平凡な父のHitori言

平凡なサラリーマンのありふれた道程の記録

みせる価値、使う価値

2007年02月04日 17時16分27秒 | 独り言
 物の価値の中には、人に見せびらかしたり、自慢したりで意味を持つ価値と、使ったり、利用したりで意味を持つ価値がある。全社の典型的なものが宝飾類や高級品と呼ばれるものだ。他人に見せなければ価値がなく、ひとり眺めていてもなんら意味がない。後者は日常身の回りにある日用品で、使うことや利用することで手間が省けたり、快適だったり、楽だったりする。見せる価値は他人と自分を比較して幸せを感じようとする行為につながるもので、第三者から見ると人間のさもしさを感じることもある。使う価値は、ともすれば楽を求めるだけで怠惰につながることもある。物の価値を求めすぎることは、どこかでおかしなことになる。
 人間は地球上で唯一見栄を張る生物であり、数少ない道具を利用することを知った生物でもある。どこかで進化の方向を誤っちゃいないのかねー。

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