東京シザーハンズ

通算「5万回」カットしてきた知識と経験 外苑前suburbia SHIMAからの独立 日記じゃない美容師ブログ
 

♪ 店名「suburbia」の意味

2007-03-14 02:03:09 | 美容室 - suburbia -


  【 suburbia 】: 郊外(の) 郊外住居者

夏はやっぱり「湘南」に行きたくなる。

別にサーフィンじゃなくてもだ。


あそこに行くと、時間の流れ方が、いい意味でおかしくなる。

ただいるだけで気持ちいいのに、さっきの一分前をもう想い出している。

 「今」と「さっき」が同時進行してるような、不思議な感覚になる。


 「青山」辺りでは、感じる事の出来ない感覚だ。


お店は外苑前で、中心の表参道から見れば、ほんの少しだけ離れている。

美容室密集地のド真ん中から見たら、チョッとだけ「サバービア」だ。

「名前」が決まってから「物件」が決まったのに、なんとも言えない

気持ちの良い偶然だった!

 
  「郊外」で感じる「時間の流れ方」みたいに、仕事しててもそれを

   感じていたい。  なんて、、。


好きな曲からピンと来たこのフレーズ。

「サバービア」と口にした時の音と、そのロゴバランス。


美容室をオープンする10ヶ月も前から決まっていたその名前。

でも「他にもまだいい名前があるかも、、。」

違う名前を探してみた。


半年くらい他の名前を探した挙句、頭に残っていたそのフレーズ。

仲間に後押しされたのが、決め手となった。


そしてこの「物件」、探しはじめて3ヶ月目に出会った。

仮にいくら「大金」があろうとも、タイミングと運だけが頼りの物件探し。

今までなんかの「くじ引き」や、「ビンゴゲーム」や「宝くじ」やいろんな「賭モノ」。

「ハズレ」て来たおかげで運が貯まって、この物件が飛び込んで来たように思う。

  「物件」のキッカケになった不動産屋さんを探してくれた、

   MY仲間に、「ありがとう」じゃ足りない「鬼感謝」をしています。

ラーメンにすると、「感謝ラーメン、全部入り」です。


  毎日お店から一望できる「表参道」を見ていると、

  改めて、心地よい「suburbia」を感じてしまう。

♪ 美容室インテリア。機能的デザイン

2007-02-01 02:36:33 | 美容室 - suburbia -
見た目のインテリアも大事だけど、「機能的」な部分もまた大事です。

お客様が美容室に来て1番長く座る「椅子」。

「ソファ」をイメージしつつ、決してファンシーにならないようにオーダー。

2、3時間もの間、疲れないように、たっぷりサイズでゆとりを持たせました。

[ 3F ]


[ 4F ]




そして、この「カウンター」兼、「引き出し」。

ポイントは、この「設置位置」、座ればわかる。

座った時、腰周りが「死角」で見えないように、配慮してみました。





引き出しの中は、顔の毛を払うブラシ、ピアス入れ、スタイリング剤などが入り

身の回りをしっかり固めました。

お家にあるような「化粧台」をイメージしながら、美容室用に機能を加えてみました。


 


そして「鏡」の後ろには、お客様用の「荷物」と「衣類」を収納できるスペースを設ける事によって、

「近くに置いてある」という安心感と利便性を考慮しました。





最後は「自然光」とほぼ同じ種類の光を放つ、スタジオ撮影用の照明です。

昼間の自然光を「夜」も再現したい気持ちと、「カラー」の仕上がりに最適な明るさを考慮してみました。


これでもやりたい事の60%くらいです。

まだまだ「ネタ」あるんです!

♪ 個室空間的な新感覚美容室のインテリア

2007-01-30 19:51:50 | 美容室 - suburbia -
今回は,my hair salon, [ suburbia ] の内装を紹介します!

「個室」を演出すべく、テイストの違う「部屋」を2部屋用意。

「1部屋」につき、2名のみ。

デザイナーズビルの3F,4F,5Fのメゾネットで、コンクリート打ちっぱなし。

 【 3F 】           [ MIRROR FLOOR ]     
    
                 [ SHAMPOO FLOOR ]
       
  * 黒をベースに、茶色と白を差し色にした「リビング」的佇まい。


 【 4F 】           [ MIRROR FLOOR ]
            
                 [ SHMPOO FLOOR ]
  
  * 白をベースに、グリーン、シルバーで「清涼感」を。  


【 5F 】             [ STAFF ROOM ]
      
  * 撮影も出来るように、光がたくさん入る寛ぎと憩いの場。     

元々は住居だった物件を美容室にしてみたら、こんな感じになりました。

自分でデザインしてみると、「愛着」が違う。

1から10まで決めれる「自由」と、最終判断を下すまで「緊張感」。


それでもまだ、やりたい事はたくさんある。