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アールテック日記

外壁の雨漏り補修

今日は、昨年施工させていただいた現場の補修です。

サッシ回りからの雨漏りで、全体的に外壁を張ってしまえば、しっかりと止められます、とのお約束でやらせていただいた現場でした。

ところが、昨年秋の台風の時、そして、先週の土曜日の雨の時に、また同じところからの雨漏りが発生しました。外壁は、全て張り替えているので、表面からは入ることはありません。

といっても、結果には必ず原因があります。お施主様とのお約束ですから、今回の補修はうちの責任で、ご負担なくやらせていただく事になりました。

まずは、しっかりと原因を追及するべく、出窓回りの部屋の中の壁を壊す事にしました。



内壁を剥がして、出窓の屋根に水をかけます。

しばらくして、ほどなく壁から漏水してきました。





どうやら、原因は出窓のサッシの組み合わせのジョイント部のシーリングの劣化しているところと判明しました。

古いサッシは、作りが悪かった時がありました。シーリングの劣化したところから入った水は、アルミのフレームの中を通り、建物の中に水を引き込んでしまっていました。

しかし、サッシの構造が、雨漏りの原因だとは、、、予想もつかない出来事でした。












水が入っている部分のシーリングをやり直していきます。
かなりの、経年劣化と構造の問題を全てクリアしていきたいと思います。
何年やっていても、初めての事が起こります。その度に、授業料を払う事になりますが、これもまた経験の一つとして前向きに考えていきたいと思います。

屋根の雨漏りの原因は、まず突き止める事は出来ますが、壁からの雨漏りは、たまに苦戦することがあります。
だいぶ前に、モルタルの下地に使うラス網の針金が少し中に向いていただけで、かなりの雨漏りがあったのは、原因を見つけるまで、苦労したことがあります。

とりあえず今日は、原因を突き止められましたので、ぐっすり眠れそうです。

明日も、続きを責任を持って進めていこうと思います。





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