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晴れときどきブログ。

趣味(料理、本、マンガ、ゲーム、絵描き etc.)全開で日常をつづります。

ひらかた大菊人形(2/3)

2005年11月17日 | お出かけ
菊人形アルバム、行ってみましょー。
(サムネイルをクリックすると、640*480の画像が表示されます。)

    
入り口はたくさんの菊が並んでいます。
大輪のもの、小さなかわいらしいものなどさまざまな品種があるみたいです。

【第一場面 奥州平泉】
  
馬上の少年は、16歳の頃の義経のようです。
右は、義経を保護した奥州藤原氏の三代目当主・秀衡。

【第二場面 平家の隆盛】

平家がもっとも栄えた頃の場面。
右端が平清盛です。

【第三場面 五条大橋】

義経と武蔵坊弁慶の出会い。義経、身が軽すぎ。
実際の五条大橋にあるかわいい銅像が個人的に好きです。

【第四場面 黄瀬川の対面】

頼朝しか写ってませんが、向かって右側に弁慶と佐藤継信、左側に義経が控えています。
兄弟、感動の対面のシーンです。

【第五場面 静との再会】

鞍馬寺での修行時代の恩人・静との再会シーン。
のちのち生涯の伴侶となる二人です。

【第六場面 夢の都「福原」】

義経が牛若丸と名乗っていた幼少期。
清盛が夢の都「福原」について熱く語るシーン、だそうです。
ちょうどこの場面に差し掛かったとき、菊師の方が人形の着物の着せ替え作業をしていました。
手際が鮮やか!
菊を傷つけないように、手早く結わえていく菊師の手元を見ているだけで、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

【第七場面 壇ノ浦の戦い】

後ろの方に那須与一がいます。
安徳天皇入水の直前。
隆盛を誇った平家の滅亡です。

【第八場面 弁慶、立往生】

頼朝の不信を買い、追われる身となった義経。
彼をかばって立ちつくしたまま最期を遂げる弁慶の、壮絶な場面が見事に再現されていました。
弁慶人形に矢が思いっきり刺さっているので、見てて痛々しい(汗)。

【第九場面 静の舞】

鶴岡八幡宮の神前での、静による悲しみの舞。
義経の行方について決して口を割ることはありませんでした。

全九場面の展示の後は、ひらかた大菊人形96年の歴史をつづったパネルが展示されていました。
勝手ながら、やはり今年限りで終わるのは惜しいと強く感じました・・・。

ひらかた大菊人形(1/3)

2005年11月16日 | お出かけ
五条大橋

「ひらかた大菊人形」が今年で見納め――このニュースを知ったのが、今年の8月ぐらいでした。

「ひらかた大菊人形」は「菊人形」の展示会としては最も古い歴史をもっています。
このイベントは96年間(全94回)続いているのですが、
・菊師(菊人形を作る職人)の後継者がほとんどいない
・現役菊師の高齢化と引退
・動員客数の低迷
・・・といった状況があり、継続が困難と判断されて今年で終了が決定したそうです。
(ブログで記事を取り上げている方が結構いらっしゃいますね。)

「今年で最後だから、見ておかなきゃ」と思い立ち、菊人形を見に行ってきました。
平日でしたがものすごい人で(正直、「ひらパー」にあんなにお客がいたのを見たのは初めて)、ピーク時には「1時間待ち」という札が出ていました。
土・日・祝には長くて3時間の列ができるそうです。
養護施設の団体客として来ている方もたくさん見かけました。
全体的に中高年層が多いので、待ち時間が長いと疲れるし、大変ですよね・・・。
私なんかは「最後の記念に」と思って見に行ってたので、純粋に菊人形が楽しみで見に来ていた方に申し訳ないです。(- -;

私が列に並んだ頃は、だいぶ混雑が解消されてました。
(2時過ぎくらいかな?)
混雑がひどくなる原因になるので「写真撮影はお控えください」と入口で係員のおねーさんがアナウンスされてましたが、すみません、撮ってしまいました。
写真は後日公開。