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ハッピーが来てHappyになったおうちのブログ

先代ハッピーとハッピーが導いたサンとの日々のあれこれをちょこっと。
我が家の幸せはハッピーからサンにバトンタッチ!

地震

2011-03-26 | サン
あの日、仕事中に大きな揺れにあいました。
パート先は無尽蔵にモノが積まれた場所で、もしも地震が起きたら大変なことになるだろう…
前々からそう思ってました。

やはり積み上げられた商品は崩れ、危険を感じてみんなで外に逃げました。
一度落ち着いても度重なる余震…
その度に外に逃げますが、それでも時間まで仕事は続行です。
震源地が東北、宮城らしい…それくらいの情報しか分からず青森の実家がどうなのかも分かりません。

パパとは直後にお互いの無事がメールで確認できましたが、その後は連絡とれず青森が大丈夫なのかも分かりません。


サンはひとり留守番でしたが、とくにいつもと変わった様子はなく出迎えてくれました。
震度5弱でしたが、家の中を見回っても特に壊れたりした物もなく、2階の写真たてなどが倒れていたくらい。
一番心配だったハッピーのいる本棚もなんともありませんでした。

その後は怖かったであろうサンを元気づけるためにも、すぐに散歩。

帰宅後、地震の情報を得ようとテレビをつけると想像を絶する映像が流れてきて愕然としました。
それからは不安で不安で、パパとも誰とも連絡とれない状態。
都内まで通勤しているパパは電車が止まってしまい帰宅の方法がありません。
徒歩で帰れるほどなんとかなる距離でもありません。
テレビで勤務先にとどまるように…というのを聞いて、おそらく会社にいるだろうと考えていました。

夜も遅くなって、やっとパパとも実家の母とも電話で話せてホッとはしましたが、
サンをひとりリビングに置いて別々に寝るのは不安。

なのでテーブルのイスを並べて、その上で仮眠しました。
サンを守らなければならない私ですが、もしもここにひとりきりだったら…そう思うとサンがいてくれるコトで勇気づけられる気がします。


寝たのか寝てないのか分からないうちに夜が明けて、やっと電車も動き出しました。
パパは昼近くになって、やっと帰宅。青森の家族の無事も確認できました。

とりあえずホッとはしましたが、
被害にあった方のことを思うと胸が締めつけられる気がします。

その後も計画停電の影響で電車も動かずパパは数日の自宅待機のあとは始発に乗って帰宅は遅い時間に。
翌週には会社近くにホテルに泊まることとなり、サンとふたりだけの不安な日々でした。

私の仕事も退職日が決まっていたものの前倒しでそのまま退職。
節電をしなければと思うとパソコンに触れることさえよくない気がしてなかなか更新できませんでした。


あの日から2週間が過ぎ、やっとやっと少しずつ社会も気持ちも落ち着いてきました。

自分にできる事はあまりないかもしれないけれど、出来ることで被災されているみな様を応援できればと思っています。