、物凄い下落であった。大仕手筋の振い落しである。
こういう場合、950円とか1000円以上で大きく買っていると耐えられない。

いちいちどういう売買をして、というか、売りはしないので買い下がりだが、面倒なので書かないが、
昨日今日でかなり大きく買い増しした。
以前より持っていた株数の数倍を昨日今日で買い入れた。


ま、私の株数のことなどどうでもいいだろうが、例の件。
もちろん買い持続で来ている。
3000円。


あとは読者諸氏の(もし買っている方がおられたら)御英断によられたい。

心理操作と思われるだろう、がしかし、この4カ月ほど、大筋でピタリときているのだ。
そして、今日終値で切り返した。

この雰囲気からして大相場になると思っている。かなり買ったので当たってほしいが…

以上、不思議な株・4406新日本理化のことである。



今夜のコイン。これも手短に。(足の甲が痛いのでご容赦願いたい。)

メキシコの100ペソ銀貨。ホセ・モレイロス。写真のコインは1978年。1977年から1979年まで作られた。
メキシコの銀貨に特徴的なヘタウマな魅力があるなかなかいい銀貨である。
ネット上の画像で見るとあまり欲しくないコインのようだが、実物を手に取ってみるとほしくなるコイン。
買っておくと楽しい。バリエが2種あるようだがどちらも同程度の評価額。写真のは向かって右の肩が丸みを帯びているタイプ。

最も高いのは1979年に少数作られたプルーフである。

ポルトガル・50エスクード銀貨(カブラル生誕500周年記念)

2012年03月08日 00時35分54秒 | 投資
4406新日本理化の相場について。。。

私も去年から買いで入り何回も取り上げてきたし、新日本理化の相場が10年に一度の大相場の様相を
呈してきたので、もし買っておられる方が読者諸氏におられたらばと思い、考えていることを手短に要点を述べたい。
あくまで新日本理化についての個人的思惑、勘でのことなのでその点は充分了承されたい。


いよいよ3月に入り株価も4ケタになって、つい先週には1300目前に来たわけである。先週金曜から月曜火曜にかけて下落したが、
しかし、この程度ではまだ相場は中途と考えている。
時々の鐘の音において、昨年11月の記事から、300円から始まり1300円がメド達成のごとく思われがちだが、
それはそもそも言葉の綾というか、心理的トリップである。

あの時点では300から1300でもかなりの値上がりと捉えられたが、今この段階で1300にすぐ手が届くところまで来ていることから、
仕手本尊の加藤さんはもとよりその倍以上の大相場を意図していることは想像に難くない。

それに例の般若の会のメンバーらしき人もまだまだこれからとも。(そのメンバーらしき人についてはほぼ間違いないと確信)

先週から今週初めにかけての調整は何だったかは想像する他ないが、丁度よいとも思われる。
いつも過熱し過ぎになりそうになってくると冷や水がかかり、下落する。しかししっかり調整するとまた相場が始まる
の繰り返し。

弱小仕手株ではないのだ。中長期相場なのだ。

もちろん、私も月曜火曜で買い増しした。

まだまだこの相場終わらないだろう。ひょっとすると夏までかとも思われる。

空売りを期日まで引き付けていこうとする相場の心理的罠を感じる。
人間は、だれしも苦しい決断、大きな損失を伴う判断は、先送りしようとする傾向がある。
特に損失が大きければその傾向が強くなる。
その心理を上手に利用して空売り玉を期日までじりじりと引っ張っていき、株不足になって来たところを一気に反対売買させて
噴きあげていくのである。
空売りの締め上げが加藤さんの得意技なのだ。

特に今週のようなもしやストップ安ともなりかねないザラ場があると空売り派はもうちょっと待てば、、、
という気になる。
しかしそれが罠なのだ。次第に日時が過ぎると700から800に慣れ、800が900になってもまた慣れ、
1000にも1100にも徐々に慣れてくるのだ。たとえ空売りの引かれ玉を持っていてもだ。

期日は3月から始まっている。4月、5月に個人の空売り派の期日が到来する。
どうなっていくのかは想像の他ない。


ただ、期待感ばかりでうかれていても危ない。もしもの時は自分で対処せねばならない。
兼松日産やルック、丸山製作所などの長期チャートを見てみても、大相場の終わりは悲惨だ。
ただ、まだまだ新日本理化は続くと思っている。


今夜のコイン。さらりとご紹介。

ポルトガルのカブラル生誕500周年記念50エスクード銀貨。サイズはクラウンサイズより若干小さい。33.9mm。
銀品位も0.650。発行年1968年。
ポルトガルの出した多くの記念コインの一枚。ポルトガルは記念コインが戦後多く作られた。

カブラルはブラジルの発見者であり大航海時代のポルトガル人。
個人的に特に興味もなくなんとなく買ったものだ。

このコイン、古いホルダーに入っている。
誰かが、かってコインブームの際に買ったと思われる。
そのころはコイン業界も活況だったろう。コインホルダーのホチキスも錆びており、昔の楽しい流行りの後の様相である。

メキシコ・1オンザ銀貨

2012年03月02日 01時00分40秒 | 投資
AIJ詐欺に続いてエルピーダメモリ会社更生法。

AIJ詐欺はファンドの世界だからあまり弱小個人には関係ないが、(各地の厚生年金基金に加入している人々には大いに関係あるが)
エルピーダメモリはファンも多いS氏の相場観でつい最近も買い推奨されていたので
買っていた個人も多かったと思う。


S氏の翌日のブログでも謝罪されていた。

逆張り派の引き受けるべきリスクだから、あとは各個人がどれだけリスクをとっていたかで今後どうして行くかだろう。
耐えがたい損失もあれば、軽いやけど程度のものも。

エルピーダは去年もS氏の相場観で取り上げられていた。2月のS安で買い向かって行ったようだ。
その後の多少のリバウンドで売っていたらと思う人も多かろう。

更生法の報道後わずか2日で値幅制限撤廃で寄り付いたのが4円だか5円だったか。

多くを賭けていたら瞬時に失った形となる。翌日のS安比例配分で売れた人はごく少数だ。しかも少しづつだけ。

とはいえ、相場の出来事としては正直面白く見れるのだが…
船の沈没シーンを見るようなものだ。
他人事なので正直面白い火事場見物、船の沈没の見物なのだ。轟沈。


今のところ、K氏の方が断然当たり屋だ。S氏はオリンパスの反転は見事だったが、その利益はエルピーダで消し飛んでしまうくらい
だ。さすがに賭け金=0はちょっと損失が大きすぎる。

しかし更生法報道時点でのエルピーダメモリの信用買い残見ると2789万株ある。
当日の終値330円としても2789万×330=92億370万。大雑把な数だが
それがすべて失われた。というか、空売りの外資・大口のふところに移るのだ。
国が支援していたからと、逆張りで信用買いしていたか。負債を負う個人も出るかも。逆張りで減資案報道もあり、急反発狙って信用買いしていたようだ。信用買いでも持っている株や現金で手当てできる程度の株数ならば補てんできるが、
信用余力目いっぱいだと他に持っている預貯金を取り崩して入金しなければならない。

それに対してGS,クレディは株を借りて空売りしていたようだ。これは大株主のヘッジだったのかもしれない。

やはり継続疑義のつくような再建中の銘柄には失ってもあきらめのつく程度しか張ってはならない。
どんなに自信のある逆張り戦法をとったとしてもだ。
資産の多くを失うと再建できない。。


まああんまし書いても読者諸氏が面白くないだろうから
もうよそう。


メキシコの1オンザ銀貨。リベルタード。
重量は1トロイオンスで31.1g。直径40mm。
これはコインとはいえ通常貨ではない。いわゆる銀メダルである。
銀の使い方も0.999と高品位。

通常貨としては使用するものでなく、銀塊のコインである。販売用に作られ国内外に売られたか。
メイプルリーフ金貨のようなものだ。
銀を現物で所有しておきたい愛好家向けである。

通常貨幣と違い、1トロイオンスを基準として造られたので分厚い。品位も0.999と
高品位なのでウレシイ。絵柄は…なんとなく庶民受けしそうな女神像である。裏はいつもの蛇を咥えるサボテンにとまった鷲。
このタイプの1オンザ銀貨が作られ出したのは1982年から。それ以前は違う絵柄で(天秤型はかりの絵)70年代から銀メダル
作られていた。ハント兄弟の銀の仕手戦に乗ってメキシコ政府は儲けたに違いない。飛ぶように売れた筈だと思う。

しかし周知のように80年に野中の一本杉のごとく屹立したチャートを作ってハント兄弟の銀の仕手戦は終了する。
その後は長い長い低迷期を迎えることとなる。ハント兄弟も破産と長い長い訴訟の後半生を送ることとなる。
それでもメキシコ政府は銀のコイン売りを気に入ったのか、
絵柄やサイズを変えて銀、金、プラチナで各種作り販売。90年代以降も続けられた。価格が下がってもコスト的には儲かったのか。
ハント兄弟の仕手戦での銀の熱狂後は誰も銀を見向きもしなくなったのかとも思うが…

このコインについてはネットで見ても情報が少ない。また折に触れて見つけたら追記したいが、
かといってそれほど調べ上げるほどのコインでもない。


銀の行方はちょっと想像つかない。一時期は自分もETFに多額の投資を行っていたがもうそれほど興味がわかない。
他の投資家も同じではないか。
モルガンの空前絶後の銀の空売りの噂などもあり楽しかった。
しかし、80年の一本杉のチャートとは異なり、まだ今現時点でのチャート形状は今後の再上昇も
可能性として残しているような余韻は感じられる。
しかし、金銀が買いこまれたのはインフレで高騰すると言う先入観、期待感からだった。その熱が冷めると、
価格も同じく冷めていくものではないか。

半年もたつとファンダメンタルも変わり空気も変わろうと言うものだ。私自身も金銀への興味も薄くなった。
他の人もそうではないか?


4406新日本理化。
いよいよという感じだ。昨年冬に買って大事に持ち続けてきたが、
加藤さんの予言どおりになってきた。空売り残も300万、隠れた空売り250万と言われる。
その期日が3月以降近づく。特に空売り筋が大株主から借りた株は期末なので買い返済しないとならない。

今月からの行方をしっかり体験したい。忘れられない体験になるかも知れない。


加藤さんは親分肌、兄貴肌の人だろう。自分を慕って集まる者たちには儲けさせて喜ばせてやりたいというタイプなのではないか。
いろいろ噂があるが、結局ブログで名前とシナリオを出してその通りにしていくのだから、素直に後から買いで付いていったら
儲けられるわけである。(だからわざとブログで名前を出し、ネット上や噂などでチラホラ情報が漏れるのを大目に見たのではないか。
以前書いた件は、般若の会のメンバーだったと思っている。)


逆に反対のスタンスをとると敵とされる。売り方は敵とされるのだ。しかも空売りの締め上げが相場作りの手法として使われるのだ。
しかしこれまでもなんども新日本理化は売り方は逃げることはできた。その都度私は待たねばならなかったが。
もはや売り続けている売り方はにっちもさっちもいかない状況だと思う。もし自分が空売っていたらと思うと
本当に恐ろしい。食事もできなかっただろう。

しかしまだ利食いしていない。終わっていないから
勝利の余韻に耽るわけにはいかない。
日々考えているが…
桜満開の頃にどうなっているだろうか。