学ぶ、学ぶ、学ぶ。大人も学ぶ。 －①

子どものころ川遊びをしていて２度ほど溺れて死にかかった。
１度は誰も見ていないところで溺れ、どうにか自力で岸に上がった。そこに父親が何も知らずにやって、へぇへぇいっている私に向かって「どうした？くたびれたか？」。

２度目は兄と川遊びをして流された。兄があわてて飛び込んで私の背後にまわり、流される私に向かって「泳げてるからまっすぐ行け!」と大声で叫んだ。
我に返った私を見て、次に背中に手をあてて浅瀬に向けてくれた。

今ではすっかり髪の毛がなくなった（関係ない）兄の子どもっぽくない判断のおかげで無事に命をつなぎ、小学生時代に学校の水泳大会で１等賞になれたのは水を怖くならずにすんだこの日のおかげでもある。

共に「チーム」としているわけだから、ベンチの選手もコーチもギャラリーの応援団も心はひとつであるべきで、共にゲームに臨まなければならない。
ゲームの結果が求めるものになることは「チーム」の共通した思いなのだ。この思いは大切にされるべきもののひとつでもある。
（つづく…）


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“And if you play basketball you're my friend”
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