思えば「脱・下請け」から始まった!山ちゃんのレントラ的言いたい放題

函館出身の代表がレントラ便の普及と、公共インフラとしての使命感を強く持って想いのまま綴ります

遅い対応

2011年09月15日 | Weblog


先週の日経新聞朝刊の1面。

「いまごろか」という記事を発見しました。



このような記事を読んでいると、

国も、自治体もBCP対策を練り直す必要を感じます。

震災後、約1か月は被災地や関東周辺でも、深刻な燃料不足に陥り、

弊社では通常営業どころか、緊急支援物資輸送にも支障をきたしたあの頃。



「同じことを繰り返したくない」と先月弊社で策定したBCPには、

長期計画の中に、ガソリンスタンドの経営も入っています。



当時の一時的な食料不足を思い出すと、トラック輸送は絶対に止めてはいけません。

ライフラインを担う弊社としては、

もう少し踏み込んだ対応を、新政府には期待したいと思います。




気仙沼の坂井さんのご要望

2011年09月14日 | Weblog


本日

気仙沼の仮設住宅の自治会長の坂井さんと電話でお話させて頂きました。

・必要物資の確認

・次回の物資運搬スケジュール

・カジキマグロの件
上記が主な内容です。


先日、坂井さんが夜のNHKニュースに出演され、番組内で被災地の窮状をお話されてから、
全国から物資の提供や問い合わせが増えて、非常に喜んでおられました。

そして、坂井さんは気仙沼復興のための会社を、10月に立ち上げるということでした。

私から、坂井さん自身が「何が必要か、足りないか」をお聞きしたところ、
復興会社を立ち上げるものの、備品関係も一切ないとのことで、
机やイス、ロッカー等の、
「事務所で使う一式が無ければ、実質のスタートが出来ない」
とお話されていました。
坂井さんがスタートを切れなければ、復興が遅れる可能性があるのです。

そこで、事務用の机等の備品を集めたいと思います。
関東周辺は無料にて引き取りに伺いますので、不要な机等がございましたら、
ご協力のほど、どうぞよろしくお願い致します。

info@rentora.com 支援物資担当までよろしくお願いします。


次回で20回目になる節目の運搬ですが、私のスケジュールの都合により、
10月3日を予定しています。

この運搬には、すでに集まっている2トン分以上の物資と、
私たちが前日に釣り上げた「カジキマグロ」も予定に入っています。
このカジキマグロは、仲間のクルーザーで若手経営者が被災地のために企画したもので、
伊豆諸島まで10月1日、2日にかけて1泊2日で行ってきます


前回はシケのため、カジキマグロ釣りは断念しましたが、
今回はその雪辱戦となります。
今回を逃すと、シーズン終了となるため、釣れても釣れなくてもラストチャンス。
なんとか1本上げたいと思っています。
横浜港に帰港後に、その足で気仙沼に向かいます。

自治会長の坂井さんも非常に楽しみに期待しているカジキマグロの解体ショーを
ぜひ、気仙沼で行い、
現地の皆様の 「心の復興」 に少しでも寄与できたらと考えています。







明るいニッポンの未来

2011年09月13日 | Weblog


本日

理由があって、これまで弊社に物資提供して頂いた方の人数を数えてみました。
氏名がわかっている方で約100名(企業も含む)。
匿名でご提供頂いた方を入れると軽く100名を超えていました。
こんなにいらっしゃったのかとあらためて驚きと感謝も気持ちでいっぱいです。
あらためて、被災地に成り代わり、深く御礼申し上げます。

そして、これだけの方の中には1度ではなく、何度も物資をご提供して頂いた
心強い味方もいらっしゃいます。

写真はそのご家族の長男の悠椰(ゆうや)君、6年生(大学ではありません)です。

株式会社シュラインという会社の社長である、三浦さんのご家族は、私が被災地に向かう日が近づくと、
奥様が雪谷太鼓のみなさんや、ご近所さまから物資のかき集めて頂いています。
そして、弊社まで毎回自家用車で持ってきていただくのですが、
必ず長男の悠椰(ゆうや)君もお手伝いしてくれています。
驚くほど素直で、お手伝いする姿には、いつも感心させられます。

そして、このようなご両親の姿を見て育った子供たちが、未来のニッポンを背負うことを考えると、
なぜかうれしくなります。

子供は親を選べませんが、このようなご両親に育てられた悠椰君6年生に、明るい未来のニッポンを感じます。

三浦家の益々のご多幸を祈ってやみません。
お父さん、これからもがんばって!

ざんねんなきゅういちいち 【9.11】

2011年09月11日 | Weblog


9月11日 

悪夢の震災から、ちょうど6か月。

アメリカの同時多発テロから10年。

天災とテロは違いますが、見えない深い因縁を感じます。

人の生き方を変えたり、価値観を変えた震災。

それぞれの9.11。




写真は、昨日の朝刊ですが次元が低いですね。

復興の牽引役であるはずの政治屋が、復興の足を引っ張っている現実。

本当に残念な国です。



このような方には国会議員すら即刻やめて頂きたいところです。

この無責任なおじさんが国会議員であり続けることは、莫大な税金の無駄使いでしかありません。

今回の大臣交代だけでも、書類や印刷代を含めると莫大な費用が発生します。

この費用は、当然税金ですが、本来なら原子力対策や被災地復興に使われるべき税金です。

ちなみに僕は何度も、自ら進んで、自前(燃料代・高速代)で福島入りをしていますので、

ある意味、このおじさんより、経産大臣資格があるかも知れません。



まあ、こんな政治屋を選んだは我々国民ですので、政治屋ばかりが悪いとも言い切れませんが。

ただ、そう言ってあきらめるだけではいけません。行動しなければ良くなることはないのですから。

震災が、これからの選挙にも考えるきっかけとなり、総国民の参加型の選挙にることを願います。


3.11から半年という節目の日の新聞を見て、本当にがっかりです。

国難に際し、こんなことになっているニッポンに、明るい未来はあるのでしょうか?








「被災地の現状と運送会社としてできること」

2011年09月10日 | Weblog


8日(木)

「被災地の現状と運送会社としてできること」と題し、僭越ながら、
ドライブレコーダーメーカーのデータテック様のお客様交流会にて、
弊社の被災地への取組みとBCPについてお話させて頂きました。

奇しくも、弊社が被災地支援をするきっかけとなった、
ローソン様も講演されており、何かご縁を感じた次第です。


私がお話させて頂いた内容は、
ライフラインの一端を担う企業として、

・平常時にはレントラ便業務

・緊急時にはライフライン確保を最優先し、
 レントラ便業務から緊急物資輸送にシフトします。


このような内容をBCP関連つけて、お話させて頂きました。

データテック様、貴重な体験をさせて頂き、誠にありがとうございました。



NHKの夜9時のニュース【食】と【職】が無い

2011年09月08日 | Weblog
【食】と【職】は被災地の話です。

昨日の夜のNHKニュースに、気仙沼の坂井さん【写真左】が出演されていました。
坂井さんとは、震災後4月に初めて物資を運んだご縁から、

今では何度も物資運搬をして、携帯電話やメールで現地の状況を連絡を取り合う関係です。

その坂井さんが、震災後、半年を迎える気仙沼のいまだつらい状況を
気仙沼の仮設住宅前で中継、お話されていました。

〇食料がいまだ足りていない。
 仮設住宅に入居しても煮炊きする道具と屋根が期限付きで借りられるだけ。
 気仙沼の大企業は場所海側にあり、ほぼ被災し、職場(収入)は無い。
 
〇これから寒くなるので冬用衣服や暖房器具が必要

〇職が無い
 被災企業が多く、職場復帰できない

復興が遅く、まだまだ自立出来ない状況である。


こんなお話をされていました。

坂井さん、来週にはまたたくさんの物資を持って行きます。
そして、今後も応援していきます。

がんばって下さいとは言えませんが、
僕は、頑張って応援します。
カジキも釣れたら持って行きますね!

時代の旅人として、たまたま居合わせた、いち通りすがりの者ですが、
ポケットの中にある、すべての持ち合わせを出してこれからも応援ていきます。





多賀城市震災発生時からの記録DVD

2011年09月07日 | Weblog
多賀城市長からの震災発生時からの記録DVDのキャプです。
あらためて、つくづく、
「こうだったんだよな、総力戦だったんだよな」と、
半年で過去にしてしまっている自分に気づき、情けなくて涙が出ました。

「震災を絶対忘れない、忘れちゃいけない」そして、俺たちは「生きなきゃいけないんだ」
そんな思いから、ご希望の方にこのDVDをコピーして一切無料にてお送りします。

どうぞお気軽にメールを頂き、ご住所等をお知らせください。
info@rentora.com 多賀城市DVD係りまで。

宮城県多賀城市長からの感謝の手紙

2011年09月06日 | Weblog
本日、仙台市に近い被災地の多賀城市長から、緊急支援物資の提供に関する感謝のお手紙と震災記録DVDを頂きました。
同封されていたDVDは後ほど、キャプチャで紹介させて頂きます。

弊社は、基本的に避難所に直接届けることが多く、
行政機関へ基本的には無かったのですが、これには市長の姿勢を感じます。



微力ながら、これからも私たちは応援を続けて参ります。

エコ運転と安全運転

2011年09月05日 | Weblog


私の持論ですが、エコ運転と安全運転は共通している部分が多いと思います。

しかし、極論は違うとも思っています。

一般道や高速道によっても当然違ってきます。

エコ運転の極致は、アクセルを踏まずアイドリングだけで走行?することでしょうか?



そんな「エコ運転」と「安全運転」の両面を科学する機械メーカーのデータテック様

データテック社の田野社長は地元大田区の良き先輩経営者でもあります。

弊社でも導入し、トラックに積んで、エコと安全を効果的にカバーしてもらい、

おかげさまで、事故も無くなり、いまでは自動車保険の割引率70%を達成しています。


前置きはこの位にして、このデータテック様のお客様交流会で、

僭越ながら私が数分お話する機会を頂きました。


当日は、メインスピーカーのローソン様の安全・計画配車への取組み事例と、

弊社は被災地への取組みと、実際に私が被災地を見た後に策定したBCPのお話をさせて頂きます。

ローソン様とは弊社の被災地支援でのご縁(記事)もあり、あらためて何か不思議なご縁を感じます。



200名以上の方が参加されるそうですが、まだ若干の席はあるようです。

私の話はともかく、「エコ運転」「安全運転」にご興味のある方はお気軽にご登録、ご参加ください。

当日はデータテックさまの田野社長の手作りカレーも振る舞われ、有意義な交流会になることは間違いありません。


尚、緊張した私もご覧いただけます(笑)。