夫と来米中の母と初釜へ参りました。雨の予報もなんのその、夜が明けてみると晴れ間も見えて、正午を過ぎると汗ばむほどの陽気。本当に良いお日和でした。
私の着物は刺繍が施された訪問着。袖丈が一尺五寸仕立てでしたので、背丈のない私は「あら中振り?」と言われてしまうほどの長さ。ほんの少し袖が長いだけで気持ちも華やかになるから不思議です。帯は母の娘時代のもので、紐や熨斗が結ばれた文様のもの。着物とほぼ同色のラメ入り帯揚は小厄除けもかねて鱗柄、帯締は夫からいただいた退紅(あらそめ)という色のものにしました。
母のほうは、私の色無地と袋帯に日本から持参の帯揚と帯締。この色無地も私が着ている訪問着も、K祖母から他の袋帯とともに大学卒業祝としていただいたものです。何故両方とも緑系を選んだのか、自分でも良く覚えていないのですが、いつかどこかで緑は私の生まれ年、紫は生まれ月の色だと読んだことがあり、信憑性はともかく妙に納得したことがありました。
これらの着物たちを選んだ時は、母と一緒にLAでの初釜の席に座るなんてこと想像もつきませんでした。不思議なものですね。
私の着物は刺繍が施された訪問着。袖丈が一尺五寸仕立てでしたので、背丈のない私は「あら中振り?」と言われてしまうほどの長さ。ほんの少し袖が長いだけで気持ちも華やかになるから不思議です。帯は母の娘時代のもので、紐や熨斗が結ばれた文様のもの。着物とほぼ同色のラメ入り帯揚は小厄除けもかねて鱗柄、帯締は夫からいただいた退紅(あらそめ)という色のものにしました。
母のほうは、私の色無地と袋帯に日本から持参の帯揚と帯締。この色無地も私が着ている訪問着も、K祖母から他の袋帯とともに大学卒業祝としていただいたものです。何故両方とも緑系を選んだのか、自分でも良く覚えていないのですが、いつかどこかで緑は私の生まれ年、紫は生まれ月の色だと読んだことがあり、信憑性はともかく妙に納得したことがありました。
これらの着物たちを選んだ時は、母と一緒にLAでの初釜の席に座るなんてこと想像もつきませんでした。不思議なものですね。
ご尊祖母さまは、お色を合わせてお二方に贈られたのでしょうか。爽やかで、外国の空気にもなじみそうなターコイズに目を奪われました。
それにしても、毎度ながらここは海外?と思うほどの日本情緒たっぷりのロケーション。お母さまと海外で初釜なんて・・・素晴らしいですね。
私も一尺5寸の着物を持っていますが、自分の本来の性格以上におしとやかな気分になれます。
お母様とのツーショット、とても素敵ないいお写真ですね絵美さんのおっしゃっておられる通り、お母様と海外で初釜なんて、本当に素晴らしいです。
鮮やかな美しいお色の訪問着・・とてもお似合いですね♪♪おばあさまからのお祝い、ずっと心に残る大切な大切なものですね。記念のお着物って、また格別のしみじみとしたものがあるなあと感じます。
これらの着物を選ぶ時は祖母、母、私の三代が一緒に見て、最後は私が決めたように記憶しています。母が先日私がこの日に着た訪問着に袖を通した時は、「まだまだ着れますよ。えらい地味なものを若い時に選らばはったんですな」と言われたとかで、実際はターコイズよりもおとなしい印象のはずです。京都の人は実は華やか好きかも?とも思う今日この頃です。着物を着る時はお稽古のときが多いので、どうしても和風の背景になりますね。一尺五寸を三寸に直そうかとも思いつつ、このちょっとしたお姫さま気分は楽しいです
*いしのすけさま
アメリカで母と初釜に参加できるなんて、本当に良い思い出になりました。このツーショットも記念です。お祝いの着物と帯は祖母からの思いとともに大切にしたいです。着物についてまわる物語がまた袖を通すのも楽しく、感慨深くさせるものですね。
考えただけでなんだか楽しいというか、信じられないような気分でしょうね?
このお写真を拝見して、そう言えば私は七五三以外に母と一緒に着物を着たことがないことに気づきました。私は子供のときから割と頻繁に着物を着ていたのですが、それはいつもお琴の演奏会なので、着せてもらうだけでした。私が最近着物に目覚めてからは、里帰りしたときに母と温泉旅行に行くときに着ていこうよと誘っても、面倒くさいから嫌だといつも母に言われてしまいました。母は今でも時々は着物で出掛けているようなのですが、果たして私と一緒に着る機会があるかどうか・・・
母とはもうtoo lateであっても、娘とはなるべく機会を作ろうと思っていて、明日は娘のロンドン着物お出掛けデビューなんです。ドキドキ・・・