こんにちは。今日も一日スッキリしないお天気でした。
最近若い方に急増していると言われる顎関節症。
当院でもここ10年ほどで大変多い症例となっています。
顎関節症とは、あごが痛む(顎関節痛・咀嚼筋痛)」「口が開かない(開口障害)」「あごを動かすと音がする(顎関節雑音)」の3つです。そのため、硬い食べ物が噛めない、大きな食べ物が食べにくい、また、あごの音が煩わしいなどの症状が現れることがあります。一般社団法人顎関節学会ホームページより引用
原因については様々あり、まだ特定はできていないようですが、毎日お一人は顎関節症の患者さまが治療にお見えになる程です。
顎の痛みに留まらず、頭痛まで発展していたり首や肩の凝りに繋がっていたりと、症状の程度や場所も様々です。
当院では、自然治癒力を高める治療を行っていますので、顎関節の位置が正しい位置に戻るように狙った治療を行ったり、今出ている痛みを和らげる治療を行っています。顎関節症の症状の改善とともに身体全体のバランスも整ってきますので、元気になってくるのです。
患者さまがよく仰るのは「不思議なことに顎関節症がよくなった来たら、他の症状も無くなってきました!」ですが、全身治療の鍼灸治療では珍しいことではなく、むしろそうでなくてはならないと思って治療にあたっています。
気になる治療効果ですが、大きな変形のある方でない限りは、痛みのコントロールは良好です。
但し、顎関節症になってしまった原因の生活習慣や噛み締め、歯ぎしりなどがある場合は、その改善のための養生が必要です。
実は、こちらの顎関節症は歯科医の先生のご紹介から治療をはじめたことがきっかけでした。あれからずいぶん経ちますが、これほど多くの方が悩まれることになろうとはその当時思いませんでした。
お悩みの方、お気軽にお尋ねくださいね。
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