への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

山里の秋の恵み

2022年09月23日 | 遠出

去年の今頃、棚田を見に行ったことを思い出しました。

どうなっているかなぁ?

急に気になり、行ってみることにしました。場所岐阜県恵那市中野方(なかのほう)地区です。

 

中央道恵那インターをおりて、県道68号を北西に向かいました。11時近かったので、まず食事をし、そのあと棚田を散策することにしました。

 

お食事処味菜

インターから走ること20分。お食事処味菜(あじさい)に着きました。去年来た時は、コロナのために休業中でした。近づいて見ると、今年も休業していました。ただ左の方では…、

 

地の物の野菜を売っていました。そこで、ちょっとのぞいてみると、

 

ピーマンナス。どちらも一袋100円。

これは安い

 

こちらは、カキカリモリ

このカキ、小さい! 直径5センチ未満

 

左は野生のアケビ、右は小さいイチジク

 

これは珍しい、ソウメンカボチャ

 

このキノコ、名前が書いてありませんでした。

店員さんに聞くと、山で採れたばかりのムラサキマイだそうです。

 

あれこれ見て、ムラサキマイ(350円)、オクラ(100円)、ナス(100円)、小さいカキ(150円)など山里の秋の実りを購入。支払いを済ませたあと、店員さんに尋ねました。

 

への次郎 「この近くに、食事ができるところがありますか?

店員さん 「あるよ。棚田の入口の先にあるイエローハウス

への次郎 「えっ!?  イエローハウス?

 

 

あぜ道

野菜を買ったあと、県道をさらに上って行くと、棚田が見えてきました。

めざす棚田は左上。イエローハウスは、もうすぐのようです。

 

やがて県道の左側に、黄色い壁の建物が見えてきました。

ここらしいなぁ

確かにイエローハウスでしたが、「あぜ道」というちゃんとした名前がありました。

 

店内に入ると、

道路側にテーブルが2つ、その右に長テーブル、奥に小上がり席があってカラオケセットが置いてありました。

山里の社交場だね

 

メニューを見て、Aランチの生姜焼き定食700円を注文。

出てくるまで、店内をキョロキョロしていたら、頭の上に神棚があることに気づきました。

と、その上には、何やら丸い物体が…。望遠レンズでのぞくと、

 

なぬ! スズメバチの巣では!?

直径は30センチくらいありましたが、ハチはいませんでした。縁起物でしょうか。

 

しばらくして、生姜焼き定食が出てきました。

豚肉は細切れでした。右の小鉢、上のほうは竹輪とこんにゃくの味噌田楽、その下はアマナガの煮物。真ん中の漬物以外は、すべて手作りでした。

 

このお店、2人のおばさんが切り盛りしていました。滞在中、おばさん1名、おじさん2名が来店。店を出るころ気づいたんですが、への次郎以外の5人、店員さんも含めて誰もマスクをしていませんでした。

この山里、コロナは無縁のようだな

 

 

この日、買ってきた山里の秋の実りを夕食でいただきました。

左はムラサキマイの酢の物、右はムラサキマイの天ぷら。上はカキです。

調べてみると、ムラサキマイは、正しくは紫舞茸オオムラサキアンズタケ)というそうですが、マイタケとは関係ないそうです。食べてみると、味はありませんが歯切れが良かったです。カキは子供の頃にキネリガキといったいた、ゴマ入りの早生の甘柿でした。

                                 つづく