日向市 黒木ゆうこピアノ教室

~音楽っていいな〜レッスンのこと、音楽のこと、子育てのこと、

お葬式でのピアノ演奏を通して

2015-02-18 | ピアノ
昨日お仕事として始めて、
お葬式でのピアノの生演奏をさせていただきました。
セレモニープレイヤーというのだそうです。

亡くなった方のために演奏を贈る

一曲は献奏曲として
川の流れのようにのリクエスト、
その他は自由に選んでいいということで、
BGMはどんな曲がいいのか、
いろいろ調べたり楽譜を探したり、
練習をしたりして準備をしました。
当日は緊張しながらも必死にナレーションに耳をすまし、
会場の雰囲気を感じてタイミングを探りながらの演奏でしたのでかなり集中しました。
12月に震災のチャリティーイベントでの伴奏をさせていただいた時にも、
演奏に気持ちを込めるということを考えました。
そこから今回へつながるものも感じましたが、
お葬式ということで、
また違ったいろいろなことを考える機会となりました。

そんな時、
ちょうど図書館で目についた本、

ラスト♪ソング~人生の最期に聴く音楽~

まだ読んでいる途中ですが、
アメリカのホスピスで音楽療法士をされていた佐藤由美子さんの経験を書かれた本で、
聴覚は最期まで残るということ、
患者さんが幸せな最期を迎えるために音楽で寄り添うこと、
またそばにいるご家族のケアにも効果があるということ、
実体験に基づくお話で読んでいて涙が止まりませんでした。
お葬式で演奏をすることの意義にも通じるものがあるなと思いながら読んでいます。

音楽は人間が言葉で言えないことを表現する

普段は、レッスンでこどもたちに音楽をどう楽しくわかりやすく教えようかということを常に考えています。
お葬式て弾く音楽というとそれとは全く違う音楽のようなかんじではじめ少し戸惑いましたが、
でもどちらも同じ音楽です。
ただ楽しくということだけではなく、
誰かのためにとか、
心を込めて演奏する音楽を、
こどもたちにどのように教えていけるでしょうか。
音楽の本当の深さを教えていけるよう、
私ももっともっといろんな経験を積んでいけたらと思いました。
どんな時も音楽が身近にあるって幸せなことだと感じます。
今回お仕事としては初めてと書きましたが、祖母と祖父が亡くなった時お葬式でオルガンを弾かせてもらったことがあります。
ふと思い出しました。
どこかで見守ってくれているでしょうか。。。


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