晴れときどきブログ。

趣味(料理、本、マンガ、ゲーム、絵描き etc.)全開で日常をつづります。

薬師寺涼子の怪奇事件簿(4巻)

2005年11月30日 | マンガ
小説じゃなくて垣野内版の漫画の方です。
新暗行御史(12巻)』と同時に購入。
4巻は「巴里・妖都編」の前編です。

田中芳樹版の小説は一応全巻持ってるのですが、『黒蜘蛛島(ブラックスパイダー・アイランド)』の頃から、買ったまま本棚にしまって読んでないです(^^;
でも、田中芳樹作品で唯一自分で買って読んでるシリーズです。
この作品、どちらかと言うと不条理な展開が多いので、読む人を選ぶ小説なんじゃないかなーと思いますが、私はそういう点も含めてのバカバカしいノリがかなり好きですので、楽しんで読んでます。

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<不条理な展開の例>
・ミノタウロスとかメドゥーサとかがばんばん出てきたり出てこなかったり。
・事件の陰には、必ず化け物がいたりいなかったり。
※注:舞台は、21世紀の東京です。
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漫画版は、小説版の挿絵をしている垣野内成美さんが執筆しています。
垣野内さんが描く主人公・薬師寺涼子は、すごい妖艶。
田中氏の人物描写にかなり近いと思います。

ストーリーは、小説版を忠実に追っていて、アドリブとかもほとんどないっぽいです。
小説版の書き方は、主人公・小泉準一郎のモノローグが地の文になっていて、漫画版もそれに倣って主人公のモノローグをたくさん入れています・・・が、漫画でモノローグが大量に入っているのは、個人的に、読んでいてちょっと違和感を感じます。
小説版では、軽妙なセリフのやり取りとか痛烈な皮肉が面白い要素になっていると私は考えてますが、漫画版だと、表現は同じなのにテンポが悪くて何だか違うストーリーみたい。
そこまで小説版に準拠した構成にせずに、他のセリフ回しに変えて普通にしゃべっている表現にするとか、やり方はいろいろあると思うんですが。
イラストがきれいで、キャラクターのイメージに合ったデザインなだけに、惜しいです。
(それでも漫画版を買ってしまうのは、イラストが気に入ってるからかも・・・。)
漫画版が、小説版の忠実再現ではなく、漫画そのものよさを生かした路線を見出すのを期待しています。

ストーリーは小説版そのままなので、それについての記述は省略。

あ、あと1つだけ。「レオタード戦士ルン」のキャラクター全員を見開きで登場させてたのには、ちょっと笑いました。

ケーキてんこもり。

2005年11月29日 | 食べたもの

友人K氏がケーキを買ってきてくれました。
計6個。・・・あれ? 食べる人は2人ですが??
<内訳>わたし:4個、K氏:2個。
うん、何か間違ってます。
しかも、晩ご飯がまたケーキだけ。ダメ食生活全開です。

かぼちゃのスープセット

2005年11月28日 | 食べたもの

会社の先輩、Tさんと一緒に食べに行きました。
阪急三番街のキッチンガーデンというお店です。
(参考:ホットペッパーのクーポンページ
私がオーダーしたのは、かぼちゃのスープのセット。
(正式名称を忘れました・・・。)
スープとサラダが美味。野菜が新鮮でした。

ただ、カロリー控えめなので満腹感も控えめです。
家に帰ってからおやつ食べてしまった・・・(´・ω・`)

大阪くらしの今昔館(4/4)

2005年11月28日 | お出かけ
またまた間が開きましたが、アルバムの続き。
ついに、最終回にこぎつけました。
「大阪くらしの今昔館」第1弾第2弾第3弾はこちら。

今日のアルバムは「昔の道具たち」編です。
(サムネイルクリックで640*480の画像を表示します。)


家具編。
(左)ついたて。
(中)たんす(水屋?)。
(右)かさ立て。

(左)水屋1。
(中)水屋2。
(右)道具箱(小物入れ?)

台所にあるものたち。

続・台所にあるものたち。

続々・台所にあるものたち。
(・・・とも限らないかも。いろいろ混じってる感じ。)

かまどとか。いろいろ。

もう類別ができません・・・。
とりあえず目についたもの。

これでおしまい。です。

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やっと写真を全部処理できました。
自己満足に過ぎませんが、ものすごい満足感(笑)。
以前は写真に興味なかったのですが(撮られるのがイヤで)、デジカメ持って静物を撮ることを覚えると、簡単に撮ったり削除したりができるのでいいヒマつぶしになります。
目標は、絵の資料として使える写真を撮ることなのですが・・・まだ、コツが分からないです。難しい。

鋼の錬金術師(12巻)

2005年11月27日 | マンガ
ハガレン最新刊、購入。買ったのは特装版です。

・・・実は、まだ1巻しか購入・読破してません(´・ω・`)
今回の特装版に四コマ漫画の冊子がつくと知って、在庫がなくなる前に確保しておこうと思って買っちゃいました。
でも、買って大正解!
このオマケ四コマ本、めちゃくちゃ面白いです。爆笑。
アニメ版全52話+劇場版「シャンバラを征く者」を観ている者としては、DVDに収録された四コマが載っている時点でかなり嬉しいです。
あと、アシスタントさんたちと描いているリレー四コマがクオリティ高すぎ。
ネタ相談しないで1人1コマずつ描いてるっていうのが信じられないぐらい。
(リレー漫画と言えば、大学生時代、サークルでリレー漫画やったのですが、サークル会員全員が描かない内に、漫画が描かれているノート自体がどっか行ってしまったという苦い思い出が。あぁいうのって、ストーリーを面白くしないといけないというプレッシャーがあって、なかなか描けないですよ・・・。)
四コマが上手い漫画家は、えてしてストーリー漫画も上手いという持論があるのですが、あながち間違ってないなぁと思う今日この頃。

本編はまったく読んでないので、感想ナシです(汗)。
さて、余裕を見て2~11巻買わないと・・・先が長い(´・ω・`)

【晩ご飯】アジの南蛮漬け

2005年11月27日 | 食べたもの
アジの南蛮漬け

レシピはこちらを参考にさせていただきました。
小と言うよりも中ぐらいの大きさのアジを丸ごと使ったので、さすがに骨まで丸ごと食べる・・・とはいきませんでした。
手抜きせずに三枚おろしにすればよかったのか・・・。
(揚げる時邪魔なので頭は取りました。)
でも、つけダレは美味しかったです。

半分は明日の晩ご飯に。
1パック100円のアジを買ってるので、非常ーにリーズナブル。
あと、野菜がたくさん食べられるのがGOODです。

【イラスト】文秀&桂月香

2005年11月27日 | いらすと
文秀&桂月香

「新暗行御史」の主人公とヒロイン。
初めておえかきツールを使いました。
前にも何回かお絵かき掲示板で投稿したことがありますが、水彩ツールが好きなくせに使い方が下手・・・。
練習あるのみか(´・ω・`)

途中経過のスクリーンショット撮ってるので、ついでに貼っておきます。
(クリックで原寸大を表示。)




また時間がある時にでも再挑戦してみたいと思います。
今度はオリジナルを描きたいな。

大阪くらしの今昔館(3/4)

2005年11月25日 | お出かけ
前回から時間が経ってしまいましたが、アルバムの続き。
「大阪くらしの今昔館」第1弾第2弾はこちら。

今日のアルバムは「町並み(民家)」編です。
(サムネイルクリックで640*480の画像を表示します。)


商店街から路地へ一歩踏み入れると、民家が軒を連ねます。
(左)さおにすずめがとまっていました。かわいい。
(中)左の写真を撮った位置から顔だけ回して撮りました。
(右)布(?)を戸板にはりつけて干してありました。

(左)路地の奥、カゴに入ったニワトリが・・・おーい、元気?
(中)犬もいますよ。親子でしょうか。
(右)町人の守り神?小さな神社(というか祠?)がありました。

では、お家に入ってみましょう。
お邪魔しまーす。

家の中を入口から見た図。

(多分)上の写真のお隣の家の中。
このお家は、調度品がほとんどなくてシンプルでした。

比較的立派なおうち。
商店街側からも出入りできる位置にあります。

庭の方に回ってみました。
今でもこんな風な雰囲気のよいお宅、ありそうです。

別のおうち。
立派な床の間があります。

↑の家の庭には立派な蔵が。
(大きすぎて全体像が撮れませんでした・・・)

ん?これは・・・?

・・・厠でございました。

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第2弾、終了です。
個人的には商店街の方より、民家が立ち並ぶ町の方が雰囲気とか好きだなーと思いました。
次回、第3弾(最終回)は「昔の道具たち」編の予定です。

新暗行御史(12巻)

2005年11月24日 | マンガ
購入しました
(↑「ブクログ」の私の本棚にリンクしてあります。)

「新暗行御史」は、韓国の歴史やおとぎ話を元にしたアジアン・ファンタジー漫画です。
初めてこの本を手に取ったのが去年の12月頃。
1巻をジャケ買いして、ハマってしまいました。
当時出ていた10巻まで一気にまとめ買いし、読みふけるほどに。

私が気に入ったポイントは、
・ストーリーが日本人になじみのない韓国の物語をベースにしているので、読んでいてすごく新鮮。
・ただの昔話の焼き直しだけではなく、独自の人物像解釈を織り交ぜたり、最後に大どんでん返しがあったり・・・と、ストーリー展開がすばらしい。
・イラストの美麗さが秀逸。スクリーントーンほとんどいらないんじゃない?と思うほど描き込んである。
・・・などなどです。

(※ここからネタバレ含みます。)
さて、11巻から主人公の文秀(ムンス)が曼荼羅華(まんだらげ、いわゆる「マンドラゴラ」)の鍼を自ら受け、昏睡している状態で見ている過去の夢の話をつづっているわけですが、12巻もまるまる回想話になっています。
・・・何か、この先もまだまだ回想が続く感じです。
ゆくゆくは、阿志泰(アジテ)が聚慎(ジュシン)を滅ぼしたいきさつが明らかにされると思うんですが、早く知りたいですよー。1巻からある伏線だから、気になってるんですよー。

今回は(も?)、サブキャラクターがストーリーに結構絡んでます。
特に、文秀が現在わずらっている病気や心の闇の原因になっている、桂月香(ケウォルヒャン)のエピソードが多く挿入されています。
不治の病に侵されているのに、それをうかがわせない闊達で明るい性格の桂月香。彼女は明らかに文秀に好意を向けているのに、文秀が中途半端な態度をとるため、「自分は文秀の何なのか?」と悩む場面とかが切ないです(´・ω・`)

文秀の親友であり聚慎の王であるヘモスも登場。
前に回想シーンでちょこっとだけ出たきりだったので、人となりとか不明だったのですが、彼も12巻ではかなり出てきます。
王としての政務はきちんとこなしていますが、親友の前では冗談飛ばしたり情けない顔を見せたりするおちゃめな部分もあったりで、私的にはかなり好感触な人物です。
聚慎を滅ぼしたとされている阿志泰と、ヘモスが今後どのように国の行く末に関わっていくのか。12巻ラストの逆転劇からどのようにストーリーが続くのか、とても気になります。

イラストの上手さ・丁寧さについては、最初の巻のレベルの高さがそのまま引き継がれていて、満足してます。
最初にも書きましたが、特に異形の怪物とか、背景の緻密さを見ると、よくこれだけ描き込めるなぁ、と感心してしまいます。
賛否両論あるとは思いますが、私は作画担当の梁慶一(ヤン・ギョンイル)さんの絵柄が非常に好きです。

ただ、ちょっと不満なのが、文秀の顔が変わっちゃったこと。
1巻なんて、悪役と見紛うほどの悪人面(ストーリー進行上、これは必要不可欠な要素だったというのもありますが)だったのですが、巻を重ねるにしたがって、何だか美形になってきてます。
主人公っぽくないあの顔が好きだったんですが・・・。残念。
でも、今の文秀の顔も嫌いじゃないです。
(基本的に美形は好きなので・・・。)

いろいろ思うところはありましたが、やはり今後の展開への期待は変わりません。
何だかんだ言って、次の13巻が楽しみです。