会話の中で、盛り上がる瞬間。
それは、カット前の期待感を一気に高める『キッカケ』になる。
誰かに片思いの時、相手との間にある「共通項」を必死で探す。
なるべくたくさん近づいて、出来るだけ解りあいたい。
それがうまくいくと、多少の細かいのは気にならない。
あとは、一気に進行していく。
そんな高揚は美容室にも起こっている。
美容師には、得意なモノ、好きなモノがある。これは、なかなか言えないホンネの部分だ。
寿司屋にパスタは注文出来ないし、肉屋に魚は売っていない。
売り手と買い手の目的が違えば、当然「なんか違う、、。」となるのは、当然だ。
美容室では、この違いがまだまだ存在している。
柔らかいニュアンスが得意な美容師に、シャープなイメージは造りづらい。
そこに「共通言語」は存在しないのだ。
だから、そこのコミュニケーションを怠ると、絶対うまくいかない。
ボクは新規のお客様と、この部分は絶対欠かさないよう心掛けているつもりだ。
これらがうまく行った時、先入感はキレイに崩れ、ハサミの動きが速くなる。
ハサミが迷えば、お客様も迷い不安になる。
『高揚』の賞味期限切れが来たら、それが、切り時ですネ!
切って頂いて、本当に良かったです。
で、さっそく帰り道に記事を書いてしまいました(笑)
これから、髪の毛がお世話になるのが楽しみです。
今後ともよろしくお願い致しますm(__)m