東京シザーハンズ

通算「5万回」カットしてきた知識と経験 外苑前suburbia SHIMAからの独立 日記じゃない美容師ブログ
 

パーマは自然乾燥が一番イイ!

2008-11-29 14:06:01 | “ Perm Perm Perm ”


  ・・・先日、美容室でパーマをかけました。

     パーマをかけたら、毎朝、スタイリングがラクかなって思って、、。

     そう期待していたんですけど、、。

     どこの美容室に行っても、「朝、こうやってネ。」とか言われて、
 
     髪をネジりながら、ほとんどかかっていないパーマを

一生懸命出そうとする美容師さん。

     やたらとスタイリング剤をつけて、ガンバッている美容師さん。

     だけどワタシ、一体なんの為に、パーマかけたんだっけ?・・・

っていう経験ありませんか?


まず、仕上げの段階で美容師さんが髪をネジりながら、乾かしているようだと、

パーマが「弱い」という証拠です。

パーマがしっかりかかっていれば、揉んだり、ネジッたりは必要ありませんから。

そしてもう一つ、スタイリング剤をたくさんつけている様子だと、

これも満足にはかかってはいません。

だけど、一番の問題はこれらを当たり前にして、それを「家でもやってネ!」

と、お客様にも“同じ技術を要求する”ということでしょうか?

  パーマをかけたことのある方なら、一度や二度はそう思った経験はあるハズです。

  もしかしたら、「家」でちゃんとやらないと、「パーマ」は出ないってことを、

  お客さん自体が既に思っているケースもあるでしょう。


でも、ちょっと待って下さい。

追求に追求を繰り返して、「カット」更には「パーマ」も、スタイリングに

    “余計な手を加えず、乾かしただけでキマる”

    “自然乾燥でも、十分パーマが出る”

というところまで、出来るようになったのです。

10年くらいかけて、、、。

是非一度、お試し下さい。

色々な条件はありますが、(髪質だったり、以前の美容師さんのカットの残留など。)

相談に乗りますからネ!

ロングのパーマ

2008-11-26 22:16:05 | “ Perm Perm Perm ”


  パーマをかけたいけど、もうチョット、もうチョットと伸ばす方がいらっしゃいます。
  
  でも、伸ばしすぎて、その人なりの「ベストバランス」を過ぎて、

  胸下以上まで伸ばす必要って、、、。

弾力のない「ダルダルウェーブ」がお好きなら、話は別。

パーマをかけると、縮んでしまうのを予想して伸ばしているのだと思いますが、、、。

  確かに縮みはしますが、ほんの微々たる長さですよ!

  違和感を感じるほど、縮みません。強くて、細かめのパーマなら別ですが。

あとは、ウェーブの大きさにもよりますけどネ。

縮んでも2~5cmぐらいです。今までの経験上7cm以上の縮みでなければ、

殆どの場合、違和感は感じません。

  それよりも、なによりも、長すぎると「ダレ」ます。長くても、お顔の2倍以上の長さ

  があれば、もう十分に足りてます!

仕上がりの長さで、鎖骨下~胸ジャストくらいが、オンナっぽくて、イイんじゃないでしょうか?

その辺りが、一番オススメですね!

パーマ保証について

2008-11-22 21:33:44 | “ Perm Perm Perm ”


その時はうまくかかってはいても、一度シャンプーしただけでとれたり、1週間でとれたり、、。

とれ方も、持ちもやっぱり、人それぞれ、、。

  
  パーマのかかり具合や、スタイリング剤を何も使わない時の状態、ドライヤーを使わない

  自然乾燥の状態は、ある程度計算は出来ますが、とれ方までは、さすがに未知なるところ。


だから、初めてパーマをかける方には、品質保証として、「かけ直し保証」を設けています。

パーマをかけてから「2週間」以内にお電話を頂き、更にその「2週間」先までを、

「かけ直し可能期間」としております。


  仮にすぐとれても、すぐに、対応出来るので、御安心を!

-MYパーマルールと、「掟」-

2008-11-21 12:26:51 | “ Perm Perm Perm ”


  ワタシの美容室で考える“パーマ”とは、何より「手入れが楽」であること。

  だからパーマをかける事で、自分の中で「ルール」にしている事が幾つかある。


まず、「傷まない」こと。厳密に言えば、「傷ませない」ってことになりますが。

そして、スタイリング剤は極力、「付けない」こと。

ドライヤーもなるべく使わず、「自然乾燥」を良しとする。

むしろ「自然乾燥」の方がパーマがキレイに出てくれる。

ネジりながら乾かしたり、揉み込むように乾かさないこと。

ネジったり、一生懸命揉んでいるようでは、完璧ではない。


  だって、お客さん側からすれば、それをしない為に「パーマ」をかけに来ているのだから。


でも、以前は、ムースは付けていましたヨ。だけど、技術を追求していくうちに、

ムースなしでも、パーマが綺麗に出る所に辿り着いたんです。

だって、お客さんにとって難しいスタイリングを美容師側が要求したら、

「じゃあ、何の為にパーマかけたの?」って、普通思いますよね?

だから、何年も追求して辿り着いた結果なんです。


  美容師だけが、“いいデザイン”を“その場限り”で出来ても、

  お客さんがスタイリングを家で「再現」出来なければ、
  
  もしくは、再現するのにとても難しいなら、それは、

  “GOODなパーマ”とは、とてもかけ離れたモノではないかな?と思います。

  
まぁ、カットもパーマも、デザインは勿論、それをお客さんが“家でも同じようになる”

っていうのが、美容師の出来る当たり前のことだと思います!

パーマが似合う条件

2008-11-18 23:25:39 | “ Perm Perm Perm ”


  冒頭からいきなりですが、ボクはパーマをかけるのが、好きなんです。ホントに。

  ボクも自らパーマをかけているけど、楽だし、何より雰囲気に柔らかさが出る。

毎朝の手入れだって、流さないトリートメントをつけて、普通の「水スプレー」で

潰れた寝グセを濡らすだけ。

ホントに、自分で言うのも何ですが、イイ感じでゴザイマス。


じゃ、本題です。パーマが似合うには、やっぱりいくつかの理由があります。


似合う条件は、この4つ。

  ①、クセ毛であること。

  ②、硬すぎない髪の毛であること。

  ③、ネコッ毛。

  ④、かかりにくい、とれやすくても、柔らかければ、O.K.

実はこれ、全部「髪質」の条件なんです。

「顔の感じ」ではないんですよ!似合う似合わないは、顔の感じではなくて、「髪質」なんです。

結構、顔のせいだと思っている方、多くありませんか?


  パーマは、髪に何らかの「クセ」を付ける作業。

「クセ毛」に「クセ」付けは、同じモノ同士なので、かかりもよければ、持ちも良い。

「直毛」に「クセ」付けは、まさに真逆の事。そう、このパターンが一番老ける。

結局、素材を無視してしまうと似合わなくなるんですヨ。


ああ、そうだ、いい機会なので今度いつか、「これはやらない方がイイ!」特集をしますネ!

♪ パーマコンプレックスの方へ

2008-11-16 16:19:41 | “ Perm Perm Perm ”


 “ 昔「失敗」した「パーマ」がトラウマになって、

        ここ最近パーマを「敬遠」していた方へ ”

パーマをかけてから、こんな後悔を味わったことってありませんか?
    
   自分で見ても、老けた感じがしたり、

   家に帰ってからやりずらかったり、

   傷んで収拾がつかなかったり、

   周りからの、微妙なリアクション、

   受けの良くない言葉をもらった経験。などなど。

おそらく、パーマをかけた方の2人に1人くらいは、こんな経験あったのではないでしょうか?

例えば、パーマを5年前にかけて、それっきりって人もたくさんいます。

何でもそうだけど、失敗するともう二度とやらない。でも、そりゃそうだ。

きっとボクだって、そうだろう。

でも、これって美容師側の“技術不足”が、理由の大半だと思います。


そして、ここからが本題。成功のカギは、

①、目から上には、かけないようにする。・・・老ける原因デス。

②、ダメージが残っている間はかけない事。(ここで、かけるから失敗します。)

  実際には、パーマでダメージが出るのはなく、今現在のダメージに追い打ちが

  かかるのです。
  
  (事実、現時点で傷んでいなければ、パーマをかけても傷みません。)



これが、最低限の条件です。これを守れば、失敗はしません。

でも、ボクが狙っているのは、「最低限、失敗はしない。」ではなく、

「大成功」デス。


その「秘訣」は、また今度にします!



初めてのお客様に「パーマ」をかけない理由

2008-11-09 21:10:53 | “ Perm Perm Perm ”


  ここ最近、新規、初回のお客様には、「パーマ」をかけていない。

  御予約の電話の時点でその旨を伝え、御理解して頂いている。

理由は2つ。

  “前回の美容師のカットが残っているから。”(主に、軽さの入れ方。)

  “その美容師さんのカットがたまたま雑で、ハサミの入れ方が乱暴だから。”

     *因みにダメージの原因の大半は、カット手法です。

これ、伸びきってくれるまで待って貰うか、バッサリいくか?

ダメージトリミングカットでダメージのみを切り、なくなるまで頑張って貰うか?

のどれかです。(そういう技術があります。オリジナルです。)

         (トリートメントは一切使いません。一時的でしかないので、、。)


ほとんどの女性は伸ばす方向なので、3ヶ月~6ヶ月くらい待ってもらう事が多いです。

そして完全に指通りがスムーズになったら「GO!サイン」です。

だから、パーマをかける、かけないの判断はお客様ではなく、ボクが決めています。

もしそのままかけたら、完成度は低いモノとなり、「納得しない仕上がり」になります。

どこかでキチンと精算、修正、リセットをしない限り、美容室を変えたところで、

何も変わらず、堂々巡りで、いずれ自分の髪の毛キライになっちゃうよ。


少々時間はかかるけど、傷んでいない髪の毛を一度でも体験した方は、確実に

キレイになっています。

  本当にダメージレスになった時、パーマの完成度は期待以上のモノになります。
  
  今まで、体験したことのない領域となりますヨ。大袈裟じゃなく!