熱海梅園を見に行った折、中山晋平記念館で行われていた、懐かしいSP盤のゼンマイ式
のミニコンサートを聞くことができた。中山晋平といえば、我々の年代では、子供の頃
よく歌った歌ばかりである。懐かしさと改めて聞いてみると、蓄音機から出てくる音が
60年以上前のものと思えず、しばし瞑目、小一時間ほど最後まで聴いてしまった。私も
古いSP盤を十数枚持っているので帰ってから、古いボックスを開けてみたが、残念なが
ら中山晋平のビクター盤はなかった。おかげで子供の頃よく聞いたレコードを思い出し、
再生機がほしいと思っているところである。
中山晋平の代表作
『シャボン玉』
『てるてる坊主』
『あめふり』
『証城寺の狸囃子』
『こがね虫』
『あの町この町』
『背くらべ』
『鞠と殿様』
『砂山』
『肩たたき』
『雨降りお月』
『兎のダンス』
流行歌
『カチューシャの唄』
『ゴンドラの唄』
『船頭小唄』
『波浮の港』
『当世銀座節』
『この太陽』
『東京行進曲』
『銀座の柳』
『燃える御神火』
『神風だから』
『建国音頭』
『瑞穂踊り』
美しい自然が晋平メロディを育んだのだろうか。中山晋平は、明治20年3月22日、長野
県下高井郡新野村(現在中野市大字新野)に生まれた。季節ごとに表情を変える美し
い自然の中で、のびやかに育った。山があり、川があり、やさしい土の香りがある。
そこに原点があるのだろうか。
自然を愛し、大衆を愛した晋平のやさしさと温もりが作品の底流にある。野口雨情と
出会い、「船頭小唄」「波浮の港」が生まれた。
聴き始めると不思議な楽曲である。SP盤でないとその雰囲気は出ないのかもしれない。
子どもの心に帰れるリズムがあり、唄がある。ゆたかな個性と愛情が子どもの心を熱く
つつむ歌ばかりである。こういう歌はいいなあとつくづく思う。
永遠に歌い継がれる日本人の心のメロディと言えば、NHKの歌謡番組のタイトルのよう
だが、このような言い回ししかできない。
昭和27年12月30日、病によりその65年の生涯を終えるまでの間に、晋平は歌謡・童謡・
新民謡・社歌・校歌などさまざまな分野の名作を残した。
そして、北原白秋・西條八十・野口雨情など、時代を画した詩人たちと共に作り上げ
た日本人の心の歌といえる名曲の数々は、今なお人々に愛され、口ずさまれていると
思う。
私もついにそういう思いを抱く年代に入ったということか。
MyHP HEALING MUSIC GREENDOOR
のミニコンサートを聞くことができた。中山晋平といえば、我々の年代では、子供の頃
よく歌った歌ばかりである。懐かしさと改めて聞いてみると、蓄音機から出てくる音が
60年以上前のものと思えず、しばし瞑目、小一時間ほど最後まで聴いてしまった。私も
古いSP盤を十数枚持っているので帰ってから、古いボックスを開けてみたが、残念なが
ら中山晋平のビクター盤はなかった。おかげで子供の頃よく聞いたレコードを思い出し、
再生機がほしいと思っているところである。
中山晋平の代表作
『シャボン玉』
『てるてる坊主』
『あめふり』
『証城寺の狸囃子』
『こがね虫』
『あの町この町』
『背くらべ』
『鞠と殿様』
『砂山』
『肩たたき』
『雨降りお月』
『兎のダンス』
流行歌
『カチューシャの唄』
『ゴンドラの唄』
『船頭小唄』
『波浮の港』
『当世銀座節』
『この太陽』
『東京行進曲』
『銀座の柳』
『燃える御神火』
『神風だから』
『建国音頭』
『瑞穂踊り』
美しい自然が晋平メロディを育んだのだろうか。中山晋平は、明治20年3月22日、長野
県下高井郡新野村(現在中野市大字新野)に生まれた。季節ごとに表情を変える美し
い自然の中で、のびやかに育った。山があり、川があり、やさしい土の香りがある。
そこに原点があるのだろうか。
自然を愛し、大衆を愛した晋平のやさしさと温もりが作品の底流にある。野口雨情と
出会い、「船頭小唄」「波浮の港」が生まれた。
聴き始めると不思議な楽曲である。SP盤でないとその雰囲気は出ないのかもしれない。
子どもの心に帰れるリズムがあり、唄がある。ゆたかな個性と愛情が子どもの心を熱く
つつむ歌ばかりである。こういう歌はいいなあとつくづく思う。
永遠に歌い継がれる日本人の心のメロディと言えば、NHKの歌謡番組のタイトルのよう
だが、このような言い回ししかできない。
昭和27年12月30日、病によりその65年の生涯を終えるまでの間に、晋平は歌謡・童謡・
新民謡・社歌・校歌などさまざまな分野の名作を残した。
そして、北原白秋・西條八十・野口雨情など、時代を画した詩人たちと共に作り上げ
た日本人の心の歌といえる名曲の数々は、今なお人々に愛され、口ずさまれていると
思う。
私もついにそういう思いを抱く年代に入ったということか。
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