犬の散歩

柴犬が家にやってきた。

姫が来てから

2008年08月09日 | Weblog
姫は約一ヶ月で我家に来ました。

私の思いは2ヶ月間は兄弟犬と遊び、母犬の愛情を授かって欲しかったのですけど
先方のが取りに来いと言うので行きました。

生まれて3か月から小動物や追いかければ逃げる山や丘のような所によく入れました。  まだ体が子犬なので耳の周りとかにダニが凄くついて可愛そうだったのを
覚えています。  ダニを取るのに山から帰ってからが大変でした。

一歳の頃になると、山で何かに吠えています。

非猟期の為に銃は持っていないので撃てないのですが、犬がやられてはいけない
と思い走って吠えている所までよく行ったものです。

夏山は葉が生き生きとしていて、ごそごそ逃げるのですが何か解りませんでした。

猟期中になると、走って行くと猪だったのが確認ができますが走って行くために
逃げている猪を犬が追っているのが見えるだけででした。

何かに追われて疾風と姫が来たと思ったら、反対に熊2頭を追いかけていた時も
ありました。

色々と山での経験を積んで、猪が地元の透けた山で獲れるようになると
グループ猟の人から嫌がらせとかが有り地元の山が面白くなくなりました。

透けた場所なので、犬の動きも見れて楽しかったのですけどね。

一人での猟は辛いものです。

これを機会に遠方ではありますが、自分の親が持っている山や、親戚が近くに
住んでいる場所ならば猟がやりやすいと考えて今の猟場に切り替えました。

そこではグループ猟がやりににくいので、流し猟をする私にはぴったりでした。

問題は獲物を10時から10時半の間に獲っていたのですが、獲物を下すのに
夕方までかかった点です。  これは自由に犬と楽しめる良い面のある単独猟
ですが、単独猟としては反対に辛い面でもあります。

山では転がっている小石を猪を引きずって、越すだけでも大変です。

一人では上に上げようとしても、下の方へ下の方へ獲物がずってしまい
谷へ落ちて小石が多い最悪の場所を下すパターンに入ってしまいます。

猟を始めた頃は単純に考えていましたが、猟を経験すればするほど
色々な山や竹、植物、猪の性格、猪の寝ている場所があり解らなくなりました。

狩猟界とかを読むと、猟の事をよく知り、素晴らしい犬ばかりで羨ましいですが
私は今いる犬達が何と言われようが、獲物を取るのが目的ではなく犬が怪我をしないで犬と楽しく信頼関係を持って猟がしたいです。

犬に色々教わりますが、いまだに猟の事が解りません!

犬を強制するのではなく、その犬の個性に合わせて楽しんで、犬と一体感がある
楽しい猟がしたいですね。

犬は よきパートナーですからね。

犬と反対の立場だったら、私は犬に怒られてばかりかもしれません。