新見に到着しました。
国鉄時代の雰囲気が残る、山間の交通の要衝です。
とはいっても分岐している姫新線・芸備線のダイヤは凄まじいですけどね。芸備線に至っては備後落合まで行くのは3本のみ。しかも始発は回送列車のようなもので、旅行に使えるのは13時丁度発の便のみ。その便に乗り継ぐんですけどね。1時間余りあるので駅を出て昼食にします。1本後でも芸備線に乗れますが、同業者が多そうで座れない可能性が高いと思ったのです。
新見では駅弁もなければ立ち食いソバもないし、そもそもキオスクも無いです。今から40年前には”布原の三重連”に代表されるようにSL撮影のメッカで、撮影者(あえて撮り鉄とは言いません。格が違います)は駅前旅館に投宿し、朝から晩まで撮影していたのでしょう。その頃は国鉄職員も多いでしょうからさぞ街は賑わったと想像しますが
今は何もないと言っても過言でない
古い食堂が一軒あるけど、やっているのかどうか定かでない感じだし、当然コンビニなど無いです。
昔、駅構内で営業した会社でしょうか?このような貼り紙に食指が湧きましたが、年明け5日まで休みとか。
橋を渡ると一か所だけ賑やかな場所がありました。Aコープです。正月の買い出しで。ここで弁当でも買って車内で食べようと画策して入ったんですが、なぜか総菜コーナーには弁当は一切なく、あるのはまぐろ海鮮丼、まぐろ握り盛り合わせ、ネギトロ太巻き…、一体何があったのかと。マグロ1本まとめて買い付けて使い切っているのでしょうか?それでもマグロじゃない太巻きを買って駅に戻ります。
13時の備後落合行きは予想通りで、マニアも多いですが一般の帰省客も多く、1両のキハ120はギュウギュウ詰め。1本前で来て早めにホームで並んだのが正解でした。