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への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

笠原鉄道廃線企画展に行きました

2023年10月27日 | 散策

この日、岐阜県多治見市にある市立多治見図書館にやって来ました。

ここで鉄道の廃線企画展をやっていると聞いて…。

 

館内に入ると、突き当りに看板が出ていました。

笠原鉄道の轍かぁ

 

笠原鉄道東農鉄道笠原線)は、1928年(昭3)に開業しました。国鉄中央線の多治見駅笠原町を結ぶ4.6 ㎞の非電化単線路線でした。沿線には、市之倉滝呂笠原など焼き物の産地があったため、旅客とともに貨物も運びました。しかしモータリーゼーションが普及してくると、バスやトラックに役割を奪われ、1978年(昭53)に廃線となりました。

 

今年が廃線になって45年目ということでの企画展でした。

展示会場の入口にあったのは、

資料集の紹介でした。

帰りに一部買いますかぁ

 

目線を上げると、

壁に貼られたたくさんの写真。

 

展示会場の奥を見ると、

一人おいでになりました。

 

展示されていたのは、写真資料が多かったですね。

 

他に各種の鉄道用品や、

書籍・地図もありました。

 

新多治見かぁ

新多治見駅は、中央線多治見駅の近くに置かれました。

歩いて5、6分だから、廃線跡を見てみますかぁ

 

 

歩いてJR多治見駅南口にやって来ました。

右手手前にホテル、向こうにタワーマンション。左手に見えるのは商業施設のプラティ多治見です。最近、再開発が行われました。

 

商業施設の裏にある駐車場にやって来ました。

向うに中央線の電車が入ってきました。この道の上に笠原鉄道の線路が敷いてあって、新多治見駅はもう少し向こうにあったようです。

 

反対方向を見ると、

道は左にカーブしていますが、笠原鉄道は真ん中の電柱と、その右側の建物の間を向こうに走っていました。

 

下に降りて、新多治見駅のあった方向に歩いて行くと、

公園がありました。その向こうは中央線の線路。

 

新多治見駅は、このあたりにあったようだけど…

何かしら、痕跡が残っているかと思って探しましたが、見つけることはできませんでした。

 

昭和に生まれ、昭和のうちに姿を消した笠原鉄道、ひと目見たかったなぁ