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<マンガ大賞>「3月のライオン」が大賞

2011年03月19日 02時39分09秒 | アニメ・キャラ・マンガ・本

「マンガの直木賞」を目指してマンガに精通する書店員らがその年一番のマンガを選ぶ「マンガ大賞2011」(同賞実行委員会主催)が17日発表され、羽海野チカさんの「3月のライオン」が大賞を獲得した。東日本大震災を考慮し、同日行われる予定だった授賞式は中止された。

同賞は、「マンガ好き」を公言するニッポン放送の吉田尚記アナウンサーと業界のカリスマ書店員らを中心に、日本全国の書店員から協力を得て08年に創設された。4回目の今年は、10年1月1日~12月31日にコミックスが出版され、通巻8巻以内のマンガが対象(過去の大賞作は除く)。1次審査では、書店員やタレントなどマンガに精通した選考委員が選出したマンガを集計し、上位10作品をノミネート(今年は同数のため13作品を選出)。2次審査では93人の委員がノミネート作品を実際に読み、1位を3ポイント、2位を2ポイント、3位を1ポイントで計算。「3月のライオン」が1位票を着実に集めて75ポイントを獲得した。2位は森薫さんの「乙嫁語り」で55ポイント、3位は花沢健吾さんの「アイアムアヒーロー」で51ポイントだった。

 「3月のライオン」は、人気マンガ「ハチミツとクローバー」の羽海野チカさんのマンガで、「ヤングアニマル」(白泉社)で連載中。将棋のプロ棋士の17歳の少年と、ふとしたきっかけで知り合った川本家の3姉妹の触れあいを描く。先崎学八段が監修を担当、棋士の世界も綿密に取材して描いている。

 選考では、同作品がマンガ好きの間では知られている作品であるが、元々評価が高かった1~3巻から、最新の4~5巻ではさらに盛り上がっていることを評価。「(コミックスの)5巻まできて、ようやくこの物語の語りたいことの輪郭が見え始めた」(啓文堂書店三鷹店・山川美香さん)、「じわじわテンションが上がっています」(コミティア実行委員会・中村公彦さん)、「キャラクター全員が主役。読んでいて世界にどっぷり浸れます」(ブックファースト新宿店・渋谷孝さん)などの絶賛の声が上がっている。

 過去の大賞は、08年が石塚真一さんの「岳」(小学館)、09は末次由紀さんの「ちはやふる」(講談社)、10年はヤマザキマリさんの「テルマエ・ロマエ」(エンターブレイン)だった。(毎日新聞デジタル)

 マンガ大賞2011の最終結果(カッコは獲得ポイント)

3月のライオン(75)▽乙嫁語り(55)▽アイアムアヒーロー(51)▽花のズボラ飯(50)▽失恋ショコラティエ(47)▽さよならもいわずに(42)▽進撃の巨人(41)▽刻刻(38)▽ましろのおと(36)▽ドリフターズ(35)▽ドントクライ、ガール(35)▽主に泣いてます(27)▽SARU(21)


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