WBCでアメリカ代表が韓国代表に負けた。昨日の日本との試合が、疑惑の判定で汚されたことで、選手の気持ちになにか暗雲をもたらしたのではないだろうか。あの審判は、あの時、妙な愛国心や裏に余計な邪心が働いたのではないか。アメリカのチームのことを考えたことで仕出かした疑惑の判定は、実は、実際にプレーしている選手達の心境に悪影響を与えたに違いない。正々堂々と勝負することが勝つことよりもはるかに大切なのに、審判が自国の勝ちにこだわっては、せっかくの選手達の気持ちを台無しにすることになる。どうして勝ちにばかりこだわるのだろう。不名誉な勝利よりも正義ある敗北がはるかに尊いのに、欲望が心を曇らせたしまったということだろう。こうなったら、アメリカ代表が優勝しても、不名誉な疑惑の優勝として歴史に名を刻むだけである。これからの展開でアメリカの名誉回復の機会が得られるか、不名誉な記録を残すだけに終わるか、日本代表の頑張りにもかかってきたような気がする。