思えば「脱・下請け」から始まった!山ちゃんのレントラ的言いたい放題

函館出身の代表がレントラ便の普及と、公共インフラとしての使命感を強く持って想いのまま綴ります

10月3日気仙沼【仮設住宅の各家庭へ豆腐をお届け】④

2011年10月08日 | Weblog
さて、『すがとよ酒店』でのお買い物を終え、再び物資拠点の気仙沼高校へ。
今回は時間があったので、午後からはお手伝いをしました。
お手伝いとは、毎週月曜日に盛岡から送られて来る、お豆腐の配布です。
このお豆腐は、ボランティアで寄付されているとのことでした。
感動です。



このお豆腐を仮設住宅の各家庭、1軒1軒にお届けするのは、坂井さんの会社《気仙沼復興》のスタッフ。
私はこのスタッフと一緒に、配達をしてきました。
10か所くらいの仮設住宅を車で回り、200世帯以上はお届け出来たでしょうか。



仮設住宅に掲げられた『がんばろう 気仙沼』 の旗。
街中で見るものと違い、胸が熱くなります。


仮設住宅の様子


こちらの仮設住宅は小学校のグランド内にありました


また別の仮設住宅では、入口に大漁旗が。漁師の方が多いのでしょうか。
想いが伝わります。


家庭にお声掛けしているスタッフ


各仮設住宅の入口には必ずこの案内があります



配り終えて感じたことは、高齢者の方が圧倒的に多いこと。
自立出来ない方が多く、坂井さんが自立の手助けで苦労されるのもよくわかりました。

そして、仮設住宅にもグレード差があるのではと思うくらい、外観上だけですが格差がありました。
このことをスタッフに聞いてみると、やはりメーカーによって、かなり程度の差があるとのことでした。
大きな問題です。

部屋の中まではさすがに見せて頂くことはできませんでしたが、
1世帯にエアコンは、一つだけしかついていないため、別の部屋はこれからの季節、暖房器具も必要だということです。

さすがに午後だけで、87か所に散在する仮設住宅は見ることはできませんでしたが、
カジキマグロが釣れていれば、このどこかの仮設住宅にて解体ショーが出来たかと思うと、
やはり残念です。

それにしても、貴重なお手伝いが出来、被災地の方の一端を垣間見ることが出来ました。
この時の気持ちは忘れず、今後の支援活動に生かしていくつもりです。


配布が終わったあと、物資基地の気仙沼高校に戻り休憩です。
数人の方とお話しましたが、リーダー的存在の小山君は、職場が被災されたそうです。
そして、昨日7日から上京し、銀座にて気仙沼のアンテナショップの運営にあたるとのこと。
東京での食事の約束もしましたので、再開が楽しみです。
なんて思っていたら、昨晩のNHKニュースでしっかりと紹介されていました。


来週には食事に行きましょう!小山君。


さて、私はというと、気仙沼高校を後にして、気仙沼復興㈱の事務所までトラックを取りに行き、
坂井さんに感謝の意を伝えお別れしたあと、市中心部を通り、夕闇の迫る中、今夜の宿泊地、石巻市へ向かいました。
時間にして約2時間。
南三陸町を通過するルートです。


気仙沼市内の様子は、次の更新で少し紹介します。
続く・・・








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