東京シザーハンズ

通算「5万回」カットしてきた知識と経験 外苑前suburbia SHIMAからの独立 日記じゃない美容師ブログ
 

ホームページ完成!

2009-05-04 12:57:51 | チョット聞いてョ!
ホームページリニューアルを着手してから、1年2ヶ月、ようやく完成致しました!

素人発想ながら、伝えたい内容になったと思います。

各ページ更新もマメにしていくつもりですので、今後ともよろしくお願い致します!

代表 石川ヒデノリ

http://www.suburbia-hair.com

ホームページ制作

2009-02-28 12:23:35 | チョット聞いてョ!


この度は、永らくブログの方をお休みしておりました。

というのも、新しいホームページのデザインを手掛け、そちらに集中していました。

素人ですから、時間がかかるもので、、、。

でも、それも大詰め。3月の中旬には、アップ出来る状態だと思います。

ご期待下さいネ!


でも、ブログはまだチョットだけお休みします。

その分は、是非ともホームページにて、、、。

WAXを使わない美容室

2008-12-20 22:38:24 | チョット聞いてョ!


   世の中に「WAX」を一度も買ったことのない人っているのだろうか?

  誰しも1個は、買った事があるハズ。

かなり前から思っていましたが、「WAX」って、ボリュームアップの為に付けても、

結局ペシャンコ。結局はベタついて終わり。そんな印象。

午後にはもう、髪の毛を触りたくない感じになる。

ショートとかメンズの髪型なら、もちろん全然アリですけどね。


  ツヤなしのWAX、軽いWAX、とにかく「WAX」と名の付くモノは、最終的に

  「油分」が固まった、固形物的なモノである。


後にも先にもやっぱり髪の毛は、“触りたくなる髪”じゃないとね、特に女性は。


ボクももう長い間美容師してますが、WAXが世に出てから変わった事と言えば、

WAXに使われている 「オイル成分」が良くなって、シャンプーの時に落ちやすくなった

ぐらいだと思います。


   いずれにせよ、ワタシの美容室では最後の仕上げに、WAXは使いません。

   と言うより、WAXが必要になるような「カット」は提供していません。

   (WAXを使うことを前提にしたショートなどは別問題デス。)


だって、“髪の毛を触りたくなる”くらいの方が、絶対イイ女ですからネ!

伝わってこその “ko-da-wa-ri”

2008-01-21 21:50:15 | チョット聞いてョ!
  
  
  飲食店に行くと、食材の産地、製造者、メニューのこだわりなど、   

  随所に書かれているものだ。今やもう当たり前になっている。   

昔からボクは、黙々とカットしていくタイプで、口数よりも手数の方が多い。

全然売れなかった頃、同期に言われた。   

「そんなに技術にこだわっているのに、それを黙ってないでちゃんと口にして、    

お客様に伝えてみたらどう?もったいないよ。」 単純に「そうか。」

一人一人伝える事にした。 お客様の反応はさておき、夢中になって伝えた。

  やがて人気も上がり、トップスタイリストになっていた。

もし、それを伝える事ができなければ、その技術、その技術で出来た髪型に

付加価値を付けることは出来なかっただろう。

むしろ、伝えたから説得力や、髪型の価値が上がったといってもおかしくはない。   

今でも技術の精度の向上は勿論あって、日々発見はしている。   

同時にどんなふうに伝えようかを考えている。 プロは、素人に解りやすく伝えてこそ

プロである。

  専門用語が出てくると、心の中で、拒否されてしまう事が多いからだ。   
 

こだわりは大事だけど、伝える事も大切なんだよな~。

♪ ブログを始めて、1年経過!!

2008-01-18 16:42:49 | チョット聞いてョ!


  おめでとうございます! ありがとうございます!!

  気まぐれブログもついに、『1年』が経過しました。

幾度となく執筆を怠ったけど、自分的にはまずまずな投稿でした。

ブログを何年も書き続けている方って、ほんの一握りなんでしょうネ。

空いた時間を使ってやってますが、なかなか難しいのが正直なところ。

  でも義務でもなければ、趣味でもない。

  自分の頭の整理をしてる感じです。

脳みそから吐き出せば、また違うものを学び、それを入れる。

常に循環させたかったんです。

今より、先に行ける気がして。

  
  ふと思う。ブログって何?

ボクにとっては、思考の綴り、日記、進化の為の書留的な感じなのかな?

整理されるからいいなぁと思う。

  タレントじゃないし、日常起こってる事書いてもネ、、。

  今後ともよろしくお願いします!

♪ 美容師の為の講習会 その①

2008-01-18 14:41:57 | チョット聞いてョ!


 いつまで経ってもうまい美容師でいたいし、もっとうまくなりたい。

 そんなこんなで、美容界の重鎮たるカリスマ美容師の講習会に行って参りました。

今、売れている美容師の仕事を見る機会なんて滅多にない。

皆さんが知っているタレント、モデルなどを切っている川○さんの講習会。

有名です。巨匠だす。師匠だす。

ボクはSHIMAという美容室に13年も所属していながら、BEAUTRIUMの川○さんの

作る髪型が好きで、雑誌に載ってる髪型を見ては、模倣、モノマネ、分析、

ありとあらゆるやり方で、ただただ近づきたい一心で、毎日毎回カットしていた。

  目の前で仕事が見れるなんて夢のようだった。

彼のカットのウンチクを語る選手権がもしもあったなら、

そこのスタッフにさえ負ける気がしない。

彼の仕事関係の雑誌の切り抜きや資料だって、世界でボクが一番持っているだろう。

  それぐらいの気持ちだから、講習会で「技術的」な驚きは全くなかった。

  驚きがあったのは、彼の「存在」そのものだった。

空気作り、受講者との距離、見せ所、どれをとっても「彼」そのもので、

とても楽しい時間だった。

やっぱり、空気を読める人は、自分の立ち位置や、世の中の空気ととても密接で、

社会性も高く、リアリティに優れている。

講習会にありがちな堅さはなく、終始リラックスしていた。

やはり仕事は速かった。


「速い」というのは、単に「速い」のではなく、「無駄な事」をしないという事だ。

「完成」が見えてるから、無駄がない、迷いもない。

そういう人がどの世界でも成功するのだろう。

もう二度と、講習会はしないらしいと言う噂の流れた、暫定最後の講習会。

  最後に観れて、自分の仕事の確認ができた。

  これで良かったんだと確信した。



♪ 髪型の「切り抜き」を持参する事に「抵抗」がある方へ

2008-01-13 11:11:37 | チョット聞いてョ!


  結構多いですよね、コレに抵抗のある方。

  
美容師側からすれば、何も恥ずかしい事はなく、むしろ髪型を決める為の

材料になるので逆にありがたいですけどね。

  まっ、でも、切り抜きはあくまで参考ですけど。

  スキな髪型の傾向、どんな雑誌から切り取ったのか、色々と詰めて話し合い

  出来るので、どんどん持って行きましょうよ。


でもきっと、モデルとか芸能人の写真なんかは、

  「顔が違うし、、。」

  「この子だからカワイイ、、。」

って思ってしまっていると思うんです。


だけど気にしないで。貴方が気にする程、美容師側は気にしてませんから。

そういう視点で見てないし。

駄目だと決める前に、「理想」は話した方がイイ。


  その方が前向きだし、楽しいでしょ?

♪ 二人の間の「共通言語」

2008-01-09 22:35:56 | チョット聞いてョ!


  会話の中で、盛り上がる瞬間。

  それは、カット前の期待感を一気に高める『キッカケ』になる。


誰かに片思いの時、相手との間にある「共通項」を必死で探す。

なるべくたくさん近づいて、出来るだけ解りあいたい。

それがうまくいくと、多少の細かいのは気にならない。

あとは、一気に進行していく。

そんな高揚は美容室にも起こっている。


  美容師には、得意なモノ、好きなモノがある。これは、なかなか言えないホンネの部分だ。

  寿司屋にパスタは注文出来ないし、肉屋に魚は売っていない。

  売り手と買い手の目的が違えば、当然「なんか違う、、。」となるのは、当然だ。


美容室では、この違いがまだまだ存在している。

柔らかいニュアンスが得意な美容師に、シャープなイメージは造りづらい。

そこに「共通言語」は存在しないのだ。

  だから、そこのコミュニケーションを怠ると、絶対うまくいかない。

  ボクは新規のお客様と、この部分は絶対欠かさないよう心掛けているつもりだ。


これらがうまく行った時、先入感はキレイに崩れ、ハサミの動きが速くなる。

ハサミが迷えば、お客様も迷い不安になる。

  
  『高揚』の賞味期限切れが来たら、それが、切り時ですネ!

♪ 美容室って緊張するネ!

2007-09-09 12:09:29 | チョット聞いてョ!


  東京に出てきてから15年、初めて他の「美容室」に行ってきました!

  ボクにも行きたい美容室あるんです。



いやぁ、多少緊張するもんですネ。

美容師だとバレないようにするのもあって、ほぼ目を瞑っていました。

ボクの職業が美容師というのを知ったら、相手の美容師さんもなにかとやりずらいだろうし、

「偵察に来た!」みたいに、こっちが思われたくもないので、、。


  この業界って、なんかこう、みんな自分の美容室で切るんですよね。

  やっぱり同業者同士ってやりにくいですからネ。


本当は自分で切りたいけど、切れないですよ。100%の完成度では。

ものすごい時間かかるし。

マッサージ師が自分の背中をマッサージ出来ないのと同じですね。

  
  で、今回は希望の長さより短かったし、狙ったテイストとも少しずれましたが、

  もう1回だけ行きます。

  なんせ、今回はかなりの「バッサリ」カットだったので、

  相手美容師さんも「イメージ」が沸きにくかったかも?なので。


美容室、美容師探しってむずかしー。

ボクも、「達人」に切られた~い!

だれか、いい美容師さん、、、、紹介してください、、、。

♪ 美容師のお昼ゴハン

2007-09-01 12:37:35 | チョット聞いてョ!
  

  たまに聞かれるこんな質問。


「美容師さんは忙しそうですよね。」と、

「食べてる暇がなさそう。」とか、

「外で食べれないんですよね?」とか、

いろんな事を想像されているみたいですが、どの美容室でも、大抵外食はしません。

  基本的に接客業なので、中で食べるのが一般的でしょう。

外で食べる美容師さんがいるなら、

お昼の時間を空かす為に、入念な予約の流れを組むことになり、

その美容室のスタッフ全員回すのに一苦労です。


  因みに私のサロンでは、お昼ゴハンを抜くことは一切ありません。

  空腹は自然現象、必要不可欠。普通に満たさなければ、

  「イイ仕事」は出来ませんからネ!

♪ 美容師の技量は「カット」と「パーマ」である。

2007-08-26 13:56:48 | チョット聞いてョ!


    美容師の技術には、

  “ カット・パーマ・カラー・ストレートパーマ・縮毛矯正 etc... ”


などさまざまですが、一体その中で一番難しい「技術」とは何か?

それは、あなたが一番「緊張」するものです。


  “ 切ってしまえば二度と直せない「カット」と、

       乾いてみないとわからない「パーマ」です。 ”

業界でいう「塗りモノ」、つまり、カラー、ストレートパーマ、縮毛矯正などは

比較的「計算」しやすく、      

仮に「失敗」しそうになっても、すぐに気づけばやり直しがきく。


  しかし、「カット」は失敗したら「スタイルを変える」か、「伸びるまで待つ」しかない。

  そして、「パーマ」が失敗するのは、50%以上は「カット」に原因があるし、

  かけ直しをするにも手間と時間がかかる。

  ( パーマは「カット」の完成度が、パーマの完成度に「比例」する。 )

だからパーマとカットは、「やり直し」がきかない「技術」なのです。


そして、カラー、ストレートパーマ、縮毛矯正、いわゆる「塗りモノ」は、

「デザイン」と言うよりは、「作業」です。


  「カラー剤」は技術者が決めて、アシスタントがカラーを「塗る」。

  「塗る」スピードや、繊細な「タッチ」などのクォリティはあっても、

  その作業自体は、「デザイン」ではない。だって、1年目のアシスタントから、

  ベテランの技術者までほぼ「同じよう」に出来るのですから!

♪ 誰の「髪型」でも、つい見てしまう職業病

2007-06-25 00:24:49 | チョット聞いてョ!

  
  例えば、電車の中、すれ違う知らない人、久しぶりの友人、家族など、、。

  会う人 会う人、つい見てしまう「髪型」。

昔、友人に怒られました。「石川はいつも頭ばっかり見ているよね?、、、。」

まだボクが見習いの頃、髪型というモノが何なのか?全く想像も理解も出来ていま

せんでした。

だから想像力を鍛えようと、常日頃から、あらゆる人々の頭に目を向けて来ました。 

誰かの髪型を見ては、勝手に「ヘアチェック」してました!


もし、この人を「アカ抜け」させるには?

        「可愛く」するには?

        「綺麗」にするには?

        「大人っぽく」するには?

        「若く見せる」には、

        「モテるため」には?

        「この人の髪の悩み」は?

        「パーマ」かけるとすれば?

        「カラー」は何が似合うか?

など、一人の人に、幾通りのバリエーションを勝手に想像していました。

毛の薄い男性から、近付けない程の美人まで、、、。

今はそこまでではないけど、多少は見てしまいますけどね、、、。




以上です、、、。

♪ 美容室に行く時の服装

2007-06-24 00:13:58 | チョット聞いてョ!

  
  皆さんは美容室に行く時、どんな服装をしますか?

  誰でも1度は考えるモノですよネ?

  美容師側の意見としては、なるべくこんな感じで、、、。


◎「首周り」がスッキリしているモノ。

  特に「ミディアム」「ロング」の方は、首の長さがデザインを決める絶対ポイントになります。(ショートは除く。)

  ☆ シャツの襟・・・髪の流れが邪魔され、本来の形にならないのです。

  ☆ ハイネック・・・カット前に内側に折り込んでも、首の付け根が「太く」なり、

    髪型のボリューム感が計算しにくくなります!


あとはお好きな格好でどうぞ。

  要は、「首」「肩」「鎖骨周り」がスッキリしていれば、何も問題ありませんし、

  かなり「嬉しい」です!


特に「冬場」、よろしくお願いします!

♪ 友達に勧められる「シャンプー」「ヘアケア剤」「スタイリング剤」

2007-06-23 01:05:22 | チョット聞いてョ!


皆さんはお友達から、「シャンプー」「ヘアケア剤」「スタイリング剤」を勧められた事ありますか?

それが当たればイイけど、今まで「ハズレ」の方が多くないですか?

  では、なぜ「ハズレ」るのか?

  そのお友達と貴方の「髪質」が「同じ」ではないからです。


大抵は異なると思います。

お肌と同じで、髪の「水分量」「油分量」「クセ」

         「太さ」「ハリ」「コシ」は一人一人、異なります。
 

それなのに「同じモノ」を使っても良い効果は期待できません。


「基礎化粧品」を「お友達」や「インターネットの情報」などで勧められても買いませんよね?

「シャンプー」「ヘアケア剤」「スタイリング剤」選ぶ時は、美容師さんに相談する事をオススメします!

♪ MY 天職 IS 美容師 !

2007-06-20 13:20:52 | チョット聞いてョ!


ボクは14年間、「美容師」のみでやって来ました。そんな中思っているのが、

ここから5年先までは、まず、

    「更なる完成度の追求」です!

この仕事は、いつまで経っても「終わりのない」仕事です。

そう思ってる時点で自分の中で、「天職」だと思っています。

自分の中では、

「天職」とは、いつの間にかそれをに夢中」になっている事!

ボクの好きな言葉に、

    「得手に帆を揚げて生きよ」 という言葉があります。「HONDA」創始者の言葉。

得意な事、スキな事だけで「成り立つ」なら、こんなにイイ事はない。

特に「独立」してからは、

  「ああしなきゃいけない。」「こうしなきゃいけない。」から、

  「ああしたい!」「こうしたい!」に変わったのが、ハッキリとわかった瞬間が確かにありました。

組織に所属していた頃より、「自由度」が格段に違います。

  お店をオープンしてから、もうすぐ「1年」経ちますが、今思うのは、

 
  「独立して本当に良かった!!!!!!!」