赤そばの里と白樺湖を回ったあと、ビーナスラインを走ってみました(2021/9/28)。
●ビーナスライン
ビーナスラインは、八ヶ岳連峰の西麓・茅野(ちの)市から、蓼科(たてしな)高原・車山高原・霧ヶ峰を経て、標高2000メートルの美ヶ原に到る山岳観光道路です。
今回は、車山高原のふもとの白樺湖から、中山道の難所・和田峠近くまでを走りました。
白樺湖を出て、ビーナスラインをグングンのぼって来ると、
「白樺湖が見える」
左は白樺湖畔から見えた山。山腹に見える道がビーナスラインです。
その先のS字カーブも乗り越えて。
やがて、車山高原の中心地にやって来ました。
ここにはビジターセンターやレストランがあります。建物の向こうに、リフトも見えます。
ここで、地図でルートを確認。右に白樺湖、左に霧ヶ峰。真ん中に車山。
(茅野市ロードマップ より)
向こうから走って来ました。山には白樺が多数、生えていました。
霧ヶ峰富士見台です。向こうに見えるのは茅野市街です。
「ススキが目立つようになってきたなぁ」
車山肩にやって来ました。小高い山を越えると、ススキの向こうに車山湿原が見えました。
湿原を見ていたら、後ろから人々の話し声が。振り向くとテラスがあって、多くの人がこちらを見ながら、お茶をしていました。
「ばつ、悪る!」
そこはころぼっくるひゅってでした。
ついにやって来ました霧ヶ峰。標高1600メートル、気温20度。ここで、ちと散策です。
年間200日以上、霧が出るとか。でもこの日、霧ヶ峰に霧はなし。
「遠くに見えるのは、八ヶ岳連峰かな?」
ススキ原に伸びた道。つい、向こうまで歩いて行きましたが、あったのは、ススキ原。
引き返してくると、
「うん!? お馬さん」
ここで、うしろを振り向くと、
ススキがキラキラ輝いていました。
「高原の秋だなぁ」
ススキを堪能。時計を見たら、もういい時刻になっていました。
このあと、ビーナスラインを和田峠まで走り、国道142号を諏訪湖までおりて行きました。
●御湖鶴酒造場
諏訪湖畔に、いくつか酒蔵があります。
高速道に入る前に、その一つ、御湖鶴(みこつる)酒造場に寄りました。
ここのお酒、長野県の地酒ランキングでは常に、上位を占めていますよ。
「期待できる!」
で、左の御湖鶴 純米吟醸 ひとごこちと、右の御湖鶴 純米吟醸 諏訪美山錦を購入。
家に帰って早速、冷やして飲んでみました。
栓を開けると、どちらもシュポンと音がし、ガスが抜けました。口にふくむと、ぱっと吟醸香が口に広がり、舌にはピリピリ感。飲み比べると、諏訪美山錦のほうが吟醸香がやや強いようですね。
調子に乗って飲んでいたら、いいこんころもちになってきて。
「旅の疲れも、吹っ飛んだなぁ」