への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

リサ・ラーソン展に行きました

2024年07月08日 | 鑑賞

梅雨が去ったあとのような猛暑が続いています。

 

この日、朝から陶器展にやって来ました。

ここは、岐阜県多治見市にある岐阜県現代陶芸美術館です。

 

開館直後だというのに、来館者が多数いました。

近づくと、

 

今回の展覧会の大きなポスターが貼ってありました。

リサ・ラーソン展、来館者の目当ては、これです。

 

その先では、駐車場と美術館の間に架かった

屋根付きアーチがありました。

 

実はこの日、瀬戸の陶器屋さんでもらった招待券を持っていたんですね。

橋を渡って、トンネルを抜けると、

 

お~っ! 見晴らしがいい

美術館は山の斜面に建っていました。

 

突き当りが入口です。

建物に入って、エスカレーターで下におりていくと、

 

 

焼き物販売コーナーがあったので、ちょっと寄り道。

この色は、茄子紺。確かこのメーカーのこの色、ヨーロッパで人気だったような・・・。

 

盃の上には、地酒がずらり。

この地域、酒蔵がいくつかあるんだなぁ・・・

ふと見上げると、天井から垂れ幕が下がっていました。

そうそう、こっちが目的だった

 

 

会場入口は、ここです(会場撮影禁止)。

 

リサ・ラーソンは、今年春に亡くなったスウェーデンの陶芸家です。

素朴でかわいらしい動物の作品が有名ですが、今回は、学生時代の初期の作品や建物を題材にした作品など、あまり知られていない作品もありました。

 

展示されていた251作品の中で、強く印象に残ったのは、やはり、これ。

ライオン

顔の大きさは、約30センチ。館内をひと通り見た後、もどって、もう一度、鑑賞しました。

 

 

展示会場を出たら、このライオンがあったんですよ、作品販売コーナーに。

税込み11万円かぁ・・・

 

芸術作品が、急に卑近な物に思えた瞬間でした。