青空世界

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聖  夜

2006年12月22日 | Weblog
こともあろうに、西洋文化の基本とも言える聖書の日本語が美しいというのは

なんとも今、考えさせられる事実です。

私たちが60年かけて失ってきた美しい日本語


巷に溢れる耳障りな汚い言霊の、うるさい音霊の言葉。


こちらが謙虚にきちんと敬語を使って話していると、

だんだん何様かというような、偉そうで傲慢な態度を取り出す、無教養まるだしのエリート気取り。

しまいに、馬鹿なので親分気取り・・・・・あきれた馬鹿です。
 
馬鹿が、自分を誇大妄想的に凄いと思い込んでいる不快さ・・・・・滑稽さ・・・・・


芥川龍之介

「僕は馬鹿な女の人が嫌いです。

 特に、自分が利口だと思い込んでいる馬鹿な女の人が嫌いです。」

といったことを、1ページ程にまとめていましたが、

女の人だけではなくて、性別年代を問わず、今そういう人がごまんといて、

外に出るとしょっちゅう出くわすので、とても疲れてしまいます。


クリスマスには、まったりと、のんびりと、

安らいだ気持ちでゆっくり過ごせたらステキです。


たまに引きこもりたいと真面目に思う時があります。

引きこもっている人たち、非常に優しくデリケートな心を持った人たちは、

今の世の中に適応できている人間のほうがおかしいのだから、

自分の世界を大切にしてください。

そして、もっと良い世界を作るにはどうしたらいいのか、模索してください。


いつかきっと、今引きこもっている人たちの中から

大きな、大切な、新しい流れが起きる時が来る。 きっと来る。



宴会帰りの酒くさい息を蒸気機関車みたいに何度も何度もはきちらすオヤジの隣で

静かな聖夜に憧れている人もいるのです・・・・・・