毎日がどうでしょう

「水曜どうでしょう」&ミスター・鈴井貴之さんが大好き♪
そんな私の日常とCUEさんを綴るゆるゆる日記でございます☆

試験に出る石川県・富山県 第1夜②

2008-01-09 | 水曜どうでしょう
前記事「試験に出る石川県・富山県第1夜①」の続きでございます。






金曜日午前11時36分、北陸自動車道(金沢市付近)。
再び車内の一同。
鈴井先生、さっそく安田さんと校長にノートを渡します
校長先生には模範のノートを書いてもらう、ということですが…
普通校長はノート取りませんて(笑)
すべては受験生諸君のため、あなたのちんけな四国に行きたくない
とかそういう気持ちでこの企画に臨むな
という藤村さんに、

洋「そうだわかってる、四国に連れてってやろか

と噛みつく校長先生
これから河北潟という場所に向かう、と鈴井先生。
それを聞いた校長、安田さんに後でまとめるからまずメモを取れ
と命がけで指導します

まずは地理の勉強、ということで日本海に面した河北潟に
向かった一行
強風が吹き荒れるここでまず勉強するのは、海岸の地形
その中でも、砂浜海岸と呼ばれる地形についてでございます


<試験に出るポイント:砂浜海岸>

砂浜海岸が成り立つ要因としては、川が運んできた砂や小石
(いわゆる"土砂")
海流が沿岸部に運んで行く、それによって
砂浜海岸が出来る、ということになります。

その砂浜海岸は、沿岸流や風によって様々な地形ができます。

くちばし状になったものは砂嘴(さし)と呼ばれます。
  砂嘴の代表例は…北海道でいえば野付崎

☆砂嘴が更に成長してまっすぐ伸びたものが、砂州(さす)
  砂州の代表例は…天橋立(京都府)

☆砂州が成長して対岸の島と繋がった場合、この島は陸繋島
 (りくけいとう)
と呼ばれます。
  実は北海道の函館山も地形の成り立ちとしては陸繋島になります。

☆砂州が成長して海の一部を湖のようにせき止めてしまった
  もの、これは潟湖(せきこ)と呼ばれます。
  この潟湖の代表例が、現在一行が立っている河北潟なのです。

この潟湖・砂州・砂嘴・陸繋島は地理の試験に必ず出るので
覚えましょう!と藤村さん
続いて、鈴井先生からこの4つの語句の覚え方。

鈴井「これあの、ちゃんと体で覚えてもらうから」

その名も、砂浜海岸体操!

まずは、①両手を腰にあてて潟湖
     ②手をまっすぐ伸ばして砂州
     ③手首を曲げて砂嘴(ちょうどいい絵文字がなかった…
      バンザイして手首を下に曲げた感じかな?形としては)
     ④みんなで繋がって陸繋島

これで受験生諸君も砂浜海岸をバッチリ覚えられますよ~


実はもう1つ見てもらいたい地形がある、と藤村さん。
先ほどの砂浜海岸の成りたちを念頭において次の場所に向かうことに。
面白いものをお見せ致しますとのこと、楽しみです

続いて向かう場所は、20kmほど北上した石川県羽咋市。
砂浜海岸は先ほどいた河北潟からずっと続いているのですが、
果たして20kmほど先の砂浜海岸はどうなっているのか?
実はここの砂浜海岸は、小松空港の近くにある手取川という
川が運んできた土砂が沿岸を流れている対馬海流に乗って
運ばれて出来たもの。
手取川からおよそ60kmほど離れた羽咋市付近の砂浜海岸は
一体どうなるのか?
日本では多分ここぐらいでしか見られない風景
なのだそうですが…

鈴井「これはあれですよね、大きい小さい、軽い重い…」

と鈴井先生からヒントが
これを聞いた大泉校長、少しわかったようです
大きい物というのはそんなに遠くまで運べない。
だから細かい物が上(北)に行くに従って堆積しだす、と。
となると最終的にどうなるのか…はわからない模様(笑)
とりあえず滅多にない体験は出来るようで、鈴井先生も
え、そんなとこあるんですか?と驚いたそうです


いよいよ目的地に着いたどうでしょう班。
海沿いに向かって曲がり、なんとそのまま海岸に出ました
海岸に車のまま入り、走りだす藤村さん。
なんと、ここは立派な道路なのだとか!
実は羽咋市にある千里浜なぎさドライブウェイ
ここは実は世界的にも珍しい、車両通行が許された
立派な道路
でちゃんと車両用の標識もあります。
これもすべて、ある理由で固くしまった砂浜になったから
なのですが…本当に波打ち際まで固いのか?
どうでしょう班の車で実験してみることに

波打ち際まで車を寄せる洋ちゃん。
見事!走れてます
調子に乗ってもうちょっと海よりに寄せると…まるで
水陸両用車のごとく海水丸かぶりでもそれでも全然
平気なのです

60kmも離れた手取川から流れてきた土砂のうち、細かい砂だけ
がこの海岸にたどり着き堆積したため、固くしまった砂が
出来あがったのです。
さらにここの海岸の地形に注目すると、実は少し湾曲していて
北に滝崎という小さな岬があり、土砂がこの岬にぶつかってから
海岸にたどり着く為、更に細かく均一な砂だけが選別された形に
なったのです。

そのため、ここの砂はどれだけ力強く踏みつけても決して
形が崩れません。
だから車も走れるのです


とここで、安田さんに小テスト

問:第二次世界大戦後、日本では砂浜海岸の著しい浸食が問題
  になっている。
  著しい浸食が生じた理由について述べた文として最も適切な
  ものを、下の①~④のうちから一つ選べ。

  ①河川における砂防ダムなどの建設によって、河川から海へ
   流出する土砂が減少したため。

  ②地球の温暖化に伴う海面上昇によって、海岸線付近に
   おける波の浸食力が強くなったため。

  ③沿岸域における防波堤などの建設によって、沿岸流による
   砂の移動がスムーズになったため。

  ④砂浜や堤防などを広く囲むように防風林や防砂林を作った
   ことによって、風に運ばれる砂が減少した。

これは今までの勉強を思い出せば1発でわかる、と校長。
安田さんもすぐにわかったようです。

正解は、
実はこの問題、この年(平成12年)の大学センター試験・地理B
で出題された問題。
センター試験後にこのロケをしているのでまあ言い訳に
なりますが、実はD陣と鈴井さんはセンター試験の前に砂浜海岸
にヤマをはってロケ日程を組んでいたのです。
ということは、実質どうゼミは
平成12年度大学センター試験的中
ってことで(笑)
これをセンター試験前にやっていたら堂々と的中!と言えた
んだけどね~

洋「あんなおまえ、数字も取れないゴールデンスペシャル
  やってる場合じゃないぞぉ」

と校長もD陣の戦略ミスにお怒り
視聴率20%!と意気込んでゴールデンで放送した「サイコロ6」
が実際には12%だったんですねぇ…


これでバッチリ、砂浜海岸の地形を覚えた安田さん。
ちなみに、陸繋島。
陸繋島は「島」のことで、それを繋いでいる砂州の部分は
トンボロというのですが…


これが後々、重要なキーワードとなるとは…


それをまだ知らない校長と安田さんの戦いは、これからが
本番でございます



今週はここまで
今シリーズの後枠は、校長&けんちゃんたっくん
たっくん(鈴井さん)の見事な穴落ちが毎週拝めます
次週(といってももう今夜だ)もこうご期待でございます


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
嬉しい!! (マッスルシスター)
2008-01-13 01:37:45
復活おめでとうございます!
いや!ありがとうございます!!

今週、バトンを受け取っていただいたので、すぐこちらに伺ったのですが、そこで嬉しいどうでしょうのレポ復活を目にして、これは!平日の時間の無い中読み飛ばす訳にはいかないと!今日まで楽しみに取っておきました!

いやー、今回のレポは、普通に受験生に役に立つレポになるのではないでしょうか?
その分、通常のレポより大変そうなのですが、どうか、無理のない範囲でこれからもお願いします!
楽しみにしてまーっす☆
返信する
マッスルシスターさんへ (handbell@携帯)
2008-01-14 01:21:18
こんばんは☆



ありがとうございます♪

まだ若干手探り状態ではありますが、久しぶりに書いてみました。

またどうぞご贔屓に♪



今シリーズは普通に勉強にもなるレポになりそうです(笑)

その分書く量が増えますが(苦笑)、頑張りますo(^-^)o
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