意外と知られていない、「縮毛矯正」の実態と真実。
目には見えないところ、正直なワタシなりの見解などをお伝えできればと思います。
まず、縮毛矯正には絶対に欠かすことの出来ない「ストレートアイロン」。
では一体、「何度℃」くらいの温度で、髪の毛を挟み、ストレートにしているのか?
それは、およそ180℃~200℃でアイロンをかけます。
もしも、その温度のストレートアイロンを「お肌」にあてようものなら、普通に「火傷」レベルです。
お肌だけでなく、髪の毛もまた同じなんデス。
それを毎回毎回繰り返したら、髪の毛はすでに終わってしまうことでしょう。
勿論、痛くはないけど、完全に「ヤケド」してます。
「ヤケド」の上から、更にまた「ヤケド」です。
そして残念なことに、もう2度と生き返ったりはしません。
例えばそれを、「皮膚」に置き換えてみるとこうなります。
腕を伸ばしてみてください。肩から指先まで、もちろん“関節”という名の
“凸凹”がありますよね?
それを「高熱」の板で挟み込み、皮膚を骨ごと溶解加工し、冷まして真っ直ぐにする。
まるで、プラスチックかのように。
その上、その形を固定する為の「薬品」を塗る。
これが、嘘偽りのない例えです。
キューティクルは熱処理され、破壊され、その上ツルツルにするほど、圧力を加えられます。
もう、どれくらい「マズイ」状態か、お解りのことと思います。
だから、縮毛矯正をすると、その後に色んな事、特にパーマが出来ないんです。
もう、それ以上のあらゆる「加工」は効きません。
それ以上の取り返しのつかないダメージが出るだけで、“ただの無駄な出費”で
終わってしまいます。まぁ、困ったもので。
だけど、これが現実です。
なので、縮毛矯正がかかっているうちは、絶対にパーマ類はかけない方が懸命です。
パーマ液を塗布した時点で、ダメージは「MAX」を越え、この上ない後悔が
待っているだけです。
でも、カラーは比較的、大丈夫なんですけどね。
これらを知った上で縮毛矯正をする方が、後々の為にはイイのではないでしょうか?