東京シザーハンズ

通算「5万回」カットしてきた知識と経験 外苑前suburbia SHIMAからの独立 日記じゃない美容師ブログ
 

縮毛矯正がかかっている髪のパーマ

2008-12-08 22:20:03 | 縮毛矯正について


  何をしても、どんなに工夫をしたカットをしても、決してその「ストレート状態」

から変えることの出来ない、縮毛矯正を一度でもかけた髪の毛。

そう、一度でもかけたら、“とれる”ことなど殆ど皆無。


  だけど、お客さんは「とれない」ということを知らない。

  月日が経てば、「おちていくモノ」だと思っている方が多いのが現状だ。

  パーマやストレートパーマなどと、同じ意識を持っている。

コレって、何でだと思いますか??

  それは美容師さんが、お客様に事前に教えていないからです。

  でもこれは親切ではなく、美容師の義務、責任デス。当たり前のこと。

だから縮毛矯正をかけた髪の毛に、普通に、パーマをかけようとするお客さんがいらっしゃる。

例えば、美容師からそれを知らされた上で、それでもお客さんが「かけたい」と

いう判断しているならまだしも、お客さんにキチンとお知らせをしていないのは、良くない。

また、こういう事もそうだ。

例えば、「縮毛矯正ではありません。縮毛矯正とストパーの間です。」

    「縮毛矯正よりも弱めですよ。」

    「ナチュラルにかけれますよ。」

これら、全部ひっくるめて、何を言われようが、「ストレートアイロン」を使用した時点で、

「ナチュラル」ではありません。

   完全なる「縮毛矯正」そのものです。

   残念ながら、縮毛矯正がかかっているうちは、パーマはかけられません。

  かけたところで、「かからない」「傷む」「すぐとれる」「大きめにかからない」など、

   良いことは一つもありません。


だから先々のことも多少は想定して、プランは慎重に!


最新の画像もっと見る