きまぐれ大陸

2人の子どもの育児に奮闘中ママのきまぐれ日記。
日々の出来事をきまぐれに綴ります。

北京旅行記 ~4日目~

2009-12-03 01:32:42 | 北京旅行記
観光の最終日。昨日の足の疲れは、思いのほかない。
まだギリギリ20代ですから~

朝食は、外で食べることにしました。屋台も考えたのですが、一応姫がいる事なので、駅近くのお店にぷらり入ってみることに。

揚げパン・小龍包・豆乳・チジミみたいな物
流暢な英語の出来るスタッフが説明してくれるのですが、パンケーキって言われたりドーナツって言われたり・・・確かに似ているけど、想像し辛いですよねでも、コレがなかなか美味しくて姫も踊り出すほど朝から、胃にもお財布にも優しい朝食で、軽快にスタートさせます

まずは景山公園へ。
ここは、故宮の裏手に道路を1本挟んでそびえる山なのですが、北京市内が一望できます。帰国後、戦時中に故宮内で働いていたおじいちゃん情報によると、この山はスキー場だったらしいです

まず、園内は広大な公園。緑が豊で、朝と言う事もあり色々なグループが、太極拳をしたり、体操をしたり・・・と市民の憩いの場になっているようです。


そして、ここでも旦那様ピカ一の方向感覚で、頂上への最短ルートを見つけ登山
本当にこの広大な園内で看板や矢印が出ている訳ではなく、私からしたら「ここ道?」で感じの道を旦那様は「方向はこっち」とちゅうちょ無く山頂まで近道?と思われる道を進んでいきます

なので、こんな険しい道なのです

姫の好奇心は自分で歩きたい一心なのですが、歩幅は大人でもきつい所はあるし、よじ登るに近いので、歩ける所意外は強制だっこです
お陰で、ちょっときついけど最短ルートで頂上に着きました
さ~すがパパ

まだ朝が早かったからか、あまり人がおらずゆっくり景色を独占!故宮はもちろん北京市内も見渡せるので、すごくキレイ~でも、やっぱり大気汚染のせいか奥のほうは霞んでます・・・

姫も一生懸命、景色を見ています

下山は、なだらかな坂をゆっくり休憩しながら下ります。


社交ダンスの練習をしていたグループ。大音量の音楽が姫の魂に火をつけ、一緒にダンシング~

いつまでしてんの~~

次ぎにタクシーで向った先は什刹海(シーチャーハイ)エリア。
大きな湖はおじいちゃん情報によると、戦時中はスケート場だった様ですが、今ではカフェやレストラン、バーなんかも出来てオシャレなスポットになっているようです。この周辺には細い小道が沢山あり、四合院造りの古き良き町並みが残る胡同の風景も広がり、ローカルな生活を垣間見ることも出来ます。


オシャレなカフェやおみやげ物屋さんなんかもありましたが、朝早かったせいか殆んどOPENしていませんでした。


何だか良く分らない実や果物を干した物。

レトロで少しノスタルジックな街並みをお散歩していたら、姫のご機嫌がお菓子攻撃するもあまり効果が見られず、タクシー乗ったら寝てくれるかな?と甘い期待は打ち砕かれグズグズ、タクシーの中で号泣

次は旦那様の希望で訪れた雍和宮(ようわきゅう)と言う北京最大のチベット仏教寺院へ。

ぐずりの果てに姫は、腕の中でぐっすりねんねゆっくり見れましたわ(←旦那様)
チベット問題があった矢先の事なので、ピリピリした雰囲気とか感じるのかな?と思っていましたが、寺院の中は以外にも沢山の観光客(中国人を含む)がいました。

建物は漢、満州、チベットなどの各民族の建築様式が融合し一体となった独特の雰囲気を持っています。

敷地内には沢山のお堂、仏像が納められています。


↓こちらは仏像マニア(?)な旦那様いわく、とても珍しい仏像。

チベット仏教の仏像や仏画は極めて性的な意味を持つものが多いらしく、他の仏教宗派ではタブーとされる男女交合が仏像になっているという事は珍しいらしいです。

寺院周辺に沢山あったお線香屋さん。

線香って言うより花火みたいですね・・・本当に沢山建っていたので、信仰の厚さが伝わります。
さて、もぅこの頃には姫も目覚めて、先ほどのグズグズがどこへ行ったやら絶好調です

お昼も近かったので地下鉄で移動して王府井と言う北京一の繁華街へ行ってみる事に

この先が歩行者天国になっていて、デパートやショップが立ち並んでいます。しかしここも広いんです1ブロックが遠すぎて、クタクタ~更に人が多すぎで、マクドやケンタですら行列してます

私達はこの王府井の1本路地を入った「小ろん街」で小腹を満たす事に
しかしここもまた凄い人なんです50件以上が軒を連ねる屋台街で、中にはこんなゲテモノもありましたヨ

沢山の屋台が並んでいるので、一通り見て食べられそうな物をいくつか購入して立ち食い。人が多すぎるので腰を下ろす所もなく姫も危ないので抱っこ
味は結構いけてて「美味しい」とがっついていた記憶がありますが、落ち着いて食べれないしお腹も満たされないので、3品ほど立ち食いして、取り合えずクタクタなので座りたい私たち。
お腹もまだすいていたので、ホテル近くでテイクアウトして一旦ホテルに戻り休憩。

ホテルでゆっくりした後は、夕方位から再び天安門へ。
初日に来た時は、潜っただけですぐに故宮博物館へ行ったので、今回は登ってみる事に

地下鉄を降りた辺りで、旦那様の抱っこで寝る姫
今回の北京旅行は、バリの時と違って長丁場の旅でもなかったし、お昼寝の時間を設けてもテンションが上がって寝なかったので、ねんねは寝たい時に寝てもらいました

こちらは今回の旅の中で一番セキュリティーが厳しかったです。手荷物を少し離れた場所に預け、飛行機に乗る前の様なゲートを潜り、金属探知ををあてられて警備官のボディーチェックが入りました。

天安門の上から見える人民大会堂。私服警官の目がギラギラしてとっても分りやすかったです

天安門の中はとてもきらびやかでした
実は「NO PHOTO」と警告があったのを気付かずバシャバシャシャッターきっていたのでした人民の中枢、防犯に影響があってはいけないので添付はしません

北京最後のディナーは事前に掲示板などでオススメしてもらっていた俏江南と言う四川料理のお店へ。
落ち着いたオシャレ~な雰囲気に、半個室になってるので姫にも良い様だ。味もボリュームも言う事なし!
北京最後の夜にふさわしいディナーでした

それから残り少なくなったお金と相談しながら中国雑技団を見に行くことに!
海外旅行の金庫番はいつも彼です。私は数字に弱いので彼と一緒の時は為替も右から左へ・・・殆ど頭に入れていません「コレ日本円でいくら?」とか「安いの?高いの?」と聞いてお買い物します
いや~~楽です!楽です!一人旅の時はそれはそれで何とかなっていたのですが、方向感覚と数字に強い彼は正に私のパートナーです
海外旅行の両替額も彼におまかせ、基本的にはカード派なので最小限の両替で済ませたい私達は毎回ギリギリが常であります
雑技団と地下鉄、明日の空港までのタクシー代を除いて¥300って
心細いです・・・

雑技団は「地球の歩き方」で情報を入手した天地劇場へ。
実力があることで有名。演技はストリート性があり飽きない。客の多くが外国人で殆どの席が埋まるほど人気。(歩き方より)
らしく、お値段もお手頃だったので

大人しく見ていられるか心配だった姫も1部は釘付けで見ました
後半は眠たくなる時間にもなっていたし、明日のフライトに備えて無理をせず諦めました。
子連れ旅行で気をつけなければいけないポイントは、やっぱり子どもに無理をさせない事一緒に楽しめたとしても、まだ親の都合で振り回しているので、1番に考えるのは姫の体調の事!あれもこれもってなりがちだけど、潔く諦める事も子連れ旅行で気をつけなければいけない事だと思っています。

こうやって北京最終日の夜は深けていきました・・・


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