あるがままに高齢を生きる! シャンソン、菜園とともに・・

予測不可能な未来のドラマに期待を寄せつつ、明日を見つめてまだまだ濃い時間を紡げたらとブログを書き続けます。

夫がデイケアに出かけ日の朝の風景。

2018-02-14 05:28:39 | 日記
9時5分前、夫がお迎えの車に乗って出かけて行きました。


出かけるまでに最低10分はかかります。健常者の常識はほとんど関係なく、壊れた頭で自分のしたいことだけを繋げていくので、周りはかなりの忍耐が必要です。

ピンポーンとチャイムが鳴って、「お迎えですよ」「誰だ!」「今日は行く日でしょう?」。誰よりもそのつもりで待っていた筈なのに・・。


はずしていたズボンのベルトを閉め始めます。何故か座るときはベルトをはずすのです。そしてシャツの上からつけていた腰のコルセットをはずしにかかります。彼は椎間板ヘルニアでコルセットが必要なのです。その間に私は荷物と杖を並べ、履物の向きを変え、OKです。

やっと立ち上がると、座っていたソファーから玄関までは直線ですぐなのに、リビングの周りを遠回りしながらトイレの前を通って、廊下伝いにやっと玄関へ。

その間、運転手さんは玄関で扉は空いたままで待ち!です。


「杖をとってくれ!(腰が痛くてしゃがめないのです)タオルは入れたか?運転手さん荷物をお願い!」それなりに気はつかっているようです。


そして、この日を予測して玄関前をスロープにしてあるのに、そこはすべる気がする、とか言ってわざわざ横の段差を降りて駐車場を通って車へ!


寒いのに辛抱強く待っていただいた運転手さん、車の中で待ってくださってる入所者のみなさん、いつもほんとうにごめんなさい!! そして、有難うございます。