熱心、元気、真面目 …。
ミニバスに関わるほとんどのレフェリーはそんな言い方で紹介ができそうに思う。誰もがきちんとした服装で試合に臨み、決して試合を振り返ることを忘れない。
ピュアな子どもたちの心に影響されてか、コート上での動的表現に魅力を感じてか、ともかく一人ひとりがさまざまな動機を持ちながら汗をかき、走る。
いずれにせよ、子どもたちにかける「がんばれ!」という言葉を自分に向かって発する姿はカッコいい。
そんな頑張り屋の大人たちは講習会があれば可能な限り出かけてせっせと腕を磨く。いい大人が時には「けちょんけちょん」にけなされ、時にはいい具合に褒められながら指導を受ける。
指導する側も子どもより感謝の言葉を上手に伝えられる大人からリスペクトされる方が気分が良いらしく、次第に「上下関係」やら「師弟関係」が築かれる。
そんな審判員の育成の形を少々ひねくれながら考えると…。
バスケットボールを盛んにしようと考える組織は審判講習について熱心だ。「良いレフェリーが良い選手を育てる」とばかりに審判育成に力を注ぐ。
そこに口を挟むつもりはないのだが、遠巻きに見ていて若干の違和感を抱く。バスケットボールの規則は誰のためにあるんだろう? 一番熟知しているべきは誰なんだろう? ということだ。
ここらで「プレイヤーのためのルール講習」てな企画が現れないものか。「指導者講習の際に伝達される内容は指導者からプレイヤーに確実に伝えること。」なんて言わずに、ルールの重要性を直接プレイヤーに訴えたらどうだろう。
今はやたら「おまわりさんの逮捕術の向上」みたいなことに力が入っている感じで変だ。審判の笛なんか少ない方がいいに決まっている。みんな、罰則に支えられて1試合が管理されることをおかしいと感じることはないだろうか。
どうでしょう、ファウルが少ないゲームを目指すってのは…。も一度原点に戻って、吹けないんじゃなくて、吹く必要がないゲームをみんなで作ろうってのは…。
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“And if you play basketball you're my friend”
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