園芸歳時記 akanegusa

日常で気付いたことや出来事を思いつくまま書いてます。

「酔芙蓉」

2006-09-29 | Weblog
午後になって、酔ったようにピンクがかってきました。
酔うといえば
「酔画仙」という映画を観ました。

朝鮮王朝末期の、酒豪の画家
チャン・スンオプのお話です。
当時の文化や国内情勢が見れて
面白かったです。

彼の恩師、学者キム・ビョンムン
の言葉で、
「目先の利益や、名誉にとらわれて描いた画は
しかばねだ」という言葉が印象に残りました。

とは言っても、目先の利益や名誉には
人間弱いものです。

スンオプは酒と女が好きな
奔放な画家に描かれています。

幼少時代は親も早く死に、
貧しかったのです。
画を描くことにおいては
天才と言われた彼は売れっ子になって
宮廷のおかかえ画家になるのです。

しかし、気がのらないと、一ヶ月も画を描きません。
健康のため、宮廷から酒を禁止されても
3杯飲まなきゃ描けないと言って
描こうとしないんですね。
本当にお酒が好きだったんだと思います。
(依存症かアル中だったかもしれませんが)

私はお酒は嫌いじゃないのですが
あんまり強くないので、
酒が強い人って、豪快に見えて
ちょっと憧れるところあります。
(ただの酔っぱらいを美化しすぎですかね)

こーゆー人は
お酒を飲んで、精神が解放された状態で
画を描くと、すごくのって描けるんでしょうね。

私は、飲んだら、眠くてなんかやるどころじゃありませんけど。












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2 コメント

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ご無沙汰でした (wata)
2006-09-29 10:53:45
ようふようって名前は音では覚えていたのですが、酔う芙蓉と書くのですねー

酔っ払うように色がついてくるところが、ぴったりの名前。



萩もきれいに咲いてますね。

秋ですねー
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色っぽい名前 (akanegusa)
2006-09-29 22:47:21
wataさん、おひさしふりです。



ネーミングが良いですねぇ。

酔って紅く染まるなんて・・・。

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